アクセスカウンタ

zoom RSS テーマ「文学」のブログ記事

みんなの「文学」ブログ

タイトル 日 時
フィンジ 「一同退場」〜小道や柵の脇を Op.2より 詞:ハーディ
しばらく中断しておりましたフィンジのハーディの詩による歌曲集Op.2 これを取り上げて全曲訳詞完了です。 これもハーディらしい死生観の発露が興味深い内容でした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/05/14 00:15
ショーソン 「アホウドリ」 詞:ボードレール
没後150年記念のボードレールの詩につけた声楽作品の特集もそろそろネタ切れ気味。本当に取り上げられる頻度の少ない詩人です。また何か思い当たればやりますがひとまずこれにて打ち止め。 ショーソンの若き日の力作です。ボードレールの詩集「悪の華」の中でも冒頭近くにあってたいへん良く知られた詩につけています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/05/02 23:54
草川信 「抒情楽譜 月に飛ぶもの」 (1926) 詞:北原白秋&川路柳虹
国立国会図書館のデジタルライブラリー、私が使い始めた10年程前は明治の唱歌くらいしかこのサイトで使えるものはありませんでしたが、時がたち大正〜昭和のはじめに活躍した人たちの楽譜も少しずつですが参照できるようになってきました。草川信の楽譜はまだこれくらいしか公開されていないようですが、このひとつが実に興味深いものでしたので歌詞のみではありますがご紹介させて頂くこととします。ライブラリーにアクセス頂ければ楽譜も見ることができますのでご興味を持たれた方はぜひどうぞ。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/04/22 23:58
草川信 「春の唄」 詞:野口雨情
4月に入り 桜の開花も各地で始まってきたようです。これからいくつか日本の桜にちなむ歌でまだ取り上げていないものの詞をご紹介します。まずはこの作品。草川の曲の中でも屈指の傑作ではないでしょうか。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2017/04/01 23:42
柴田南雄 「夜に詠める歌」 (1963) 詞:立原道造
柴田南雄の生誕100年だった昨年取り上げそびれた曲です。彼には若き日に同じ立原の抒情的な詩につけた爽やかな歌曲集「優しき歌」がありますが、これは1963年、とんがった前衛の柴田音楽 ウェーベルンも顔負けの世界を日本語でやるのが実に新鮮で面白いです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2017/03/05 21:38
ヴォルフ 「新しいアマディース」 ゲーテ歌曲集より
ヴォルフのゲーテ歌曲集 第23曲はゲーテとしてもかなり若い頃の作品 1774以前の作であることが分かっています。オタク少年の空想らしく変化に富んだ面白い曲ではあるのですが、この歌曲集のあまたある傑作群に比べると残念ながら少々影が薄いです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/02/25 23:44
フィンジ 「教会墓地に育つものたちの声」〜小道や柵の脇を Op.2より 詞:ハーディ
死んだ人たちのつぶやきがしみじみと語られますが、決して暗く悲しくはなく、どこかほんのりと温かい曲です。 ハーディの死生観がよく表されている詩のひとつで、フィンジもこんな感じの詩をよく取り上げて歌にしています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/02/19 00:05
ラウタヴァーラ 「死のセレナーデ」 詞:ボードレール
フィンランドの現代作曲家ラウタヴァーラは色々な言葉の詩にメロディをつけています。その多彩さが出たのがこのアカペラ合唱曲集 ドイツ語・フランス語・フィンランド語の詩に曲をつけているのです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/02/12 22:39
ボルド 「黙想」 (1884) 詞:ボードレール
ドビュッシーにも同じ詩につけた歌曲がありますが、この「悪の華」の詩、隠れたフランス歌曲の名匠シャルル・ボルドにも印象的な歌があります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/02/06 00:11
シャブリエ 「旅へのいざない」 詞:ボードレール
デュパルクのつけたメロディがあまりにも有名なこの詩に、シャブリエもまた曲をつけています。 雰囲気は良く似ているのですが、ぜひ聴き比べてみるのも一興ではないでしょうか。 奇しくも両曲とも同じ1870年の作曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/01/23 23:43
ラングストレーム 「夜の翼 (1917)」 詞:ベリマン
