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zoom RSS テーマ「日本歌曲」のブログ記事

みんなの「日本歌曲」ブログ

タイトル 日 時
草川信 「抒情楽譜 月に飛ぶもの」 (1926) 詞:北原白秋&川路柳虹
国立国会図書館のデジタルライブラリー、私が使い始めた10年程前は明治の唱歌くらいしかこのサイトで使えるものはありませんでしたが、時がたち大正〜昭和のはじめに活躍した人たちの楽譜も少しずつですが参照できるようになってきました。草川信の楽譜はまだこれくらいしか公開されていないようですが、このひとつが実に興味深いものでしたので歌詞のみではありますがご紹介させて頂くこととします。ライブラリーにアクセス頂ければ楽譜も見ることができますのでご興味を持たれた方はぜひどうぞ。 ...続きを見る

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2017/04/22 23:58
清瀬保二 「野辺の小唄」 詞:生田春月
清瀬保二の春の歌は生田春月の艶めかしくも仄暗い演歌のような詩につけたものを。残念ながら私はまだこの曲、耳にしたことがありません。ぜひに聴いて見たいと思わせる情念の濃い詩です。 ...続きを見る

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2017/04/10 00:07
中山晋平「さくら音頭」(1934) 詞:佐伯孝夫
中山晋平からはお得意の新民謡でさくらの花にちなむ歌を。歌詞がご紹介できないのが残念ですが、YoutubeでSP再生の動画が山のように見られますのでそちらでご覧ください。 ...続きを見る

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2017/04/09 19:47
草川信 「かちかち山の春」 詞:北原白秋
草川信の春にちなむ知られざる佳曲を取り上げます。有名なおとぎ話を題材にのどかな春の情景を描き出す見事な白秋の筆致に草川もしっかり答えて愛らしい歌を書きました。ユーモラスな中にも一抹の寂しさがあって魅力的です。 この歌詞にも今日4/8の「花まつり」が織り込まれていますね。 ...続きを見る

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2017/04/08 23:33
湯山昭 「さくら伝説」 詞:なかにし礼
4分以上を要する湯山昭渾身のバラードです。パッと散る桜に絡めて心中を描くあまり縁起でもない内容と言えなくもありませんが、歌舞伎のシーンを見ているような幻想的な佳曲です。 著作権のため歌詞のご紹介ができないのが残念ですが取り上げることにしました。 ...続きを見る

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2017/04/08 23:19
弘田龍太郎 「花まつり」 詞:相馬御風
今日4月8日は「花まつり」 お釈迦様の誕生日ですね。キリスト教の祝日であるクリスマスの仏教版ですが、あまり歌になっているものは聴かれることはないかも知れません。この弘田のものはなかなか美しい曲で印象的。 御風の愛らしい歌詞共々とても晴れやかにこの日をお祝いします。 ...続きを見る

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2017/04/08 23:10
小松耕輔 「櫻」 詞:葛原しげる
葛原&小松のコンビは大正〜昭和の初めには大量の童謡を発表しているのですが、そのほとんどすべてが今や忘れ去られてしまいました。 この曲などは少々言葉は古くなりましたが、なかなか素敵な情景描写で決して悪くない曲のようにも思えます。 小松の著作権の切れた今 彼の作品が再び目を向けられるようになっても良いのではと思わなくもありませんが保護期間の50年はあまりに永すぎたというところでしょうか。今やこの作曲家を知る人もたいへん少なくなってしまいました。 ...続きを見る

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2017/04/02 11:57
草川信 「春の唄」 詞:野口雨情
4月に入り 桜の開花も各地で始まってきたようです。これからいくつか日本の桜にちなむ歌でまだ取り上げていないものの詞をご紹介します。まずはこの作品。草川の曲の中でも屈指の傑作ではないでしょうか。 ...続きを見る

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2017/04/01 23:42
古賀政男 「怒涛の男」(1955) 詞:野村俊夫
これは昭和30年の作品 映画の主題歌です。 映画の主人公は戦後のプロレス界の大スター・力道山 そしてこの歌を歌うのはなんと若き美空ひばり(映画にも登場しているようです) ...続きを見る

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2017/03/20 23:26
柴田南雄 「夜に詠める歌」 (1963) 詞:立原道造
柴田南雄の生誕100年だった昨年取り上げそびれた曲です。彼には若き日に同じ立原の抒情的な詩につけた爽やかな歌曲集「優しき歌」がありますが、これは1963年、とんがった前衛の柴田音楽 ウェーベルンも顔負けの世界を日本語でやるのが実に新鮮で面白いです。 ...続きを見る

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2017/03/05 21:38
古賀政男 「シベリア・エレジー」(昭和23年) 詞:野村俊夫
何だか野村俊夫の詞による歌を取り上げ出すとこのサイトにしては不思議なラインナップが更新情報に並びますが、昭和史を辿る中では興味深い歌をたくさん書いていたのだなあと改めて私にとっては面白い探訪でした。 この歌は昭和23年のリリース、言うまでもないと思いますが敗戦後シベリアに抑留されていた人々に寄り添って書かれた歌です。 ...続きを見る

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2017/02/26 23:48
船村徹 「東京だョおっ母さん」 (1957) 詞:野村俊夫
先日亡くなった船村徹の代表作のひとつです。 サイトの移転から混乱を避けるためしばらくは新しい作曲家は取り上げない方針だったのですが、たまたま現在野村俊夫の詞による日本の歌を取り上げていたこともあり、ここはひとつ追悼の意味も込めて取り上げることとしました。 これを取り上げて改めて知ったのは、歌詞の中に靖国神社が取り上げられていて、そして終戦から10年以上経つにも関わらずこの歌にも戦争の傷跡が残されていたということです。 その意味では「日本の近代史をたどる」にも価値のあるエントリーとなりました... ...続きを見る

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2017/02/18 23:59
中山晋平「建国音頭」(1940) 詞:若杉雄三郎
こんな日にこれを取り上げるとお叱りを受けるかも知れませんが、先日の野村俊夫の記事で取り上げました「軍国音頭の世界」のCDであまりに強烈な曲だったものですから思わず取り上げてしまいました。 まあ戦後も東京オリンピックや大阪の万国博覧会までは便乗した「音頭」チックな音楽が作られ、それなりに流行しておりましたからそれほどおかしなことでもないのかも知れません。ただ札幌の冬季オリンピックや筑波のEXPOの頃になると思い当たる曲がありませんからもはやこのスタイルの音楽も絶滅したのかも知れません。 202... ...続きを見る

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2017/02/11 19:01
野村俊夫 戦争にまつわる作品から
作詞家野村俊夫の全盛期はちょうど戦争の時代にかかっており、力の籠った代表作はやはりこの時期に集まっています。そんな中から特に重要と思った3曲を取り上げてみました。 ...続きを見る

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2017/02/06 00:26
古関裕而 「 ヒュッテの一夜」 詞:佐藤惣之助
野村俊夫の作品をいろいろ探訪する中、野村の詩ではありませんが古関裕而の若き日のとてもユニークな作品を見つけました。このコンビで昭和10年の「リゾ・ラバ」か「ロマンスの神様」に相当する冬のスキーリゾートの一夜の恋を描き出すのですから面白くないわけがありません。なかなかに強烈な歌となりました。歌は松原操(コロムビア・ローズ) ...続きを見る

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2017/02/04 23:56
明本京静 「たのしい夢」 詞:野村俊夫
昭和21年の作品。うきうきするワルツに乗せて幸せな歌が歌われます。興味深いのはこの作詞作曲のコンビ、戦時中に激烈な戦時歌謡としては一二を争う「ああ紅の血は燃ゆる」を書いた二人なのです。 この「たのしい夢」はほとんど今は知られていませんが、二人が残したかったのはきっとこういう歌なのだろうなと思うと何とも切なくなりました。 ...続きを見る

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2017/02/03 23:42
古関裕而 「メコンの舟歌」 詞:野村俊夫
古関&野村のコンビが戦後の昭和31年作った不思議なエキゾチシズム満載の歌です。 もっとも当時はヒットしたようで歌った伊藤久男はこの曲でその年の紅白歌合戦に出ています。 ...続きを見る

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2017/02/02 23:53
古関裕而 「福島行進曲」 詞:野村俊夫
福島出身の作曲家 古関のデビュー曲です。詞も当地出身の野村俊夫。古関とのコンビでいくつもの傑作歌謡を生み出してきました。昨年末でこの詩人の著作権が切れましたので取り上げることとしました。ついでにと言っては何ですがこれからこの野村の書いた詞もぼちぼちとご紹介して行こうと思います。 ...続きを見る

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2017/01/28 23:57
下總皖一 「スキー」 詞:不詳
かつて文部省唱歌だった関係で作者がよく分かっていない作品はたくさんあります。 この歌、作曲は下総でほぼ確定のようですが、作詞者も分かっていて林柳波という説もあるようです。 だとすると著作権がまだ生きていることになってしまい、歌詞のご紹介はできなくなってしまうので困ったことになります。著作権制度のヘンテコなところがここにも出て来て面倒なことこの上ありません... ...続きを見る

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2017/01/22 23:49
林光 「初春」 詞:与謝野晶子
毎年恒例の日本の「うた」での新年の幕開け 今年はこれをご紹介いたします。 与謝野晶子の饒舌な詩に引けを取らない林光の才気。とても印象深い作品に仕上がりました。 同じコンビの作品をあと2曲 一緒にご紹介致します。この中では「初夏」が一番良く歌われているかも。 ...続きを見る

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2017/01/01 11:02
草川信 「聖夜連祷」 詞:川路柳虹
日本のクリスマスの歌はこちら。特にキリスト教会のために書かれたというものではないですが、大正時代にこれほど本格的なクリスマスキャロルが書かれていたというのはひとつの驚きです。 ...続きを見る

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2016/12/25 18:38
藤井清水 「秋の夜」 詞:野口雨情
今の季節にぴったりの童謡です。コオロギの鳴く声のピアノがなかなか小粋 ...続きを見る

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2016/11/05 23:33
吉田隆子 「お百度詣」  (1953) 詞:大塚楠緒子
サイト移転から日本の歌は戦争に絡むものばかり取り上げておりましたので、やはり反戦のメッセージの熱い歌もひとつくらい取り上げて置きたいということでこちらを。 日露戦争に出征する夫を気遣う妻の想いを切々と歌にしております。 これくらい愛して貰えるこの旦那が羨ましいようなそうでもないような... ...続きを見る

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2016/10/23 00:18
橋本國彦 「英霊讃歌」 (1943) 詞:乗杉嘉壽
2006年頃にこのサイトの戦争の歌特集をご覧いただいた方からお問い合わせ頂いた曲です。 若き日に歌った山本五十六追悼のカンタータとのこと。その時は全く手掛かりなくお役に立てなかったのですが、先日たまたま2015年にCD復刻されているものを見つけ、ほぼ10年後にしてお問い合わせにお答えすることができました。ほとんどの方もご存じないかと思いますのでこのサイトでもご紹介することといたします。 それだけの価値はある作品と思いましたので。 ...続きを見る

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2016/10/02 21:42
小倉朗 「木下夕爾の詩による八つの歌」
今年生誕100年を迎える日本の作曲家 まずはこの人の代表的歌曲を。 木下夕爾の「児童詩集」からの愛らしい詩ですが、実に聴きごたえのある歌曲集になっています。 ...続きを見る

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2016/03/06 00:11
金井喜久子 「絶筆」 詞:矢野克子
著作権の関係で歌詞をそのままご紹介できないのが残念ですが、沖縄出身の詩人と作曲家による、1945年の沖縄戦のレクイエムで1951年に書かれました。 戦後70年を過ぎて、この詩で描写されているような思いを抱えて当時生きた人のことの記憶が風化してきているように感じられる今日この頃、この歌ももっと広く歌い継がれればと思い取り上げてみました。 ...続きを見る

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2016/01/24 00:09
中田喜直 「髪」 詞:原條あき子
先日亡くなった日本を代表するソプラノ歌手の一人 中沢桂さんのFONTECに入れた日本歌曲の録音から改めて素晴らしい歌を堪能しました。どれも素晴らしいのですが個人的には一番良かったと思う中田作品から2曲。 録音当時60歳を超えておられたと思うのですがとにかく美声をフルに生かして見事な歌唱です。 「髪」の方は詩の著作権も切れておりませんので歯がゆいですが駄文だけでご容赦ください。 ...続きを見る

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2016/01/16 00:05
信時潔 唱歌を2曲 詞:井上赳
あけましておめでとうございます。 今年は色々と取り上げたいものが多いので、相変わらず人は来ないですができるだけ賑やかなサイトにして参りたいと思います。 ...続きを見る

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2016/01/01 09:41
信時潔 「小曲五章」 詞:与謝野晶子
前回与謝野寛の和歌につけた信時の歌曲を取り上げましたので、引き続き奥様の晶子の和歌と詩につけたこの歌曲集を。前半3曲が和歌から 後半2曲が詩と面白い構成の歌曲集です。 ...続きを見る

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2015/12/17 23:23
信時潔 「短歌連曲」 詞:与謝野寛
そのタイトルの通り、短歌を4つ繋いでひとつの歌にしています。 詞はご存じ与謝野晶子の旦那さんですね。青空文庫に晶子による彼の短歌の解説があり、そこでこの歌にも言及がありました。 ...続きを見る

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2015/12/14 00:09
信時潔 「野火」 詞:不詳
信時の音楽の意外な一面を見せる歌です。シュールな歌詞にデーモニッシュな音楽。こんな信時潔初めて!という方もけっこうおられることでしょう。私も初めて聴いたとき唖然としました。 ...続きを見る

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2015/12/11 23:28
信時潔 「沙羅の木」 詞:森鴎外
信時の有名な歌曲集「沙羅」とは無関係です。 鴎外の自宅にあった沙羅の花のことを詠んだ詩がこの自宅跡が鴎外記念館になるときに詩碑となったのですが (また鴎外33回忌も兼ねて)その昭和29年にこの曲も書かれていますのでその詩碑建立ともなにがしかの関係はありそうです。 戦後はあまり作曲していない信時としては最後の方に近い歌曲となります。 ...続きを見る

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2015/12/07 00:04
信時潔 「日本のあさあけ」 詞:斎藤茂吉(昭和27年)
信時も戦前・戦中だけでなく、戦後も重要な曲の作曲を任されているのですね。 これは1946年に批准されたサンフランシスコ講和条約がその翌年1947年の4月28日に発効するのを祝おうという歌です。茂吉の詩はかなり古めかしい感は否めませんが、魅力的な音楽です。 ...続きを見る

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2015/12/06 00:40
信時潔 「われらの日本」 詞:土岐善麿(昭和22年)
「海道東征」をしつこく取り上げてしまったので、バランスを取る上からもこの曲はぜひ取り上げて置きたいと思います。 色々課題はありながらも、日本国憲法が戦後日本の屋台骨を支えてきたのは間違いのない事実でしょう。 それが公布された年に同時に発表された憲法公布にちなむ国民歌です。 ...続きを見る

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2015/11/30 00:31
信時潔 「天業恢弘」〜「海道東征」より 詞:北原白秋
最終の第8章は橿原宮での即位のシーンです。堂々と盛り上がって曲を閉じますが、ドイツ音楽っぽさ全開でこういう祝詞のような言葉を歌うのは少々違和感ありです。 ...続きを見る

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2015/11/29 20:01
信時潔 「白肩の津上陸」〜「海道東征」より 詞:北原白秋
海道東征 第7章はいよいよ畿内への上陸です。白肩の津は今の大阪付近。 堂々たるドイツのカンタータのようなインパクト。もっともこの上陸作戦は頑強な抵抗にあって失敗に終わります。そんな状況もこの楽章の最後には描写されています。 ...続きを見る

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2015/11/28 22:32
信時潔 「海道回顧」〜「海道東征」より 詞:北原白秋
第6章は瀬戸内海を筑紫の国から縦断していくダイジェスト。最後は西日本を平定した栄光を賛美するのでしょうか。 堂々たる合唱で終わります。 ...続きを見る

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2015/11/27 00:21
信時潔 「速吸と菟狭」〜「海道東征」より 詞:北原白秋
第5章は船が速吸瀬戸(はやすいのせと 今の豊予海峡)を抜け、菟狭(今の大分県宇佐)に上陸して歓待を受けたというエピソードを歌にしています。ほのぼのした内容のお話なので音楽も日本情緒を前面に、とても聴きやすい楽章です。 ...続きを見る

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2015/11/26 00:09
信時潔 「御船謡」〜「海道東征」より 詞:北原白秋
第4章は東征の船の上の情景です。初めはしっとりとしたバリトンソロですがやがてゴキゲンな舟歌が盛り上がって行きます。 ちょっと映画音楽っぽいところはありますが。 ...続きを見る

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2015/11/25 00:24
信時潔 「御船出」〜「海道東征」より 詞:北原白秋
カンタータ「海道東征」 第3章はいよいよ大和へ向かっての出港です。 なかなかに気宇壮大な音楽になっています。 ...続きを見る

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2015/11/24 00:12
信時潔 「大和思慕」〜「海道東征」より 詞:北原白秋
1940年のカンタータ「海道東征」。第2章は有名なヤマトタケルの和歌とされている「大和は国のまほろば」のフレーズを織り込んで、これから攻め行くこととなる大和の国の美しさを歌います。 女声だけの柔らかな響きが実に美しい章です。 ...続きを見る

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2015/11/23 00:11
信時潔 「高千穂」〜「海道東征」より 詞:北原白秋
11月28日に初演者である東京芸大としては75年ぶりにこの大曲を再演するのだそうです。 戦前の価値観が色濃く出ている作品ですし、その大規模さからおいそれとは演奏できなかったこの曲に再び光が当たって来ているのでしょうか。 ここの歌詞に垣間見えている過度な国家主義的な色合いを強調しすぎると、またあの全体主義的な時代の再現に手を貸すようなことにもなりかねませんので、ちょっと私としては取り上げるかどうか大いに迷ったのですが、信時潔の作品を語る上では無視する訳にも参りませんので、表現の仕方に注意しなが... ...続きを見る

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2015/11/22 00:42
信時潔 「わすれなぐさ」 詞:上田敏
山田耕筰の歌曲のご紹介、まだまだあるのですがちょっと小休止で、もう一人の今年没後50年の日本の大物歌曲作曲家、信時作品のご紹介を再開致します。 これはとても渋い、学校唱歌のような歌ですがどこか懐かしく、味わい深いです。 ...続きを見る

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2015/11/17 23:54
山田耕筰 箱根八里は (馬子唄)
耕筰の民謡編曲作品からです。これも歌うのが至難なのか滅多に取り上げられることはないですが、耕筰の歌曲の傑作のひとつだと思います。 ...続きを見る

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2015/11/07 22:42
山田耕筰 子守謡 (中国地方民謡)
「中国地方の子守唄」と呼ばれることもありますが、耕筰の楽譜(春秋社)ではタイトルのような表記でしたのでそれに従います。耕筰の古謡・民謡編曲作品の中でも断トツの知名度と人気を誇っているのではないでしょうか。 ...続きを見る

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2015/11/06 23:23
山田耕筰 「さくら さくら」 詞:日本古謡
これから何曲か耕筰編曲の伝統歌謡を取り上げます。まずは有名なこの曲の編曲から。 ソプラノの三浦環のために書かれたものなのだそうで、高声で歌われるとたいへんに映える曲です。 ...続きを見る

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2015/11/04 22:53
山田耕筰 童謡百曲集より 第5巻その2 詞:野口雨情
これにて童謡百曲集100曲の歌詞のご紹介完結です(西条八十の10曲は著作権のため取り上げること叶いませんでしたが)。 第5巻の雨情作品は8曲。歌詞は面白いのですが童謡としては残念ながらあまり印象に残るものはありませんでした。 ...続きを見る

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2015/11/03 21:19
山田耕筰 童謡百曲集より 第3巻その2 詞:野口雨情
第3巻にも10曲、雨情の詩による童謡があります。 この10曲が雨情−耕筰の童謡作品の中では癖があって面白いものが一番多いです。 ...続きを見る

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2015/11/02 00:09
山田耕筰 童謡百曲集より 第1巻その2 詞:野口雨情
童謡百曲集、北原白秋の32曲に次いで多いのは野口雨情の28曲。1・3・5巻とすべて白秋の歌と抱き合わせです。 まずは第1巻の10曲を。 ...続きを見る

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2015/10/31 23:58
山田耕筰 雨情民謡集 詞:野口雨情
雨情の詩につけた耕筰の作品、童謡がたくさんあったので誤解していたのですが、いわゆる「歌曲」に分類できるのはこの雨情民謡集の5曲の歌のみのようです。 しかしながら彼の作曲スタイルが確立し、いくつもの傑作が書かれたあとの1927年の作曲ですから、これらの曲もたいへんに立派な歌曲となっています。日本情緒が見事に表出されているとはいえ、「民謡か?」と言われるとちょっと違うような歌たちですが、実に聴きごたえがあるものばかりです。 ...続きを見る

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2015/10/30 23:55
山田耕筰 歌曲集「露西亜人形の歌」 詞:北原白秋
山田耕筰の歌曲の中でも異色なことではカーネギーホールで初演された英語の歌と双璧かもしれません。 ロシア語を交えてロシア民謡風の音楽にしている上にバス歌手のレパートリーとしているところなど、これがあの山田耕筰の作品?!と意外さが先にたちます。が、そういう際物的要素を差し置いてもこの歌曲集なかなか聴きごたえがあります。今まで聴いた耕筰作品の中でも面白く聴けたことでは屈指の作品でした。 ...続きを見る

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2015/10/26 23:19
山田耕筰 童謡百曲集拾遺 詞:北原白秋
童謡百曲集と同時期に書かれた童謡2曲、春秋社の楽譜では童謡百曲集の拾遺として分類されていました。 この2曲のうち「からたちの花 第二」(有名なうたとは歌詞は同じですがメロディは別です)は百曲集に入れられようとした形跡はあるようですけれども、もう一曲の方はよく分かりません。 ...続きを見る

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2015/10/25 19:53
山田耕筰 童謡百曲集より 第5巻その1 詞:北原白秋
北原白秋の詩による作品が童謡百曲集でも最も多い32曲になりますので、第1・第3に続いて第5巻にも登場です。 また端数調整のため、これまで10曲ずつひとまとまりになっていたのがここだけ12曲になります。 この中では「砂山」のみが今でもよく歌われますがあとはほとんど取り上げられないでしょうか。 その中では最後の「阿蘭陀船」が歌詞がとても面白いです。 ...続きを見る

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2015/10/24 23:20
山田耕筰 童謡百曲集より 第3巻その1 詞:北原白秋
童謡百曲集 第3巻に再び白秋登場です。この10曲は個性派そろいでどれも面白く聴けます。 耕筰の作品の中でもとびきり有名となった曲も2曲含まれていますね。 ...続きを見る

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2015/10/23 23:43
山田耕筰 童謡百曲集より 第1巻その1 詞:北原白秋
耕筰が長距離通勤の合間に書き溜めた童謡を一気に百曲集めた童謡百曲集。 その冒頭を飾ったのはやはりこの人、北原白秋でした。 第1曲「酸模の咲く頃」以外は今やほとんど取り上げられていないでしょうか。良い曲もあるのですが、ちょっとパンチ力に欠けるものが多い印象があります。 ...続きを見る

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2015/10/20 22:12
山田耕筰 アンデルセン没後50年にちなむ歌2曲 詞:北原白秋
デンマークの詩人で童話作家、アンデルセン没後50年の行事が東京で開かれる際に、白秋と耕筰もその企画委員をしていた縁でできた歌です。 今ではもう歌われようもない作品たちですが、けっこう詩も曲も面白いです。 ...続きを見る

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2015/10/18 21:00
山田耕筰 ねんねのうた 詞:北原白秋
白秋の童謡詩集「祭の笛」のサブセクション、眠りにまつわる詩11篇を集めた「ねんねのうた」から2篇を選んで曲をつけたものです。このセクションの中にある「揺籠のうた」には草川信がメロディをつけたとても有名な歌がありますが、耕筰のものの方はちょっとシンプル過ぎるでしょうか。あまり知られることもなくなってしまっています。 ...続きを見る

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2015/10/17 22:07
山田耕筰 「かへろかへろと」 詞:北原白秋
わらべ歌「蛙が鳴くから帰ろ」を実にうまく織り込んだ魅力的な一品。現在でもそれなりに良く歌われているでしょうか。 ...続きを見る

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2015/10/13 00:05
山田耕筰 歌曲集「子供の歌」 詞:北原白秋
童謡詩集「子供の村」からは「ペチカ」「待ちぼうけ」「からたちの花」と耕筰歌曲の傑作が多数生まれていますが、ここから選んだ詩で意識して童謡歌曲集を1925年の初めに書いています。それが「子供の歌」 「新入生」だけは少し以前の入学シーズンにご紹介していますが、残り4曲も取り上げてみます。 ...続きを見る

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2015/10/12 00:33
山田耕筰 「芥子粒夫人(ポストマニ)」 詞:北原白秋
全部演奏すると20分以上かかる、日本のバラード(歌物語)のはしりとも言える作品です。 インドの民話を素材としていて、ポストマニというのは主人公の名前。 私は耕筰のこの作品でしか知らなかったのですが、意外と日本でも「ポストマニ姫」として知られたお話のようです。 ...続きを見る

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2015/10/10 23:41
山田耕筰 童謡詩集「子供の村」よりの歌曲 詞:北原白秋
童謡詩集「子供の村」よりと書きましたが、この詩集の発表が1925年の5月、ここに取り上げた2曲はそれ以前の作曲ですから、厳密にいえば「子供の村」からではありません。その意味ではやはり「子供の村」発表前にその後この詩集に掲載された詩にメロディをつけた「ペチカ」や「待ちぼうけ」なども同様です。 今回取り上げる2曲のうちの一曲も耕筰の代表作と呼んでもおかしくない超有名曲です。 こうしてみるとこの「子供の村」 耕筰の名曲率のかなり高い童謡詩集とも呼べるかもしれません。 ...続きを見る

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2015/10/09 23:51
山田耕筰 白秋小唄集より3曲 詞:北原白秋
耕筰が怒涛のように白秋の詩にメロディをつけていた1924年5月の作曲。 ほとんど同時期の作品にも関わらず、三種三様で曲のスタイルは全然違っています。 耕筰のチャレンジ精神を垣間見るような曲たちでした。 ...続きを見る