今年没後50周年を迎えたのがスウェーデンの詩人ブー・ベリマン。 ラングストレームやステンハンマルといったスウェーデンの代表的作曲家がこぞって曲をつけています。 詩人の著作権が切れるのは今年の大晦日ですので、それまではなかなか取り上げにくいところではありますが、大意の訳詞のみ年内はアップさせて頂き、2018年になったところで原詩のアップと訳詞見直しを一斉にかけることとします。 まずはラングストレームの代表的な歌曲のひとつであるこの曲を。フォン=オッターが収録したスウェーデン歌曲を集めたCDの... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/01/20 21:23
カーター 「音楽」 詞:ボードレール
作曲家ではあまり今年がアニヴァーサリーで目立った人は見当たらないのですが、詩人では何人か注目すべき人がいますので、思いつくままに取り上げて参ります。2017年が没後150年のフランスの詩人ボードレール、あまりクラシック音楽の世界では曲が付けられている作品は多くはないのですが注目すべき曲がいくつかありますので今年中にはすべてご紹介できればと思っています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/01/15 22:39
フィンジ 「ご主人さまと木の葉たち」〜小道や柵の脇を Op.2より 詞:ハーディ
第4曲は勢いあふれる弦楽と歌がやがてしんみりとしてしまう変化に富んだ曲です。深みのあるハーディの詩にぴったりと寄り添った素敵な歌になりました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/01/14 21:40
ヴォルフ 「パーリアの感謝」 ゲーテ歌曲集より
ヴォルフのゲーテ歌曲集 ペルシャの酒盛りの話に続いてはちょっと曲順を戻して第30曲 インドの伝説に基づくブラフマー(梵天)讃歌です。ほんとはこの讃歌の前にくるお話が興味深いところなのですが、ちょっと長くて込み入っているので解説略です。レーヴェがこのお話でバラードを書いているので、いつになるか分かりませんがいつかは取り上げて訳して見たいとは思いますが.... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/01/02 23:01
林光 「初春」 詞:与謝野晶子
毎年恒例の日本の「うた」での新年の幕開け 今年はこれをご紹介いたします。 与謝野晶子の饒舌な詩に引けを取らない林光の才気。とても印象深い作品に仕上がりました。 同じコンビの作品をあと2曲 一緒にご紹介致します。この中では「初夏」が一番良く歌われているかも。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/01/01 11:02
トスティ 「慰め」 詞:ダヌンツィオ
トスティの歌曲は全作品とは申しませんが、没後100年の記念年の今年100曲以上は取り上げようと思っていたのですが、nifty閉鎖による移転騒動などもあり目標には大きく届きませんでした。もっとも英語の詩とかフランス語の詩につけた珍しい作品をかなりの数ご紹介することができましたので、私個人としては楽しめた作業でした。 今年最後のトスティはやはり詩で名コンビを組んでいたダヌンツィオの詩による歌曲集を。 あまり歌われることは多くありませんが、美しいメロディだけでない深みのある音楽でとても魅力的です。... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/12/29 23:19
ヴォルフ 「いったい何事だったんだ 酒場で今日」 ゲーテ歌曲集より
「西東詩集」 酌童の巻からの曲はこれにて完結です。しかしイスラム圏での詩ということになっているのですけれどもどれもこれも... ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/12/28 23:59
ヴォルフ 「皆は 酔っぱらってるからと言って」 ゲーテ歌曲集より
西東詩集 酌童の巻からの曲 続いてはこちらです。給仕女と詩人の寵愛を奪い合う酌童の語りのすぐあとに置かれていて、そのまま語りが続いているようにも読めたので若者の語りっぽく訳してみました。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/12/27 23:14
フィンジ 「牡牛たち」〜小道や柵の脇を Op.2より 詞:ハーディ
イギリスからのクリスマスの歌はこちらを。まさにクリスマスイヴの真夜中のシーンです。ハーディの実に味わいのある詩に弦楽四重奏伴奏の繊細なメロディがついて、宗教的ではないのですがとても敬虔な気持ちにさせられる傑作です。 クリスマスイヴの真夜中とは言ってもサンタクロースではないですよ。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/12/24 23:57
ヴォルフ 「人はしらふでいる間は」 ゲーテ歌曲集より