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2015/10/08 23:20
山田耕筰 南満州教育委員会委嘱の作品より 詞:北原白秋
1923年 南満州教育委員会の委嘱で書かれた子どもたちのための作品が3曲あります。 そのうちの2曲は現在でも耕筰の代表作としてよく歌われるものになっています。 残り一曲が忘れ去られてしまったのはまあ歌詞が歌詞だけに仕方ないでしょうか。 でもその忘れられた曲の方が現地の子供には好まれたのではないかと、そんな気が私にはします。 ...続きを見る

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2015/10/07 21:41
山田耕筰 「象の子」 詞:北原白秋
白秋の童謡詩からもうひとつ。これも今はあまり歌われませんが愛らしい歌詞と共に捨てがたい一品です。 同じ詩には湯山昭も曲をつけています。 ...続きを見る

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2015/10/06 22:39
山田耕筰 童謡詩集「花咲爺さん」からの作品 詞:北原白秋
有名な「かやの木山の」が収録されている詩集「花咲爺さん」から、この曲とほぼ同時期に耕筰はあと2曲書いています。いずれも今や忘れられた曲となっておりますが、けっこう面白い歌詞ですのでご紹介しようと思います。 ...続きを見る

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2015/10/05 22:07
山田耕筰 「かやの木山の」 詞:北原白秋
山田耕筰の歌曲作品 引き続いては黄金コンビを組んだ北原白秋の詩による作品を順次取り上げて参ります。 まずは最初の童謡作品を。 ...続きを見る

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2015/10/04 20:49
山田耕筰 「戦後」 詞:小林愛雄
耕筰がベルリン留学中、1910年に書かれた歌曲です。となれば時期的にお分かりのように、日露戦争の「戦後」、1905年に戦われたサハリンの情景です。暗く重たいリート風の曲はあまりポピュラーにはなり得ないでしょうが、耕筰の歌曲の原点として着目する価値は高いでしょう。 ...続きを見る

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2015/10/03 22:28
山田耕筰 「新子守謡」 詞:清水都代三
丁度99年前の今日、読売新聞の紙上に掲載された新しい子守唄懸賞一等賞の作品、このあと耕筰の曲は10/26の紙上で発表されました。おとぎ話を色々と織り込んでなかなか楽しい歌詞です。 ...続きを見る

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2015/10/02 22:01
山田耕筰 「秋の夜」 詞:長田秀雄
もともとは長田秀雄の戯曲「飢渇」の劇中歌でしたが、今や劇を離れて単独でよく歌われます。 留学から戻って来たばかりのこの時期の耕筰にしては耳に心地よい優しいメロディです。 ...続きを見る

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2015/10/01 22:38
山田耕筰 「式日唱歌」 詞:三木露風
1924年の作品 学校行事用の音楽です。元日とか紀元節のような祝日ではなくて始業式とか卒業式といったかなり実用を意識した歌たちですが、どのくらいよく歌われていたのかは分かりません。 今はまず歌われるはずもない歌詞ですが、このような音楽が露風−耕筰コンビによって生み出されていたというのを知るのはたいへんに面白いことです。 ...続きを見る

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2015/09/30 22:14
山田耕筰 童謡百曲集より 第4巻 詞:三木露風&西条八十
三木露風の詩による童謡 あと10曲は第4巻に収められています。 第2巻のものがオーソドックスな題材なのにくらべ、この第4巻の10曲はかなり意欲的。 その分ポピュラリティは高くなりにくい感はあります。 ...続きを見る

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2015/09/29 00:14
山田耕筰 童謡百曲集より 第2巻 詞:三木露風&川路柳虹
山田耕筰は必ずしも童謡唱歌のみの作曲家というわけではありませんが、この分野でも大変な足跡を遺した人であることは間違いないでしょう。1920年代の初めからいろいろな少年雑誌などに寄稿し、たくさんの作品を書いてきましたがその集大成と言って良いのがこの童謡100曲集でしょう。 この100曲のうち、露風の詩による歌は20曲。第2巻と第4巻にそれぞれ10曲ずつまたがっています。 そこでまずは第2巻の10曲を取り上げます。この中にはあの超有名曲が入っております。 ...続きを見る

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2015/09/28 00:07
本居長世 「白月」 詞:三木露風
昨年で著作権が切れましたので、現在集中してアップしている露風の詩からも秋の月に関わる作品を。 露風の詩につけた音楽作品としても屈指の名曲だと思います。 ...続きを見る

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2015/09/27 14:53
山田耕筰 児童雑誌「良友」のための作品より 詞:三木露風
先日取り上げました「少年倶楽部」に掲載された童謡と同じように、月刊の毎号に1篇ずつ掲載したものです。 こちらは掲載期間が長かったために曲数が多く、また季節感あふれる歌がいろいろと取り上げられることとなりました。 露風−耕筰のコンビのクリスマスの歌(「星」)なんていうのがあったなんてのも新鮮な驚きです。 ...続きを見る

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2015/09/27 08:44
山田耕筰 童謡詩集「真珠島」のための作品 詞:三木露風
1921年 露風自身があちこちの少年雑誌などに寄稿した童謡詩をまとめて刊行したのがこの詩集「真珠島」だそうです。その序文のあとに4曲耕筰の曲の楽譜が付録として添えられたのだそうで、その4曲はもとの少年誌に露風の詩と一緒に発表されたものだとか。更に良く1922年、この童謡詩集から新たに2曲「黒い坊さん」「狸橋」に曲をつけております。このあたり、耕筰の童謡作曲における過渡期だったのでしょうか。新たにかかれた2曲が断然面白いです。 (詩のキレが良いのを選んでいるということもあるようですが) ...続きを見る

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2015/09/26 09:46
山田耕筰 雑誌「少年倶楽部」のための作品 詞:三木露風
露風の詩には耕筰は童謡の範疇に入るものを物凄くたくさん作曲しております。 春秋社の楽譜(山田耕筰全集第5巻)に従ってそれらをグルーピングしてご紹介して行こうと思います。 まずは1920年の一連の作品4曲です。今やどれも埋もれてしまった歌たちですが、結構譜面を見る限り行けそうなものばかりでした。没後50年を機に復活は...難しいですかね。「ふなうた」なんかは詩も音楽も絶妙だと思うのですけれども。 ...続きを見る

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2015/09/25 00:03
山田耕筰 「木の洞」 詞:三木露風
露風の詩につけた歌曲はこれをもってすべてご紹介終了です。 まだ残るは山のような童謡、子供のための歌がありますが、これはぼちぼち取り上げて行くということで。 ...続きを見る

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2015/09/24 00:18
山田耕筰 「風に思を」「みなぞこの月」 詞:三木露風
1919年に集中して書かれた露風の詩による歌曲を2曲 これでこの年に書かれた露風歌曲集は5曲で完結です。 いずれもダイナミックでインパクトの強い意欲的作品でした。 ...続きを見る

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2015/09/23 09:47
山田耕筰 「湧く涙」 詞:三木露風
留学から帰国後、1919年にベルリンで書いた9曲含めた10曲で「露風之巻」という歌曲集を出版した耕筰。 その勢いを駆ってこの年には更に露風の詩による歌曲を書きます。 当時露風と親交深く、この年の歌曲の詩はみな露風書き下ろしだったのだとか。 ...続きを見る

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2015/09/22 00:16
山田耕筰 「うさぎのうた 二編」 詞:竹友藻風
1918年作 なんだ童謡かと思ったらさにあらず、往年の大歌手アメリア・ガリ=クルチが歌っていたかも知れないという英語の歌2曲でした。耕筰の英語の歌なんて歌おうという物好きは今やおられないでしょうから完全に幻の作品と化してしまっているかも知れません。 ...続きを見る

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2015/09/21 23:59
山田耕筰 「わが世の果ての−さすらひ 2」 詞:三木露風
1913年ベルリン留学最後の年の作品です(以前の記事で間違えておりましたが、「樹立」もこの年の作曲)。 これで耕筰がベルリン留学中の露風の詩による歌曲はすべてご紹介が終わりました(たぶん)。 意欲的に多彩なスタイルを試している作品ばかりですので(明らかにそれが失敗しているように思えるものもありますが)、まとめて聴くとたいへん面白いです。 ...続きを見る

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2015/09/21 10:58
山田耕筰 「二つの古代日本の伝統的譚詩」 詞:マーテンス
山田耕筰は西洋音楽を学んだ作曲家ですから外国語の詩につけた作品があるのは不思議ではありません。 しかしこういう題材の英語の詩に曲をつけたものがあるというのは私も今回耕筰の作品を色々調べてみる中で発見してかなり驚かされた事実です。しかもこの曲、1918年にカーネギーホールで初演されたというかなり強烈な経歴の持ち主です。 ...続きを見る

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2015/09/21 00:13
山田耕筰他 「ふるさとの」 詞:三木露風
露風19歳の時の作品。実らなかった少年の恋の哀しみをほろ苦く歌った歌に留学中の耕筰は曲をつけています。 この詩には他にも多くの人がメロディをつけています。 一番ポピュラーな斎藤佳三のもの、ロマンティックな魅力の石桁真礼生のものを他に取り上げてみました。 ...続きを見る

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2015/09/21 00:06
山田耕筰 「すゝり泣くとき」 詞:三木露風
これも耕筰のベルリン留学中の作品。「信仰と牢獄」と同じ日の作曲だそうです。 異郷で孤独に苦しんだハイネの詩に通じるような陰鬱さに満ちているのは 耕筰もまた同じ孤独を感じていたからでしょうか。 ...続きを見る

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2015/09/20 09:05
山田耕筰 「信仰と牢獄」 詞:三木露風
これもベルリン留学中の作品。耕筰には意外な感じのするタイトルですが、彼はクリスチャンだったこともあるわけで、決して異色な題材というわけでもないのですね。あまり歌われない曲ですが、そうしてみると結構重要なのかも知れません。 ...続きを見る

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2015/09/19 00:19
山田耕筰 「風ぞゆく−さすらひ 3」 詞:三木露風
ベルリン留学中に書いた露風の詩による作品 たくさんある中から次はこちらです。 ドイツリート色がもしかしたら一番強い歌かも知れません。 ...続きを見る

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2015/09/18 00:07
山田耕筰 「異国」 詞:三木露風
これもベルリン留学中の1910年の作 異国の地で実際に書いたところがセールスポイントでしょうか。 ...続きを見る

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2015/09/16 22:23
山田耕筰 「燕」 詞:三木露風
露風の詩につけた初期の作品はベルリン留学中の作曲ということもあってか、リートを書こうという意欲にあふれたかなり技巧的なものが目につきます。そんな作品になぜか日本情緒が紛れ込むと何とも言えない不思議な感覚が得られてしまいます。この曲もドイツリートと文部省唱歌のハーフみたいな感じでたいへん面白く聴けました。 ...続きを見る

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2015/09/15 23:20
山田耕筰 「嘆」 詞:三木露風
ベルリン留学初年度の1910年 耕筰は露風の詩による歌曲をたくさん書きました。 これはその中の1曲。かなり本格的なドイツリートの趣です。 詞はかなり日本情緒あふれる内容なのですが... ...続きを見る

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2015/09/14 22:19
山田耕筰 「樹立」 詞:三木露風
三木露風の詩につけた山田耕筰の作品、掘り起こしてみると結構たくさんあるのですね。 しかも詩も音楽も多彩です。 どれくらい取り上げられるか分かりませんが、できるだけたくさんご紹介して行きたいと思います。 この曲は爽やかな高原の散策者のつぶやきのような心地よい歌です。 ...続きを見る

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2015/09/13 22:26
山田耕筰 「待宵草」 詞:三木露風
有名な竹久夢二の「宵待草」と同じ花を題材とした歌です。これは日本情緒纏綿とした曲でした。 ...続きを見る

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2015/09/12 12:38
山田耕筰 「夜曲」 詞:三木露風
聴いていて幸せな気持ちになれる爽やかな歌。ベニスの舟歌のような、しかし日本情緒も感じさせる傑作です。 これはもっと聴かれてしかるべき作品でしょう。 小川明子さんの歌声がYoutubeで聴けましたが、何度繰り返し聴いたことか。 ...続きを見る

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2015/09/11 23:43
山田耕筰 「唄」 詞:三木露風
この曲も面白いです。誰もが知っている有名な童謡を歌や伴奏に織り込んでとても愛らしい歌に仕上がっているのです。春の訪れを素直に喜んでいる幸せいっぱいの曲といえましょうか。 ...続きを見る

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2015/09/08 23:54
山田耕筰 「病める薔薇」 詞:三木露風
秋になりましたので。今年アニバーサリー(没後50年)の山田耕筰と、昨年末で著作権の切れた詩人・三木露風の作品を順に取り上げて参ります。 まずは両者にとってもかなり異色なこの曲から。このコンビによる「赤とんぼ」とは遥かかけ離れた世界が紡ぎ出されています。 ...続きを見る

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2015/09/06 13:25
高田三郎 「混声合唱のための渡辺直己短歌集」
終戦から70年、今の集団安全保障の議論を見聞きしていても、賛成にせよ反対にせよ何と申しますか、戦争に対するリアリティというものへの実感が欠けたまま話が進んで行っているように感じます。 私も決して偉そうなことは言えないのですが、こういう体験者の遺したものを意識して取り上げることで、戦争体験の風化に少しでも逆らおうと思う次第。 詞の渡辺直己(なおき)は1939年、中国戦線で亡くなっています。 ...続きを見る

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2015/08/02 20:05
信時潔 「いろは歌」 詞:不詳
有名なこの「いろはにほへと」にも信時潔の合唱作品があります。信時ワールド全開のなかなかユニークな作品ですが今となってはなかなか聴けないかも知れません。 ...続きを見る

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2015/08/01 20:49
信時潔 「子等を思ふ歌」 詞:山上憶良
信時の万葉集の和歌につけた合唱作品をもうひとつ。 これはとても有名な和歌ですね。 残念ながら信時のつけた合唱曲の方はほとんど忘れ去られているようですが。 ...続きを見る

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2015/07/27 00:09
松平頼則 「いにしへの日は」 詞:三好達治
日本の前衛音楽の大御所であった松平の亡くなる年 2001年の作品です。 三好達治のある意味分かりやすい詩を選んでつけているというのが大変不思議ですが 彼のミューズとも言える歌手 奈良ゆみさんの選んだ詩なのだそうです。 ...続きを見る

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2015/07/25 00:22
信時潔 「痩人を嗤ふ歌二首」 詞:大伴家持
土用の丑の日に取り上げるのに打ってつけの信時潔の無伴奏混声合唱曲です。 万葉の昔から夏バテ防止はウナギだったのですね。 ...続きを見る

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2015/07/24 23:50
信時潔 「寺」 詞:清水重道
信時の歌曲の代表作とも言える歌曲集「沙羅」、同じ詩人につけた長大な歌曲(いちおう5篇の詩から構成されてはおりますが、ひとつの曲のように聴こえます)がこの「寺」です。 強烈なインパクトこそありませんが、重厚でありながら親しみやすい信時歌曲の佳品だと思います。 ...続きを見る

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2015/05/11 00:04
信時潔 「独楽吟」 詞:橘曙覧
幕末の歌人 橘曙覧の歌というのは私も今回初めて見ましたがたいへんユニークで微笑ましいものでした。 信時がこれにまた面白い音楽をつけています。 ...続きを見る

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2015/05/09 23:28
信時潔 「つなで」 詞:北原白秋
こちらも白秋の不思議な味わいの詩につけた端正な歌曲です。 ...続きを見る

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2015/05/06 08:29
信時潔 「幻滅」 詞:北原白秋
信時の白秋の詩による不思議な情感の歌をもうひとつ取り上げます。 詩の鮮烈さに心なしか負けているような気もしなくもありませんが・・ ...続きを見る

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2015/05/02 10:08
清水脩 三つの詩 詞:三好達治
三好達治の詩につけた歌曲ではこれも魅力的な作品です。いずれも短い歌ですが個性的でとても面白い曲。 今やなかなか聴ける機会がなさそうなのが惜しいですが... ...続きを見る

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2015/05/01 22:42
信時潔 「をみな子よ」 詞:北原白秋
山田耕筰とのコンビでの歌曲が圧倒的にポピュラーな北原白秋の詩にも信時はいくつも曲をつけています。 こと歌曲について言うとこの北原詩につけたものは不思議な味わいの歌が多いような気がします。 これもそんなひとつでしょうか。 ...続きを見る

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2015/04/28 22:40
別宮貞雄 「木兎」 詞:三好達治
このやるせなくも饒舌な詩につけた歌では中田喜直のものが有名ですが、別宮貞雄もたいへん魅力的な歌曲にしています。 鮫島有美子さんの熱唱がありましたが、今は入手困難でしょうか。 ...続きを見る

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2015/04/25 19:37
信時潔 「ゆめ」 〜歌曲集「沙羅」 詞:清水重道
歌曲集「沙羅」 最後の曲です。 引き続き信時作品はしばらく取り上げて行きたいと思います。 ...続きを見る

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2015/04/25 19:21
小山清茂 「野のわる狐」 詞:三好達治
詩も面白いですが、音楽もそれに輪をかけて面白い作品です。 このサイトでお聞かせできないのがとても残念。 ...続きを見る

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2015/04/19 22:38
諸井三郎 「少年」 詞:三好達治
昭和6年の作曲 三好の詩につけた歌曲では最も古いもののひとつでしょう。 幻想的な詩に美しいメロディのついたステキな作品です。 ...続きを見る

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2015/04/19 22:31
信時潔 「占ふと」 〜歌曲集「沙羅」 詞:清水重道
歌曲集の第7曲 なかなかに情感の濃い歌です。黒髪と恋の組み合わせは女性のイメージですが、男性の歌だというのが定説と、どこかで見かけたことがあります。 ...続きを見る

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2015/04/18 15:59
中田喜直 「たんぽぽ」 詞:三好達治
昨年末で著作権保護期間の切れた日本詩人の特集、そろそろ佐藤春夫の詩につけた歌曲は当方のネタがつきて参りましたので、まだ春のうちに引き続き三好達治の特集に移りたいと思います。 佐藤春夫以上に日本の歌曲作曲家には好まれた彼の詩には膨大な数の傑作歌曲がありますが、まず最初に取り上げるべきはやはりこの曲でしょう。中田には他にも印象的な三好の詩につけた歌曲がいくつもありますが、まずは今の季節にぴったりのこの歌から。 ...続きを見る

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2015/04/18 15:52
早坂文雄 「春夫の詩に拠る四つの無伴奏歌曲」 詞:佐藤春夫
早坂文雄の野心作。「うぐひす」のみ取り上げておりましたが残り3曲もアップします。 もっともうち2曲は私もまだ耳にしたことはないのですが。 ...続きを見る

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2015/04/13 00:11
市川都志春 「淡月梨花の歌」 詞:佐藤春夫
この佐藤の小粋な恋の詩については大中恩が曲を付けたものの方が有名かとは思いますが、この市川のわずか18歳当時の熱い歌もなかなかに魅力的です。 この人も亡くなって17年がたち、忘却の彼方にあるようですが、ちょっと顧みて頂けたらと思っております。 鮫島有美子さんのCDがかつて出ておりましたが、復刻は難しいにしてもNet配信くらいは何とか。 ...続きを見る

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2015/04/13 00:03
信時潔 「 行々子(よしきり)」 〜歌曲集「沙羅」 詞:清水重道
歌曲集第6曲 子供の頃のノスタルジーに浸っている 平穏ながら非常に心動かされる曲です。 ヨシキリという鳥はとても騒々しい鳴き声の鳥なのだそうです。 ...続きを見る

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2015/04/12 00:02
清瀬保二 「笛」 詞:竹友藻風
清瀬保二の傑作歌曲をもうひとつ。 日本情緒纏綿たる雰囲気づくりに長けた清瀬ですから、これも平家の公達のお話のようなイメージを持っていたのですが、実は古代ギリシャの牧神の歌だったのでした。 ...続きを見る

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2015/04/11 20:26
清瀬保二 「少年の日」 詞:佐藤春夫
信時の「鴉」の記事を取り上げるために、80代半ばまで現役だったアルト歌手柳兼子のリサイタル録音を久しぶりに聴いたところ、清瀬のこの曲も収録されていました。 甘く切ない初恋の詩に端正なメロディを清瀬はつけています。老いた歌手がしみじみ歌うのはえも言われない味わいですが、もうほとんど忘れられてしまった歌でしょうか... ...続きを見る

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2015/04/06 21:51
信時潔 「鴉」 〜歌曲集「沙羅」より 詞:清水重道
5曲目は2曲目の「あずまやの」と並んでユーモアあふれる日本情緒纏綿たる歌。これは万葉の歌にルーツがあるようです。詩のリズミカルな感じをメロディもとてもうまく捉えています。 ...続きを見る

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2015/04/04 23:18
信時潔 「沙羅」 〜歌曲集「沙羅」より 詞:清水重道
第4曲は歌曲集と同じ題名の曲。夏椿の白い花が夕暮れにはらはらと散る幻想的な情景を静かな音楽で描き出しています。 ...続きを見る

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2015/03/29 23:53
山田耕筰 「風に乗せてうたへる春のうた」 詞:三木露風
山田耕筰&三木露風の作品は秋に集中的に取り上げようと思っておりますが、この歌曲集はやはりこの時期に取り上げたいと思いましたのでご紹介致します。 ...続きを見る

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2015/03/23 00:00
信時潔 「北秋の」 〜歌曲集「沙羅」より 詞:清水重道
歌曲集の3曲目はドイツ歌曲のスタイルを漂わせる可憐な歌。若き作詞家の味わう恋の爽やかさを実感させてくれます。 ...続きを見る

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2015/03/22 00:06
信時潔 「あづまやの」 〜歌曲集「沙羅」より 詞:清水重道
歌曲集「沙羅」、第2曲はうってかわって何ともユーモラスな歌です。歌詞がまた難しいですが平安時代にルーツがあると知り納得。平安時代の庶民の歌を記録した催馬楽「東屋」の歌詞を下敷にしています。 ...続きを見る

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2015/03/15 00:03
信時潔 「丹沢」 〜歌曲集「沙羅」より 詞:清水重道
今年没後50周年の作曲家・信時潔、その代表作のひとつ 歌曲集「沙羅」 歌詞がけっこう難しいのでこれから一曲ずつ読み解いて行こうと思います。 最初は冬の丹沢の雄大な景色が見事な「丹沢」です。 ...続きを見る

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2015/03/07 16:17
芥川也寸志 「車塵集」 詞:佐藤春夫
もうほとんど顧みられなくなってしまった感のある芥川の傑作歌曲集です。 佐藤春夫の詩はオリジナルではなく、中国は唐や明の時代の女性詩人たちの詩を邦訳したもの。 もっとも佐藤の個性が生かされたとても抒情的な日本語の詩になっています。 ...続きを見る

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2015/01/24 23:28
平井・團・大中 「しぐれに寄する抒情」 詞:佐藤春夫
佐藤春夫の秘めた恋をしみじみつぶやく愛らしい詩にはたくさんの作曲家がメロディをつけていますが、やはりこの3人のものが最もよく歌われるでしょうか。ぜひ機会がありましたら聴き比べをしてみて頂けると幸いです。 日本語のイントネーションを大切にする人たちですので、歌のメロディーラインが似通ってくるのは大変面白いところ、ですが全体としては皆個性的な仕上がりになっていていずれも名曲です。 ...続きを見る

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2015/01/17 23:55
早坂文雄 「うぐひす」 詞:佐藤春夫
今年著作権が切れた詩人の詩につけた作品、まずは佐藤春夫のものから取り上げて行きたいと思います。 他の二人に比べると日本歌曲になっているものは決して多くないのですが、けっこう印象深い傑作があるように思います。まずはこの人の曲から。 ...続きを見る

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2015/01/11 13:11
伊福部昭 「因幡万葉の歌五首」
今年もよろしくお願いいたします。 2015年は山田耕筰・信時潔のアニバーサリーである他、三好達治・佐藤春夫・三木露風の著作権が昨年末で切れたこともあり日本歌曲中心のご紹介となるかと思います。 おそらく昨年よりは更新頻度はかなり落ちますがのんびりお付き合い頂ければ幸いです。 ...続きを見る

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2015/01/01 09:39
弘田龍太郎 「サンタクロス」 詞:清水かつら
この詩と曲のコンビと言えば「叱られて」「靴が鳴る」に「雀の学校」 童謡の王道と呼べる作品をいくつも出していますが、そんな二人にサンタクロースの歌があったとは... ...続きを見る

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2014/12/20 23:07
本居長世 「蘭燈」 詞:竹久夢二
先日集中的に取り上げたモーリス・ドラージュの「7つの俳諧」 作詞つながりでこの作品を取り上げます。 ドラージュの作品でも浅からぬ因縁のあったピエール・ロティの日本を舞台としたマダム・バタフライのような小説(こちらの方が古いのでバタフライの方はこれを真似したとも言えるのですが)「お菊夫人」 第1曲目に取り上げている「蘭燈」に作者ロティ共々登場しています。 ...続きを見る

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2014/11/29 23:58
湯山昭 「枇杷の花」 詞:新美南吉
若くして亡くなった戦前の童話作家 新美南吉には詩もけっこうあるようですが、歌になっているものはそれほど多くはないようです。同世代の詩人の詩を取り上げることが多い湯山がこの人の詩を取り上げていたのは意外でしたが、惚れ惚れするような湯山ワールドに染まって実にすばらしい歌でした。 ...続きを見る

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2014/11/16 00:02
溝上日出夫 立原道造の詩による歌曲2曲
8年ほど前にこの人の歌曲を取り上げた際にも、既に亡くなって4年経っていて忘れられた人感が漂っておりましたが、やはり他の多くの芸術家たちと同じように忘れられる運命なのでしょうか。 芸術歌曲というジャンル自体がほんの一部のビッグネームを除くと作品が残らないのはやむなしといったところはありますが、改めてこの人の音楽を聴いて、失われるのは惜しいな、と感じ入った次第です。 立原の詩でも翳りのあるものにメロディをつけていますが それが実に良いのです。 ...続きを見る

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2014/11/15 23:54
高田三郎 「立原道造の詩による四つの歌曲」
高田三郎は立原とひとつ違い。詩人が亡くなって間もない頃からその詩を取り上げて曲にしており、立原の詩を音楽とする先駆者たる人と言えましょう。 この歌曲集は1950年の作曲。高田三郎の歌曲の代表作のひとつです。 ...続きを見る