ヴォルフのゲーテ歌曲集 第36曲もゲーテ晩年の大作「西東詩集」より酒飲みの歌です。詩はふざけているようで結構真面目ですが、音楽は徹底的に戯画化されている感じがします。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/12/18 23:51
ガーデ 「みどり児イエスが横たわっておられました 飼い葉桶の中」 詞:アンデルセン
北欧からのクリスマスソングにはこれを選んでみました。作曲者のニルス・ガーデ(ゲーゼ)はアンデルセンとほぼ同じ時代を生きた人です。彼らの故郷デンマークではこの歌はまだまだ現役のようです。 また、この詩のドイツ語訳にはシューマンがメロディをつけて歌曲としています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/12/17 23:42
フィンジ 「小道や柵の脇を Op.2」より 詞:ハーディ
フィンジのハーディの詩につけた歌曲、第3曲にとても素敵なクリスマスにちなむ歌があることでもあり、引き続きOp.2を取り上げて参ります。まずはその1・2曲目を。 弦楽四重奏の伴奏によるとても美しい音楽です。 3曲目はクリスマス前後に取り上げます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/12/16 23:55
フィンジ 「大地と大気そして雨 Op.15」より4 詞:ハーディ
フィンジの歌曲集Op.15 最後の3曲を取り上げまして全訳完成です。結構骨の折れるハーディの詩なので思いのほか時間がかかりました。引き続き他のハーディ歌曲集も取り上げて行きたいと思いますがどれだけできることやら... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/12/11 20:27
ヴォルフ 「コーランは永遠のものなのか」 ゲーテ歌曲集より
少しずつご紹介しているヴォルフのゲーテ歌曲集 忘年会シーズンに入りましたこともあり、後半の「西東詩集」 酌童の巻から取り上げた酒にまつわる歌を今月は集中して取り上げようと思います。 まずはその最初の歌 コーランでは飲酒はご法度だったように思っておりましたが、中世のペルシャではそのあたり融通無碍だったのでしょうか。たいへん面白い詞と曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/12/10 00:03
フィンジ 「大地と大気そして雨 Op.15」より3 詞:ハーディ
だいぶ間が空きましたのでここで一気に第4〜7曲目まで4曲対訳をアップします。 とても多彩なハーディ−フィンジの世界を私は堪能しています。ぜひ皆さまもどうぞ。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/12/04 22:42
フィンジ 「大地と大気そして雨 Op.15」より2 詞:ハーディ
フィンジの傑作歌曲集より 第3曲目の訳詞です。ハーディの詩は含蓄があって訳すのはとても難しい... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/11/20 00:11
オネゲル 「2つのアリエルの歌」 原詞:シェイクスピア
オネゲルの書いた劇音楽から 歌詞はフランス語です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/11/19 23:57
フィンジ 「大地と大気そして雨 Op.15」より 詞:ハーディ
ハーディの詩はずっと取り上げたかったのですが今までハードルが高く手が出ませんでした。 ちょうどイギリスの作曲家フィンジが没後60年ということもあり、彼のハーディの詩による歌曲集からいくつかを取り上げてみたいと思います。まずはフィンジの代表作のひとつともいえるこの歌曲集をこれから少しずつご紹介致します。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/11/13 23:49
ワイル 「二人の戦士への挽歌」 詞:ホイットマン
クルト・ワイルがアメリカに亡命した時に書いたホイットマンの南北戦争をテーマにした詩による4つの歌曲、これにて訳詞が完結です。第二次大戦の世界を念頭にワイルは書いたのですが、戦争の愚かしさは時代が変わっても何も変わらないといったところでしょうか。これも大変に重たい歌です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/11/13 23:33
フォルトナー 「献呈」 詞:シェイクスピア
ドイツの現代作曲家フォルトナーがシェイクスピアのソネット4篇をピアノ伴奏の歌曲としたものです。 シェイクスピアのソネットを歌曲化したものは意外と多くないので結構貴重です。 すべて何らかの形で美少年愛ネタですが、その中でも第20番のソネットは強烈(フォルトナーの第1曲目)。私も訳していて思わず日本語に詰まってしまいました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/11/06 22:24