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2014/11/08 19:44
高木東六 「浅き春に寄せて」 詞:立原道造
フランス仕込みの洒落たメロディはまるでシャンソンのよう。息を飲むほどの美しい歌となりました。 鮫島有美子さんの絶唱があります。 ...続きを見る

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2014/11/08 19:25
下總 皖一 「ゆふかげ草」 詞:野口雨情
最近また集中的に聴き出した日本歌曲 精力的に活躍されている小川明子さんの録音で初めて耳にした作品です。 作曲の下總 皖一は音大の学部長まで務めた人ですが、今では童謡「たなばたさま」くらいでしか名を留めていないかも知れません。ですがこの歌曲はさすが大御所、チャレンジングな日本歌曲となっています。雨情の詩にこんなメロディがつけられるとは思っても見ませんでした。完敗です。 こんな曲を発掘してご紹介下さった小川明子(Alt)&山田啓明(Pf)コンビにも乾杯。 ...続きを見る

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2014/11/08 18:49
三善晃 「麦藁帽子」 詞:立原道造
昨日取り上げた女声合唱「三つの抒情」の翌年1963年の作曲です。 個人的には三善の書いた合唱の中では私はこれを一番好みます。 子供向けに書いたこともあり、あまり高度な技巧に走り過ぎていない(恐らく)のが、聴き手にも分かりやすい魅力となっているのではないかと思っています。 ...続きを見る

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2014/11/03 00:07
小倉 朗 「馬車の中で」 詞:萩原朔太郎
小倉朗の数少ない歌曲の中、有名な「犀川」を含む「三つの歌曲」の3曲目は犀星ではなく朔太郎の詩でした。 こんなウィットあふれる詩の方が小倉ワールドには良く合っているように思えるのは私だけでしょうか。 実に魅力的な歌です。 ...続きを見る

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2014/11/02 23:52
三善 晃 女声合唱のための「三つの抒情」 詞:立原道造&中原中也
犀星の詩に曲をつけた人たちとこの立原に曲をつけた人たちは音楽スタイルがかなりはっきりと分かれているような気がします。確かに立原の詩にはあまりコテコテの日本情緒は似合いませんね。 ...続きを見る

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2014/11/01 23:42
別宮貞雄 「歌ひとつ −暗い心の夕暮れに−」 詞:立原道造
犀星の詩につけた歌曲 まだもう少しご紹介するストックはあるのですがひとまずこれにて一段落とし、実は今年が生誕百年の詩人 立原道造の詩につけた歌曲のご紹介に移りたいと思います。 その斬新な感性が、現在活躍中の昭和生まれの作曲家にも響くのか、最近でもけっこう取り上げられているようですが、このサイトではそのあたりは遠慮させて頂いて、もう少し古い世代の作曲家の取り上げたものを中心にご紹介しようと思います。まずはつい最近亡くなられた別宮貞雄の作品からひとつ ...続きを見る

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2014/10/27 00:47
弘田龍太郎 「かもめ」 詞:室生犀星
弘田龍太郎が犀星の詩につけた歌曲をもうひとつ見つけましたのでアップします。 これも結構本格的で、童謡作曲家のイメージを覆す力作です。 ...続きを見る

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2014/10/25 23:40
清水脩 「抒情小曲集」 詞:室生犀星
12曲からなる犀星の初期の詩につけた歌曲集。詩も音楽も多彩な顔ぶれでまとめて聴いても飽きさせません。 犀星にこんなに可愛らしい恋の詩があったのか!と私にとっては意外な発見がたくさんありました。 ...続きを見る

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2014/10/24 23:20
小倉 朗 「ふるさと」 詞:室生犀星
小倉朗の室生犀星の詩につけた歌曲 これは犀星の最も有名な詩につけた曲です。 残念ながら彼の「犀川」ほどの魅力には届かない歌ではありますが。 ...続きを見る

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2014/10/19 20:23
小山清茂 小林一茶俳句より
日本の伝統音楽に根差した曲を多く書いている小山にとっては、小林一茶というのはうってつけのテキストでしょうか。 もっとも「雁よ」の他の2曲はわりと自由に音楽を紡ぎ出しておりますが。 ...続きを見る

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2014/10/18 23:19
小倉 朗 「犀川」 詞:室生犀星
犀星の号のもととなった室生犀星の故郷を流れる「犀川」 この詩の言葉の美しさからたくさんの歌となっておりますが、おそらくこの小倉朗の書いた歌曲が一番の傑作ではないでしょうか。舟歌のようなリズムに、素朴で流麗な歌のメロディが見事です。 ...続きを見る

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2014/10/17 23:56
弘田 龍太郎 「霜」 詞:室生犀星
弘田龍太郎にも室生犀星の詩につけた歌曲があったのはかなり意外でした。 しかもかなり本格的な歌曲です。本格的過ぎて弘田の資質に合ってないような気もしますが。 それがこの歌が忘れ去られた一番の理由かも知れません。 ...続きを見る

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2014/10/14 00:16
小松耕輔 「砂丘の上」 詞:室生犀星
この歌曲は1919年作曲。この曲の詩が収録されている詩集「抒情小曲集」の出版が1918年ですから、ほとんど同時代の詩と音楽です。なんでも詩人がこの詩集のために小松に曲を書いてもらうことを依頼したのだとか。 ちょっと詩集のイメージとは違うような感じが私にはしますが、気宇壮大な美しい歌曲です。 ...続きを見る

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2014/10/13 00:13
大中恩 「はたらいた人達」 詞:室生犀星
大中恩の意欲作 1958年の作曲「5つの現代詩」より ...続きを見る

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2014/10/12 00:07
畑中良輔 「海浜独唱 」 詞:室生犀星
畑中の若き日の作品 1946年の作曲です。 かなり悲しい内容の詩なのですが、ゆったりとした包容力のある音楽でやさしく包まれています。 ...続きを見る

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2014/10/05 20:42
市川 都志春 「翡翠」 詞:室生犀星
ここ数年にかけては、日本の大詩人たちの没後50周年が続いて、詩の著作権切れをもってご紹介の可否を判断する当サイトにあっては日本歌曲の充実を図るべき時期なのでありました。 実は今年が、三好達治・佐藤春夫・三木露風という大御所が没後50周年を迎える当たり年なのですが、著作権法のルールでこれらの人たちの詩が著作権フリーとなるのは来年の1月1日から、ということでそれまでお預けさせて頂いて、1962年没の室生犀星に今年はスポットを当てたいと思います。 ...続きを見る

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2014/10/04 23:34
小山清茂 「田舎娘とふるさと」  詞:堀内幸枝
今年生誕100年を迎えた作曲家 小山清茂も歌曲作品は結構な数があります。 が今のままでは遠からず忘却の彼方へ消えて行きそうな感じでとても惜しいことです。 ...続きを見る

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2014/09/29 00:01
伊福部昭 アイヌの叙事詩による対話体牧歌 詞:伝承
早いもので日本の作曲界の大御所だった伊福部が亡くなって8年が経ちました。今年はその彼の生誕100年ということで是非何か取り上げたいと思ったのですが、意外と詞の著作権の壁は厚く適当なものが見当たらなかったのが実情です。代表作の中では唯一、この歌曲集が原詩が伝承詩ということで取り上げが可能なようでしたので3曲まとめて今回取り上げることにしました。 ...続きを見る

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2014/02/11 00:31
高田渡 「生活の柄」 詞:山之口貘
あけましておめでとうございます。本年もご愛顧のほどお願い致します。 ...続きを見る

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2014/01/01 16:01
三善晃 「抒情小曲集」 詞:萩原朔太郎
日本の現代音楽の重鎮 三善晃氏も亡くなってしまいました。 彼にも書かれた数は多くないですがすばらしい歌曲作品がいくつかあります。 その中でやはりこれが一番素晴らしい作品だと私は思います。朔太郎の詩も凝縮された印象的なものを選んでいます。 ...続きを見る

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2013/10/06 19:47
山田耕筰 「南天の花」 詞:永井隆
この曲も、そしてまた作詞者の永井隆の名前も時を経て忘却の彼方に消えてしまってきつつあるように思いますが、広島・長崎の原爆投下の恐ろしさ、そして残された者の悲しみを後の世に伝えていくのは怠ってはなりません。 ...続きを見る

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2013/08/03 14:49
鈴木輝昭 「弓春の賦」 詞:与謝野晶子
滝光太郎さんよりご投稿頂きました。私は日本の合唱作品には全般に疎いので、このようにご紹介頂けるのは大変に有難いです。この鈴木輝昭氏、詩の選択にも結構こだわりがあるようで、他の作品でもなかなか唸らされるようなものがたくさんありました。 この与謝野晶子も何とも艶めかしい詩の選択です。女声合唱でこれらの詩が歌われるのを聴くのはかなり凄い体験となるのではないでしょうか。機会があればぜひ聴いてみたい作品です。 ...続きを見る

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2012/10/28 22:37
林光 「うた」 詞:佐藤信
うかつにも今年1月に、作曲家の林光氏が亡くなった報道を見落としておりました。半年以上遅れての追悼記事ですが、氏の作品より1曲取り上げて見ることに致します。ひとつの時代の熱気を感じさせる歌です。 ...続きを見る

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2012/09/29 23:46
平井康三郎 「たまの機嫌と」 〜日本の笛より 詞:北原白秋
21曲からなる平井康三郎の代表的作品歌曲集、1曲だけなぜかアップが抜けておりました。 ちょうど今年は没後10周年ということで、忘れずに全曲揃えることができ感無量です。 作曲者いわく「粋」な小唄といった味わいの素敵な曲です。詞だけでもその辺を味わって頂けましたら幸いです。 ...続きを見る

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2012/09/09 00:21
石渡日出夫 「仏陀」 詞:萩原朔太郎
萩原朔太郎の詩につけた石渡歌曲をもう1曲。これはなかなか重たい詩です。しかし実に個性的。 不思議なイメージあふれる作品です。 ...続きを見る

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2012/08/03 23:42
滝廉太郎 「箱根八里」 詞:鳥居忱
滝廉太郎の良く知られた歌ですが、歌詞が難しいからでしょうか、昔ほどは歌われなくなっているようにも思えます。 滝光太郎さんという方(滝廉太郎と血縁関係はないようですが)からメールでこの歌の話題を頂きましたので、私の方でも少し調べて記事にしてみました。調べてみると奥深さにけっこう感動してしまいます。 ...続きを見る

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2012/07/22 22:50
石渡日出夫 「風船乗りの夢」 詞:萩原朔太郎
今年生誕100年の石渡日出夫、萩原朔太郎の鮮烈な詩につけた歌曲をもうひとつ取り上げます。 これは夏の情景。メルヘンティックでユーモラスですが、それだけでない深みのある詩を石渡が見事な歌にしています。 ...続きを見る

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2012/06/17 00:06
畑中良輔「八木重吉の5つの詩」
名バリトン歌手としてだけでなく、作詞に作曲に合唱指導に、更には音楽評論にと戦後幅広い活躍をされた畑中良輔氏が24日亡くなられました。このところ追悼記事ばかり書いておりますが、氏もこのサイト的には取り上げない訳には参りませんので、著作権的に載せても一番問題のなさそうな氏の歌曲の代表作に使われた八木重吉の詩をご紹介したいと思います。 ...続きを見る

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2012/05/26 23:49
梁田 貞 「昼の夢」 詞:高安月郊
私にとってはかなり昔の人でなじみがある訳でもないのですが、戦中のいくつかの歌謡作品、あるいは戦後のオペラで美しいプリマドンナとして活躍されたソプラノの大谷洌子(きよこ)さんが昨5月8日、93歳でお亡くなりになったという報がありました。もちろん生で彼女の歌声を聴いたことは私はないのですが、日本語のオペラ歌唱のすてきなアンソロジーともなっている彼女の愛唱歌集のCD(團伊玖麿の「夕鶴」からのアリアが圧巻です)を改めて聴いてその歌声に痺れさせて頂きましたのでここから1曲取り上げて彼女の追悼としたいと思い... ...続きを見る

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2012/05/14 00:11
石渡日出夫 「笛の音のする里へ行かうよ」 詞:萩原朔太郎
今年生誕100年を迎えた日本の歌曲作曲家の大物といえばこの人がいます。没後10年以上を経てだんだん取り上げられなくなってきたようなのが残念ですが、一連の萩原朔太郎の詩につけた作品はどれも鮮烈です。 まずは今の季節にぴったりのこの歌からご紹介しましょう。 ...続きを見る

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2012/04/22 00:06
山田耕筰 「新入生」 詞:北原白秋
北原白秋−山田耕筰の黄金コンビの作品ですが時代の制約でしょうか。今ではほとんど知られていない歌です。 確かにこのコンビの作品の中では飛び抜けて傑作というようには思えませんので、忘れられるのも仕方ないのかも知れませんが、ちょうどいい時期になりましたのでちょっと取り上げてみます。 ...続きを見る

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2012/04/08 00:09
別宮貞雄 「レモン哀歌」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
別宮貞雄の「智恵子抄」は智恵子の死の瞬間を回想しているこの詩で終わります。彼女が一瞬だけ生気を取り戻すところの美しいメロディが大変に印象的。 ...続きを見る

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2012/04/03 00:09
別宮貞雄 「山麓の二人」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
別宮貞雄最後の歌曲集「智恵子抄」も残り2曲。ダイナミックなこの詩も清水脩の歌曲集同様選ばれています。 ...続きを見る

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2012/03/25 00:09
別宮貞雄 「千鳥と遊ぶ智恵子」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
別宮版の歌曲集「智恵子抄」、やはりこの詩は清水脩版同様に歌曲集に取り上げています。 清水脩のこの詩に付けた歌も美しかったですが、こちらもまた言いようのない美しさです。 ...続きを見る

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2012/03/21 00:24
別宮貞雄 「人生遠視」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
別宮貞雄版の歌曲集「智恵子抄」 第6曲目は短く凝縮されたドラマティックな曲です。 ...続きを見る

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2012/03/19 00:12
別宮貞雄 「あどけない話」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
別宮貞雄版の「智恵子抄」 第5曲にはやはりこの詩が取り上げられておりました。「智恵子抄」でもっとも良く知られた詩であると思います。愛情に満ちた二人の、しかしながらとても切ない会話です。 ...続きを見る

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2012/03/11 00:15
別宮貞雄 「晩餐」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
別宮貞雄最後の歌曲集「智恵子抄」より第4曲です。清水脩の「智恵子抄」ではこの詩が第2曲に取り上げられていました。両者の聴き比べも興味深いところです。 ...続きを見る

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2012/03/04 00:12
別宮貞雄 「僕等」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
先日亡くなられた作曲家 別宮貞雄版の歌曲集「智恵子抄」、第3曲にはこの詩を持ってきています。 私なぞは恥ずかしくて絶対に口にできないような台詞を臆面もなく連ねているとてつもなく熱い愛の詩。 別宮の音楽も情熱的に紡ぎ出されて行きます。 ...続きを見る

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2012/02/26 21:52
別宮貞雄 「深夜の雪」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
先日亡くなられた別宮貞雄の最後の歌曲集「智恵子抄」 第2曲目は美しい二人の夜の情景でした。 季節もちょうど今頃です。 ...続きを見る

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2012/02/19 22:35
別宮貞雄 「人に」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
中田喜直の同じ詩につけた歌曲と並び称される日本歌曲屈指の傑作「さくら横ちょう」、あるいは歌曲集「淡彩抄」などで知られた作曲家 別宮貞雄氏が先月亡くなられたという報を私は本日知りました。 この両曲は詩の著作権がありますので、ここでは追悼としまして、氏の最後の歌曲集、昨年清水脩の鮮烈な曲を取り上げました「智恵子抄」、これに氏がたいへん美しい音楽をつけたものをこれから順にご紹介していこうと思います。 ...続きを見る

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2012/02/18 21:29
箕作 秋吉 「悲歌−海の幻−」 詞:沙良 峰夫
冬の海の寂しさを歌った歌としてはこの曲も忘れ難い印象を残してくれます。それもそのはずでこの曲は娘を亡くした作曲者箕作の思いが込められているからで、今やほとんど忘れられようとしている感のある彼の作品の中でも、この曲だけは今だに取り上げるひとの絶えない歌なのです。 ...続きを見る

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2012/02/12 00:04
中田喜直 「こだまでしょうか」 詞:金子みすゞ
今年の震災のあとのTVで再度のブレイクを果たした金子みすゞのこの詩、中田喜直が愛らしい童謡にしています。 有名になったおかげか、今年取り上げられる頻度もかなり上がったことでしょうか。 残念ながら曲は取り上げられませんが(それと妙な話ですが、詩も勝手に取り上げることはできないことにされているそうです)、Youtubeなどにたくさん取り上げられているようですのでそちらでお楽しみ頂けるかと思います。 ...続きを見る

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2011/12/30 14:06
三木稔 「ベロ出しチョンマ」 詞:斎藤隆介
日本の伝統音楽に立脚した鮮烈な作品をいくつも書かれていた三木稔氏が12月8日に逝去されました。 ご冥福をお祈りしますと共に、氏の中でも独自の魅力を醸し出す一人語り「歌楽」の作品の中から1つ取り上げたいと思います。著作権の関係で詞は取り上げられないですが、恐らくどなたも物語の内容はご存じだと思います。 鮮烈で、とてもやるせないお話ではありますが、心揺さぶられる語り物音楽となりました。 ...続きを見る

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2011/12/30 12:57
弘田 龍太郎 「浜千鳥」 詞:鹿島鳴秋
寂しくつぶやくような詩と、それを暖かく包み込むような穏やかな音楽。絶妙の組み合わせで日本の歌でも指折りの傑作だと思います。 ...続きを見る

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2011/10/02 23:54
大中寅二 「牡蠣の殻」 詞:蒲原有明
先日お亡くなりになられた歌手の二葉あき子さんの歌われていた美しい作品です。昭和15年のラジオ国民歌謡より。 ...続きを見る

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2011/08/20 00:16
清水脩 「レモン哀歌」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
清水脩の歌曲集 第11曲目はいよいよ智恵子が亡くなるシーンです。ですが清水は意外な雰囲気の音楽をこの曲につけています。 ...続きを見る

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2011/07/17 00:23
清水脩 「山麓の二人」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
清水脩の歌曲集「智恵子抄」、クライマックスに向けて強力な歌が続きます。 これも凄絶な詩です。このような詩を歌にしようとした清水もまた凄い作曲家だったのですね。 時代の流れとともに、忘れられようとしているのが惜しい力作です。 ...続きを見る

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2011/07/02 22:19
清水脩 「智恵子抄」より 第8&9曲 詞:高村光太郎
清水脩の歌曲集「智恵子抄」より、昭和12年7月という詩人のクレジットのある詩二篇につけた歌曲です。 すでに心の病に冒された妻に対する愛情に満ちた光太郎のまなざし。哀しくも美しい曲ふたつ、メロディをお聴かせできないのが残念です。 ...続きを見る

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2011/06/26 12:16
清水脩 「風にのる智恵子」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
昭和10年 とうとう妻智恵子の心の病が発症して、九十九里の浜辺で小鳥たちと戯れる彼女の姿を描写した詩につけた鮮烈な曲です。歌曲集の第7曲 ...続きを見る

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2011/06/19 18:15
清水脩「美の監禁に手渡す者」〜智恵子抄より 詞:高村光太郎
清水脩の歌曲集「智恵子抄」、第6曲は歌だけではなく大胆な語りで芸術家としての悩みを吐露しています。 ...続きを見る

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2011/06/05 21:24
團 伊玖麿 「六つの子供の歌」より 詞:北原白秋
うっかりしておりましたがこの五月が、團 伊玖麿が中国で客死して丁度10年経ったのでした。 そこでこの偉大な声楽の大家に敬意を表して、初期の傑作をまとめて取り上げることとしました。 1946年、まだ戦争が終わったばかりの頃の作品です。素朴なメロディですが、若い気鋭の作曲者のあっと驚く仕掛けが実に面白く聴ける斬新な作品でもあります。 ...続きを見る

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2011/05/28 22:22
清水脩 「あどけない話」 智恵子抄より  詞:高村光太郎
清水脩の歌曲集「智恵子抄」より。第5曲は恐らくこの詩集で一番有名な詩にメロディをつけています。 フォーレの極上の歌曲のようなピアノ伴奏と歌のメロディに陶然とさせられます。 ...続きを見る

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2011/05/22 15:05
柴田南雄 「優しき歌」 詞:立原道造
ちょうど6年前の5月15日に第2曲だけ取り上げておりましたが、今回他の5曲も取り上げて全曲ご紹介することとしました。同名のフォーレの歌曲集を連想させるさわやかな五月の恋の歌です。現代音楽の大御所が書いた音楽とはとても思えない耳の心地よさ。柴田も亡くなって15年も経ってしまいましたが、この歌曲集はぜひとも後世まで歌い継がれて行って欲しいものです。 ...続きを見る

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2011/05/15 20:45
平井康三郎 「日本の笛」より 詞:北原白秋
久々の「日本の笛」、春にふさわしい2〜4曲目をまとめて取り上げることにしました。 いずれも神奈川・三崎あたりの風景です。おおらかでのどかな海をめぐる情景は心やすらぎます。 ...続きを見る

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2011/05/14 23:15
清水脩 「あなたはだんだんきれいになる」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
歌曲集「智恵子抄」の第4曲です。悲しいほど美しい愛の歌。 ...続きを見る

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2011/04/24 20:52
清水脩 「狂奔する牛」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
智恵子抄の第3曲目はふたりの結婚から10年ほど経った大正14年、恐らく信州へのスケッチ旅行のワンシーンでしょうか。なんだか夢の中での出来事のようにあまり現実感が私には感じられないのですが、それはこれからやってくることの不吉な前触れなのでしょうか。不思議な詩と音楽です。 ...続きを見る

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2011/02/27 22:45
平井康三郎 「野焼のころ」 詞:北原白秋
同名の白秋の民謡詩集から選んだ詩につけた日本情緒あふれる傑作歌曲集の最終曲です。 まだ春も浅い夜、野焼きの炎を見つめながら恋しい人を想う... 余情にみちた美しい恋の歌です。 ...続きを見る

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2011/02/26 22:40
清水脩 「晩餐」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
清水脩の歌曲集「智恵子抄」より第2曲は新婚早々のふたりの生活の描写です。 生々しい描写が鮮烈です。 ...続きを見る

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2011/02/13 21:43
清水脩 歌曲集「智恵子抄」より 「人に」 詞:高村光太郎
清水脩の力作「智恵子抄」。とても饒舌な詩が多いので、歌にするのはとても大変そうです。 オペラで鳴らした彼の気合いに満ちた12篇の歌曲集。なかなか聴ける機会は多くないかも知れませんが、もしあればぜひ聴かれてみてください。今回は第1曲目の詩をご紹介します。 ...続きを見る

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2011/01/30 23:41
山田耕筰 「六騎」 詞:北原白秋
筑後柳川の方言が何を歌っているのか今までよく分からなかったのですが、曲は身震いするような研ぎ澄まされたものでずっと気にかかっておりました。今回私なりの読み解きをしましたのでかなり顰蹙とは思いますが駄文をアップ致します。現代にも続く日本のエロスだったのですね。 ...続きを見る

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2011/01/15 23:38
平井康三郎 「山は雪かよ」 詩:北原白秋
平井の傑作歌曲集「日本の笛」より、今の時期にぴったりの歌を。ユーモラスな曲ですが、歌詞は思い切り寒々としております。 ...続きを見る

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2011/01/15 23:26
黛敏郎 「カルメン故郷に帰る」 詞: 木下忠司
おめでたいお正月ではございますが、昨年末にお亡くなりになられた昭和の大女優・高峰秀子さんの追悼を致したいと思います。彼女は歌手としても活躍され、いくつかの国民的なヒット曲もありますので。 その中でも非常に良く知られている「森の水車」とどちらを取り上げようか迷ったのですが、私にはやはりこの作詞作曲に歌の取り合わせが印象深い、昭和26年の映画主題歌を持ってくることにしました。 著作権の関係で詞がご紹介できないのが残念ですが、チャンスがございましたらぜひお聴き頂けると幸いです。 あの黛さんがこん... ...続きを見る

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2011/01/02 00:23
清水脩 智恵子抄巻末の歌六首 詩:高村光太郎
あけましておめでとうございます。今年もどうぞごひいきのほどよろしくお願い致します。 本年は昨年ドイツ音楽に集中したようには特にテーマにはこだわらず、思いのままに色々な歌を取り上げさせて頂こうかと思ってはおりますが、今年アニヴァーサリーの作曲家たちについてはそれなりにご紹介できるよう努めたいと思います。 そこで恒例の新年第一弾の日本の歌からのご紹介は、今年生誕100年を迎える日本の声楽作品の大家 清水脩の合唱作品から取り上げてみます。 ...続きを見る

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2011/01/01 00:36
石桁真礼生 「盲目の秋」 詞:中原中也
1925年の11月、まだハイティーンの中也を襲ったふたつの悲劇。それが彼にこんな詩を書くきっかけを与えました。 石桁の音楽も緊張感あふれて非常にいい感じです。 ...続きを見る

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2010/11/27 23:48
橋本国彦 「落葉」 詞:ヴェルレーヌ(上田敏訳)
ヴェルレーヌの詩というよりは、上田敏の訳した「海潮音」の中の「秋の日の ヴィオロンの」で日本では良く知られた詩に、日本歌曲の奇才、橋本国彦がメロディをつけました。フランス音楽の味わいをも見せた、面白い仕上がりの歌曲となっています。 ...続きを見る

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2010/11/21 21:35
山田耕筰 歌曲集「AIYANの歌」 詞:北原白秋
山田耕筰の歌曲の展開点ともなった重要な作品「AIYANの歌」も全部取り上げてみます。 ローマ字表記がそこかしこにあるのでどこか東南アジアの情景を思い浮かべてしまいそうですが、これはすべて白秋の故郷、筑後柳川が舞台です。 ...続きを見る

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2010/11/14 23:40
山田耕筰 「日本の笛」よりの歌曲 詞:北原白秋
北原白秋の民謡詩集「日本の笛」、白秋の詩につけたたくさんの有名な歌曲のある山田耕筰ももちろんこれにも曲をつけています。もっとも意外と少なくて、わかった範囲では4曲しかありませんでしたが。 今回はそのうち3曲を取り上げます。有名な「鐘が鳴ります」もそのうちの1曲です。 ...続きを見る