藤井清水 「秋の夜」 詞:野口雨情
今の季節にぴったりの童謡です。コオロギの鳴く声のピアノがなかなか小粋 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2016/11/05 23:33
ヴォルフ 「とりちがえられた処方箋の歌」 原詩:シェイクスピア
ヴォルフ晩年の作品 彼には珍しくシェイクスピアを題材にしています(ドイツ語訳はシュレーゲルによる) 真夏の夜の夢からというのも興味深いところです。ロバの頭になってしまった職人ボトムの歌う歌です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/10/31 23:50
レーヴェ 「デズデモーナの歌」 詞:不詳
以前ご紹介したシェイクスピアのハムレットより「墓掘り人夫の歌」にレーヴェが曲をつけたもののすぐ後、同じく「オセロ」からのこの歌が収録されておりました。侍女エミリーとの会話の部分は語りになっていたりと、これも「墓掘り」の歌同様に舞台でそのまま使える作りの曲になっております。実際に舞台で使われたかどうかは不明ですが。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/10/24 23:24
ビショップ 「語れと命じてください」 詞:シェイクスピア
没後400年のシェイクスピア特集も再開します。ビショップといえばやはりシェイクスピアの戯曲から取った「聞け 聞けヒバリ」が有名ですが、他にもシェイクスピア作品がありました。物語詩「ヴィーナスとアドニス」から取った歌というのがかなり珍しいです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/10/22 23:37
ルイス・キャロルの詩につけた諸作品
意外とクラシック作曲家に取り上げられていないのがこのキャロルの詩、ナンセンスな中に深淵さを感じさせるあたりがなかなか手を出し難いというところもあるのでしょう。サイト移転前はひとつも取り上げておりませんでしたが、移転時にリゲティのナンセンス・マドリガルを取り上げようと思って色々調べてみる中で、イギリスの女性作曲家リザ・レーマンの力作を見つけ、合わせて取り上げることとしました。 これに加えて、「鏡の国のアリス」から翻訳の超難関「ジャバウォッキー の詩」の訳を本日仕上げてアップできましたので、合わせ... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/09/18 21:47
バイロン Sun of the sleepless 眠らぬ者の太陽 による歌曲
今年の十五夜が9月15日ということで、あまりお月見っぽくないですが月にちなんだ歌を取り上げます。 バイロンが歌の詞とすることを意図して書いた「ヘブライのメロディ」からの一篇。 もとの英語の詞に付けられた曲であまり歴史に残ったものはないのですが、レーヴェ、メンデルスゾーン、シューマン、ヴォルフとドイツ歌曲の錚々たる顔ぶれがドイツ語の歌詞にメロディをつけています。 ドイツ語に訳した人がそれぞれ違っていて、歌詞のニュアンスが微妙に違っているのも面白いところです。 シューマンのものはすでに取り上... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/09/15 23:30
ハウスマン 「シュロップシャーの若者」よりの歌曲
移転作業に伴い追加した300曲あまりの曲についてはあまり皆さまの興味を惹くようなものもないですし、この更新情報自体あまりアクセスがありませんので手間をかけてのご紹介は失礼させて頂きます。 ただ、これからの新規アップと絡めて一緒にご紹介、ということはさせて頂きますので今回はその第一弾。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/09/10 23:32
ヴォルフ 「肝に銘じること」 ゲーテ歌曲集より
本日より通常更新再開です。まだ詩人別の整理の作業が大量に残っておりますので新規アップはしばらく大幅ペースダウンですがご了承ください。 継続中のヴォルフ「ゲーテ歌曲集」 第18曲は地味ですがヴォルフらしい詩のセレクションでなかなか味のある曲となりました。Youtubeではなんと往年のイギリスのテナー、マコーマックが歌っているものが聴けました。 他にアップされていなさそうなのがこの曲のマイナーさを物語っておりますが... ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/09/10 23:15
バターワース 「若者が憧れにため息つく時に」 詞:ハウスマン
この詩、とてもシニカルですが恋の一面をうまく表しているでしょうか。 音楽は絶妙の美しさ 最後の余韻が特に素敵です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/03/20 23:56
バターワース 「おお とても美しい 空も野原も」 詞:ハウスマン