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2010/11/07 12:30
深井史郎 「日本の笛」 詞:北原白秋
民謡詩ということですので、北原白秋の「日本の笛」には有名な平井康三郎の歌曲集だけでなく、おびただしい数の歌曲作品が書かれています。今回はその中でも鮮烈な深井史郎作品を取り上げます。そのディープな日本情緒の表出はたいへんなインパクト。あまり知られていない作品ですがもっと聴かれても良いと思います。 ...続きを見る

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2010/11/03 23:36
平井康三郎 「伊那」 日本の笛より 詞:北原白秋
これは信州・伊那地方の春の歌です。季節外れではありますが、今回取り上げた深井史郎の歌曲集の1曲とかぶっていることもあり取り上げることとしました。非常に対照的な解釈ですので聴き比べるのも楽しいです。 ...続きを見る

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2010/11/03 23:24
平井康三郎 「ちびツグミ」〜日本の笛より 詞:北原白秋
今では法律違反となってしまった(時々捕まる人がいますね)霞網でツグミを取る猟師の仕事歌。怒ってるんだか喜んでるんだかよく分からないユーモラスな歌です。舞台はやはり信州でしょうか。 ...続きを見る

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2010/10/10 18:23
平井康三郎「落葉松」〜日本の笛より 詞:北原白秋
日本の笛、小笠原の歌が続いたあとは一転して信州の寂しい落葉松林の情景です。 白秋には落葉松を歌った有名な詩がありますがこれは別物。中山道を行く馬子の唄でしょうか。 哀愁の中にほのかなユーモアもあってなかなか素敵です。 ...続きを見る

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2010/09/26 22:01
平井康三郎「ぬしは牛飼い」〜北原白秋「日本の笛」より
シラー&シューマンの牛飼いの歌が出て参りましたのでそれつながりでこちらも取り上げます。 なかなか微笑ましい恋の歌です。 ...続きを見る

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2010/09/11 21:24
平井康三郎 「日本の笛」より 詞:北原白秋
ついこの間ここでも追悼の記事を書いたように記憶している平井康三郎も今年生誕100年ということで感慨深いものがあります。彼の代表作のひとつともいえる歌曲集「日本の笛」より4曲。南の島小笠原を題材にしたさわやかな歌を取り上げましょう。すでに「びいでびいで」と「夏の宵月を取り上げておりますので小笠原編の6曲はすべて取り上げました。これから秋には残りの歌も少しずつ取り上げていければと思います。 ...続きを見る

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2010/08/29 23:29
吉田隆子 「君死にたもうことなかれ」 詞:与謝野晶子(昭和24年)
久々の日本の歌のご紹介となります。あまりに有名な与謝野晶子のこの詩、曲をつけた作曲家はたくさんおりますけれども、太平洋戦争以前から弾圧に負けず反戦と労働者階級解放のための活動を続けていた女性作曲家・吉田隆子の1949年に書いたこの作品がまずは挙げられるべきでしょう。終戦直後から作曲を構想し、完成までに4年を要した渾身の作品、忘れ去られるには惜しいということで微力ながらここに取り上げることとしました。 ...続きを見る

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2010/08/14 21:27
若山牧水の詩・和歌につけた作品より
実は2008年の元旦、恒例の日本歌曲特集はちょうど没後80周年を迎えるこの歌人の作品を取り上げる予定にしていました。事情により1日前のUPです。 もっとも実質的に皆様にご覧頂くのは元旦以降ですね。 ...続きを見る

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2007/12/31 23:29
早坂 文雄「七人の侍」 詞:作曲者
このあまりにも有名な黒沢映画のこれまたよく知られた主題歌に、実は作曲者自身がつけた歌詞があることをご存知の方は多くないでしょうか。しかも意外な人が歌っています。 ...続きを見る

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2007/12/22 01:06
下總 皖一「山のあなたに」 詩:カール・ブッセ(上田敏 訳)
この有名な詩に日本歌曲があるとは私も思いませんでした。しかも結構面白い曲です。 ...続きを見る

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2007/12/21 13:44
清水 脩 「荒涼たる帰宅」 詩:高村光太郎
「智恵子抄」より。これは詩も音楽も凄いです。 ...続きを見る

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2007/12/21 13:38
松本民之助 「春日狂想」  詩:中原中也
このおどけながらも深い悲しみに満ちた長い詩に不思議な語りの音楽。 これは一度聴いてみたいものです。 ...続きを見る

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2007/12/21 13:32
市川 都志春「木犀」 詞:石川啄木
繊細な美しさにあふれた曲です。作者がまだ20歳そこそこで書いた作品とは思えない充実感。 ...続きを見る

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2007/12/21 13:29
服部 正 「星と花」 詞:土井晩翠
土井晩翠の詩に戦後つけられた珍しい作品です。 ...続きを見る

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2007/12/21 13:22
安部 幸明「春の宵」  詩:加藤泰三
忘れられた日本歌曲を少し特集したいと思います。この人は今年Naxosで交響曲他の作品の録音が出て再評価されましたね。 ...続きを見る

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2007/12/21 13:15
中山晋平 「一休さん」 詞:若杉雄三郎
日本歌曲のお蔵出しは次回、最終回に集中的に行おうと思いますが、この不思議な曲だけはテイストが「近代史をたどる」に非常に近いものがありますので本日のUPとしました。 中山晋平の中ではこの曲は傑作では決してないとは思いますが、なぜかはまってしまうアブナイ魅力に満ちています。 ...続きを見る

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2007/12/15 23:50
橋本国彦 「ビール樽」 詞:北原白秋
晩夏の夕暮れの幻想的な光景を描いた傑作です。もっとももとは白秋の鼻歌だという話もありますが... ...続きを見る

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2007/08/26 10:30
松村禎三 歌曲集「貧しき信徒」 詞:八木重吉
先日亡くなられた日本のクラシック音楽界を代表する作曲家のひとり松村禎三氏。その円熟期に書いたオペラ「沈黙」が代表作とされ、各新聞の訃報でも紹介されていたようですが、これと非常に縁の深い歌曲集としてこの「貧しき信徒」があります。 現代歌曲として余り耳になじむメロディではありませんが、八木重吉のラジカルな詩もあいまって鮮烈に心に響いてくる傑作だと思います。 ...続きを見る

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2007/08/15 13:42
橋本國彦 「田植唄」 詞:林柳波
昔の田植のお祭のような情景を見事に描き出しています。ただの民謡風に陥っていない伴奏も見事。 ...続きを見る

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2007/06/23 11:20
橋本国彦 「旅役者」 詞:北原白秋
ノーエ節としてよく知られた幕末期の民謡に白秋が新しい詞を、そして橋本が斬新な伴奏をつけました。詩はちょうど今頃の情景です。 ...続きを見る

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2007/05/26 00:58
小松 耕輔 「母」 詞:竹久夢二
竹久夢二の心に染み入るような詩につけた小松耕輔の傑作。小松も亡くなって40年が過ぎ忘れられた作曲家となりつつありますが、この歌はまだ愛している方がかなりおられるようで時折耳にします。 ...続きを見る

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2007/05/12 07:44
平井康三郎 「びいでびいで」 詞:北原白秋
歌曲集「日本の笛」より。小笠原の春を告げる花ビーデビーデ(ムニンデイコ)の花盛りの下の恋の歌です。 ...続きを見る

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2007/04/09 23:27
草川信 「どこかで春が」 詞:百田宗治
草川信の大傑作です。信州出身の彼は故郷をイメージしてこの曲を書いたのでしょうか。 ...続きを見る

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2007/03/02 23:42
平井 康三郎「渡り鳥」 詞:北原白秋
「日本の笛」から。冬の終わりの寂しさを歌います。 ...続きを見る

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2007/02/17 21:24
草川信 「風」 詞:クリスティーナ・ロセッティ(西条八十訳)
クリスティーナ・ロセッティの詩は日本でも愛する人が多いのか、邦訳に曲を付けられることがよくあります。これはそのはしりみたいな作品でしょうか。実は私はつい最近までこの曲は知らなかったんですが、本文に書きましたようなとあるいきさつで知りました。 ...続きを見る

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2007/02/16 23:26
橋本国彦「大日本の歌」 詞:芳賀秀次郎(昭和13年)
建国記念日に取り上げると一部からバッシングを受けかねないような歌なのですが、当時の時代の雰囲気を垣間見る上でとても興味深い作品です。 興味深いといえばこの作詞者の芳賀秀次郎、プロの作詞家ではない人なのですが、この曲とは別にもう1曲、戦後に昭和史に残る(あまり残っていないようにも思えるが)歌詞を書いているのです。 そのことも絡めて取り上げてみることにします。 ...続きを見る

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2007/02/11 19:15
近藤浩平:歌曲集『うみ山のあいだ』再演@2月16日(金)
 当HPにも掲載されている近藤浩平氏の歌曲集『うみ山のあいだ』が来る16日に、「日本の作曲家2007」(東京・サントリー小ホール)で再演されます。  藤井さんが全訳を完成されたヴォーン=ウィリアムスのウィリアム・ブレイク歌曲と同じくオーボエのみの伴奏による珍しい歌曲です(近藤さんはヴォーン=ウィリアムスのものは知らずに作られたようですが)。  演奏は中島みさを(ソプラノ)、伏見聡子(オーボエ)。この中島さんは、以前同じく近藤さんの『ひとのふるさと』作品81(詩:江森國友)の初演を聴いたことが... ...続きを見る

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2007/02/09 12:55
中出良一「浅き春に寄せて」 詞:立原道造
立春の日にはやはりこの詩でしょうか。ちょっとセンチメンタル過ぎるところもありますが美しいです。作曲者の中出良一の悲しみを湛えたメロディも印象的です。 ...続きを見る

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2007/02/04 22:37
橋本國彦歌曲より3曲(その2)
今回の小特集を締めるにあたっての3曲はいずれも彼の問題作を。 この当時(昭和初頭)の日本歌曲としてもの凄く革新的であった2曲 「黴(かび)」と「斑猫(はんみょう)」、それと現在でも歌われていますが歴史の影を引きずることを背負わされてしまっている名曲「母の歌」です。 ...続きを見る

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2007/01/03 21:23
橋本國彦歌曲より3曲
橋本国彦特集 第2弾は彼の最初の歌曲のひとつ「なやましき晩夏の日に」と最後の歌曲「アカシアの花」、それに日本民謡風の味が楽しい「お六娘」の3曲です。3曲3様のスタイルですが、こんなに縦横無尽に音楽を紡ぎ出す才能はたいへん凄いと私は思います。 ...続きを見る

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2007/01/02 08:32
あけましておめでとうございます
みなさまあけましておめでとうございます。昨年はエントリー数の伸びをご覧頂いてもお分かりの通りロシア・フランスの歌曲にかなり偏った一年でございましたが、今年はもう少しバランスを取れればと思います。 地味に続いているイギリス名詩選は今年もやっぱり地味に続けますし、折に触れた記念日に日本の近代史に絡めた歌の紹介もしていきたいと思います。 ...続きを見る

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2007/01/01 12:05
平井康三郎「酒の歌四章」 詞:若山牧水
これから忘年会シーズンですね。酒呑みにはたまらない季節です。 そこでいくつか、酒にまつわる歌をこれから取り上げようと思います。 あまりポピュラーでないけれど、味わい深いのを選んで行きます。 ...続きを見る

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2006/12/10 11:25
平井康三郎 「あいびき」 詞:北原白秋
秋の情景を「日本の笛」からひとつ。神奈川の箱根・足柄にかけてが舞台です。 寂しい歌ですがどこかのどかな情景 ...続きを見る

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2006/11/11 11:54
貴志康一 「かごかき」 詞:作曲者
「豊太閤」と大阪つながりでこの曲も取り上げましょう。くしくもこの作曲者も28歳で夭折しています。海沼実の「おさるのかごや」に似た曲ですが、これよりも強烈なインパクトがあります。さすが大阪... ...続きを見る

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2006/11/05 09:25
瀧廉太郎 「豊太閤」 (明治33年)
あそびの音楽館で現在瀧廉太郎の全作品の紹介が進行中です。 中でも私が楽しみなのが遺作となったピアノ曲「憾(うらみ)」とこの曲「豊太閤」。 この曲は豊臣秀吉のことを題材にはしていますが、歌詞はちょうどこの時代の雰囲気を色濃く出していて非常に興味深いです。 ...続きを見る

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2006/11/05 09:18
平井康三郎「祭もどり」 詞:北原白秋
今日11/2は白秋忌なのですね。というわけでもないのですが、作曲者自身が歌う歌曲集「日本の笛」のライブ録音がことのほか素晴らしかったのでこれから少しずつ取り上げていこうと思います。まずは第1曲の「祭もどり」。かわいい少女の歌です。 ...続きを見る

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2006/11/02 23:54
溝上日出夫「二つの恋の詩」 詞:大手拓次
今の時期にぴったりな恋歌。詩は少々濃厚ですが歌はたいへん爽やかです。 溝上日出夫は最近惜しくも亡くなられましたが、私は日本の抒情歌の巨匠のひとりだと思っています。もっと多く取り上げられても良い人でしょう。 ...続きを見る

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2006/10/08 08:11
皇太子さまお生まれなつた 詞:北原白秋 曲:中山晋平(昭和9年)
まだ皇太子さまというわけではありませんが、秋篠宮様に男の子が誕生されたというニュースは、今を去ること70数年前の昭和8年(1933年)12月、今上天皇が誕生されたときの状況と非常に似たところがあります。これはその翌年初めに出されたインシデンタルミュージック(機会音楽)です。今度のお誕生に際しても、これからこういうのが色々出てくるのでしょうね。芸術家の皆さん、気合を入れて歴史に残るものを残してくださいね。 ...続きを見る

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2006/09/08 21:39
高木東六「夢見たものは」 詞:立原道造
ド演歌に代表されるような泥臭い日本的情緒を嫌い、洗練された音楽を追及し続けた作曲家・高木東六氏が102歳の天寿を全うされました。私は必ずしも好きな作曲家というわけではないのですが、いくつかの作品の素晴らしさは認めます。そんな1曲がこの夭折の詩人の詩につけた歌曲、彼の資質にぴったりあった大傑作です。 ...続きを見る

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2006/08/26 19:36
「死んだ少女」 詞:ヒクメット(江間章子訳)・曲:猪本隆
ヒロシマの原爆忌には間に合いませんでしたがこの曲を。 「花の街」や「夏の思い出」の作詞で知られた江間章子の歌詞はヒクメットの原詩にもっとも忠実でした。そして歌うのではなく「語る」スタイルがこの詩には非常に合っていると思います。 ...続きを見る

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2006/08/09 22:54
「翼」 詞・曲:武満徹
歌の翼、日本からはどうしようか?ということで選んでみたのが武満のうた。 著作権の関係で歌詞が載せられず申し訳ありませんが、よろしければいつもながらのへっぽこコメントをご覧ください。 ...続きを見る

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2006/08/04 23:29
増本 伎共子 「ひな人形」 詩:加古三枝子「碧い部屋」より
義太夫などの語り物のスタイルを現代歌曲に昇華した斬新な音楽を書く人として要チェックの増本伎共子(きくこ)さん。今の時期にぴったりの面白い歌がありましたので取り上げてみます。詩の加古三枝子さんは音楽学者・小泉文夫の奥さんのソプラノ歌手。懐メロファンに戦時歌謡の歌手としての方が今や知られているでしょうか? ...続きを見る

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2006/03/02 07:37
苔桃の果(み)拾う女の歌 詞・曲:伊福部昭
ほとんど言及されることはないですが、先日亡くなった作曲家・伊福部昭氏の歌曲もまた北の大地に住む人々の情緒を色濃く出している傑作揃いです。 アイヌなど北方の民族は実は縄文の古代日本に繋がってくるとも言われていますが、私もこれらの曲を聴くと魂の奥底を揺さぶられるよう。自分の血のルーツが騒ぐのでしょうか... 歌詞がついている分(現地語なので聴いて意味が取れないものもありますが)、それらアイヌやサハリンの人々の暮らしや喜怒哀楽が良く分かりますし、もっと聴かれてもいいのではないかと思いますが。 取... ...続きを見る

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2006/02/10 22:18
松村 禎三 「阿知女」
あけましておめでとうございます。今年も世界各地の「うた」の旅を皆様とご一緒にできれば幸いです。私の方は昨年のようなハイペースにはできないと思いますが、ちょっとはすに構えた感じの選曲とコメントは堅持したいと思います。 さて恒例の新春第一弾の日本歌曲、ことしはこれにしました。古代日本のエネルギー溢れるこの曲、編成はそんなに大きくないのですが「春の祭典」のストラヴィンスキーも真っ青のパワーです。藍川由美さんも普段からは想像もつかない熱演。通好みの作家・松村 禎三氏の若き日の快作です。(FUJII) ... ...続きを見る

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2006/01/01 00:18
米川敏子さん死去
「吉沢検校「冬の曲」(古今和歌集より)」について ...続きを見る

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2005/12/15 12:31
吉沢検校「冬の曲」(古今和歌集より)
 吉沢検校が古今和歌集の和歌に作曲した「冬の曲」。これで「春」「夏」「秋」「冬」の四季が完成です。鶯の歌に始まり年の瀬の歌に終わる四季の和歌は、わたしたち日本人の感性に馴染み深いものですね。最初は単に、著作権上掲載に問題のない日本語の歌詞をと探していて見つけた作品だったのですが、その典雅な音楽と歌に接するうち日本の伝統音楽に魅せられていく思いでした。全くの偶然なのですが、今年は古今和歌集の編纂から1100年、新古今和歌集の編纂から800年という記念の年でした。この出会いを大切にして、日本の伝統音... ...続きを見る

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2005/12/07 01:13
信時潔(詩:蒲原有明)「茉莉花」
明治期の象徴派詩人蒲原有明(かんばらありあけ)の美しい文語詩に作曲された、信時潔のロマンティックな歌曲です。今回試験的にルビを用いました。 ...続きを見る

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2005/10/30 00:46
信時潔「小倉百人一首より」
山田耕筰より一歳年下の、我が国を代表する歌曲作家のひとり信時潔が、百人一首の和歌をテキストにした歌曲集です。(甲斐) ...続きを見る

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2005/09/23 20:16
山田耕筰:歌曲集『幽韻』(小倉百人一首より)
1919年、小倉百人一首より女性歌人の歌のみ五首集めて作曲された歌曲集です。あまり録音に恵まれない作品ですが、古典日本語の美しさを生かした見事な歌曲です。 ...続きを見る

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2005/09/12 22:18
勝ちぬく僕等少国民(昭和20年)詞:上村数馬・曲:橋本国彦
日本人と戦争に関わる歌、最後は迷いに迷った末にこの曲にしました。およそ終戦記念日に取り上げるような歌ではありませんが、日本人と戦争との関係がここまで物凄いことになっていたということを心に留めるためにも、この曲は決して忘れられてはならないと思います。 ...続きを見る

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2005/08/15 00:11
父母のこゑ(昭和20年)詞:与田準一・曲:草川信
太平洋戦争も末期、空襲の激しい大都会を避けて田舎に疎開した子供たちのテーマソングです。草川信の優しいメロディがとても悲しく響きます。 ...続きを見る

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2005/08/14 11:37
敵は幾万(明治24年)詞:山田美妙 曲:小山作之助
言文一致運動で有名な山田美妙の新体詩に、「夏は来ぬ」などの曲を書いた小山作之助が作曲した最古の軍歌のひとつです。封印されたはずのこのジャンルにおいて、なぜかこの曲だけは今の時期に耳にタコができるほど流れており、多くの方は(ほんのワンフレーズではありますが)きっと深層にまで記憶されているものと思います。 ...続きを見る

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2005/08/13 22:22
新しき朝(昭和24年) 詞:永井隆・曲:古関裕而
今日の長崎の原爆忌にちなんではやはりこの歌。 祈りに満ちた「長崎の鐘」の反歌として、この歌のテーマとして歌われた医師、永井隆氏の短歌に付けた傑作です。 ...続きを見る

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2005/08/09 20:47
藍川由美さん「国民歌謡〜われらの歌〜国民合唱」より3曲
私がこの夏、日本人と戦争との関わりについてまとめて調べてみようと思ったきっかけが、藍川由美さんの古関裕而 を歌うコンサートを聴いた10年前に遡ります。 その後10年、私は軟弱にもぐだぐだとここでご覧頂いているようなゴタクを書き散らしていたわけですが、その間も藍川さんは日本の歌の歴史について研究を、そして再現を続けていく中で不当に忘れ去られた、あるいは封印された(誰によって?)戦時の歌曲や歌謡曲も積極的に取り上げられていたのでした。 今回はその中でもとりわけ印象の強かったアルバム「国民歌謡〜わ... ...続きを見る

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2005/08/06 22:10
ほしがりませんかつまでは(昭和18年) 詞:山上武夫・曲:海沼実
先の大戦におけるこの有名な標語には、戦後童謡復興の立役者とも言える作曲家・海沼実がキャンペーンソングを作っています。 この時期に特有のまなじりを決して「やるぞ倹約!」といった感じの歌では全くなく、彼の持ち味を生かした可愛らしい作品にしているのが非常に印象的。「お山の杉の子」や「兵隊さんの汽車」みたいに歌詞を少し変えてでも生き延びさせれば良いのかもしれない、と思ってしまいました。                                        ... ...続きを見る

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2005/08/02 23:54
鎮魂頌(昭和34年) 詞:折口信夫・曲:信時潔
何だか言及するだけでも色眼鏡で見られそうなのでこの歌は取り上げようかどうかかなり迷ったのですが、日本人と戦争を考える上では重要な歌なので思い切って取り上げます。本当は8/15に取り上げるのがうってつけの作品なのですが、私もそこまでの気迫(とこだわり)はないので、作曲者の命日である今日8/1に取り上げることとしました。 信時潔は、最近急速に忘れられてしまいつつある人のような気がしますが、日本の歌曲を考える上では大変重要な人のように思います。 作詞が有名な民俗学者折口信夫であるのも意外なコンビの... ...続きを見る

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2005/08/01 00:50
抜刀隊(明治18年) シャルル・ルルー&外山正一
もう既にフライング気味にいくつか取り上げていますが、戦後60年を振り返る意味でも、「日本の近代史をたどる」シリーズで外せないのは日本人と戦争をめぐる様々なうた。軍歌や戦時歌謡の一群です。 今や街を行く街宣車以外では耳にすることもめっきり減り、彼らが取り上げないような渋い作品は時代の流れの中で完全に忘却されているかのような感がありますが、自分のルーツをたどる上でこれらを「なかったこと」にするのはあまりに欺瞞に満ちているような気がするので、これから8月にかけて少し気合を入れて取り組もうと思っていま... ...続きを見る

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2005/07/24 09:19
平井康三郎 「夏の宵月」 詞:北原白秋 〜 「日本の笛」より
沖縄から広げて夏らしく「南の島」を題材とした歌をこれからいくつか取り上げます。 まずはこの知られざる南国の歌を。小笠原を舞台にした歌曲というのは珍しいのではないでしょうか。 ...続きを見る

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2005/07/06 21:40
ひめゆりの塔(昭和28年) 詞:西条八十・曲:古関裕而
昭和20年の沖縄戦の悲劇のひとつが今年、とても不幸な形のニュースで再び知られることになってしまいました。 そんなひめゆり部隊の鎮魂ともいえる昭和28年の作品。詞:西条八十・曲:古関裕而の強力コンビによる同名の映画の主題歌です。 ...続きを見る

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2005/06/26 15:06
宮良長包「えんどうの花」 詞:金城栄治
沖縄の作曲家としてとても重要なのがこのひと。宮良長包(みやら ちょうほう)なのですが、沖縄の外ではあまり知られていないように思います。 今回は彼の作品中では比較的知られたこの歌。ステレオタイプのオキナワンミュージックではないですが、しみじみ良い曲です。 ...続きを見る

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2005/06/25 11:33
沖縄の歌 2編
今年、この時期はやはり沖縄特集をしておきたいと思います。また例によってジャンルの枠を超えた様々なうたを取り上げることとしましょう。 まずは美しい民謡編曲の歌曲を2曲。いずれも全国的に有名なものを取り上げてみました。 編曲が素晴らしいのでとても印象に残ります。 ...続きを見る

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2005/06/23 21:26
婦人従軍歌(明治27年) 詞:加藤義清 曲:奥好義
明治の女性のことを歌ったうたをもう1曲。「従軍歌」というタイトルから軍歌のひとつと誤解されて今や封印されて忘れさられつつありますが、この曲は日本のナイチンゲール、赤十字の看護婦たちの活躍を歌にしたものです。 折しも時は日清戦争。近代日本が外国と大規模な戦争をした最初の経験です。この時代を「一億火の玉」だの「欲しがりません勝つまでは」などといった日中戦争〜太平洋戦争の色眼鏡を通さずに見るとこんな風な非常に不思議な世界が広がっています。 ...続きを見る

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2005/06/11 20:33
吉沢検校:「春の曲」(古今和歌集より)
「千鳥の曲」に続き幕末の作曲家吉沢検校の作品です。古今和歌集からの六首を歌詞とした実質的に筝伴奏の歌曲です。なお、インデックスの都合上和歌の冒頭部分を仮のタイトルとしてあります。 ...続きを見る

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2005/06/01 00:41
「公徳唱歌(風俗改善)」(明治34年) 詩: 石原和三郎  曲:田村虎蔵
恐るべし明治の唱歌!社会科でも理科でも何でも歌にしているのは知っていましたが、よもやこんなものまで... 日本が近代化を始めた時代、それについていけない人がたくさんいたのでしょうね。でも歌詞を見ると、現在に至るもついていけない人はたくさんいるようです。 ...続きを見る

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2005/05/31 23:08
真の技術者(明治41年)  詩:大和田建樹  曲:田村虎蔵
これから数年かけて(そんなに続くかなあ?)折に触れて日本の近代史を歌でたどるシリーズを行いたいと思います。 埋もれてしまっている歌、知る人ぞ知る歌、庶民の文化から政治的なもの、戦争からわらべうたまで幅広く探訪していくつもりです。 ...続きを見る

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2005/05/19 23:22
柴田南雄・優しき歌より「爽やかな五月に」:詩・立原道造
現代音楽作曲家・柴田南雄には、立原道造の詩集「優しき歌」より選んだ6曲に付けた同名の歌曲集があります。あまり取り上げられることも多くないようですが、立原の詩のお好きな方にはこたえられない魅力を醸し出しているうただと思います。その中から今回は第2曲を。 ...続きを見る

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2005/05/15 21:29

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