第一次大戦で若くして戦死したイギリスの作曲家ジョージ・バターワースも今年没後100年です。ということは第1次世界大戦からまだ100年ほどしか経っていないのですね。 彼のハウスマンの詩につけた歌曲がいくつかご紹介から漏れていましたので、このアニヴァーサリー年にご紹介いたしましょう。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/03/14 00:03
ツェルター&シューベルト 「ヨハンナ・ゼーブス」 詞:ゲーテ
東日本大震災から5年、洪水の中弱い人たちを助けようとして水に飲まれて死んだ少女を追悼したこの詩につけた曲はいつか取り上げたいと思っておりましたのでこれを機会にご紹介したいと思います。ゲーテはツェルターに曲を書いてもらうために作詞したようですが、のちにシューベルトも未完ですが作曲しています。 (他に今回は取り上げませんでしたがライヒャルトの歌曲もあり、D.フィッシャーディースカウの録音もあります) ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/03/11 23:51
ヴォルフ 「あつかましく そして陽気にT」 ゲーテ歌曲集より
ゲーテ歌曲集 この詩はもともとジングシュピール(歌物語)「ベラ荘のクラウディーネ Claudine von Villa Bella」の中の山賊どもの歌でした。なかなかユーモラスで楽しい歌です。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/03/05 23:59
トスティ 「最後の一葉」 詞:ゴーティエ
ショーソンの歌曲にもなっているゴーティエの詩、トスティもセンチメンタルにならない味のある歌にしています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/02/29 00:13
ブライアン 「つららが壁に垂れ下がり」 詞:シェイクスピア
喜劇「恋の骨折り損」 大詰めの合唱「春」と「冬」のうちこちらは「冬」の歌詞。 あまり独唱歌曲で有名なものはないですが、このブライアンのものは結構強烈で面白い曲でした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/02/28 23:49
ドリーブ&フランク 「ニノン」 詞:ミュッセ
昨日取り上げたトスティの歌曲「ニノン」 なかなか深みのあるセレナーデということで、このミュッセの同じ詩を結構な作曲家が取り上げて歌曲にしています。そんな中からレオ・ドリーブとセザール・フランクのものを取り上げてご紹介します。歌詞のカットや繰り返しが各人各様なのも面白いところです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/02/28 22:24
トスティ 「ニノン」 詞:ミュッセ
トスティのミュッセの詩によるフランス語歌曲。何曲か続きましたので代表作のこれを。 これまで取り上げた曲がまさにレア曲なのに対して、この曲だけは昔からよく取り上げられています。 確かに魅惑のメロディ。トスティのフランス語歌曲の中でも指折りの傑作ではないでしょうか。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/02/28 00:42
ドビュッシー&ピエルネ 「カディスの娘」 詞:ミュッセ
トスティのつけた曲を昨日ご紹介した「カディスの娘」 本家本元のフランスでは(もっとも舞台はスペインですが)ドリーブの他に誰がメロディを書いているのだろうと思ったらこの二人の曲が目につきました。 スペイン情緒あふれる音楽ですが、いずれも個性的な歌にしています。 (ドビュッシーのものはデュエット曲です。なおタイトルは違っておりますが歌詞は一緒です) ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/02/28 00:24
トスティ 「カディスの娘」 詞:ミュッセ
ドリーブの書いた作品があまりにも有名で良く取り上げられていますが、同じ詩につけたこのトスティのものも決してそれと遜色ない作品だと思います。トスティが本気でエンターテイメントを追求すると凄いことになるのですね。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/02/27 00:11
オッフェンバック 「フォルテュニオの歌」 詞:ミュッセ
昨日取り上げたトスティのものの大元となった歌曲です。のちに彼はこれで小オペレッタを書いています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/02/26 23:59
トスティ 「フォルテュニオの歌」 詞:ミュッセ
ミュッセの戯曲の挿入歌が元ですが、トスティも情緒あふれるワルツを書いていてとても印象的な歌になっています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/02/25 22:46
トスティ 「こんにちは シュゾン」 詞:ミュッセ
昨日ご紹介した「さよなら シュゾン」の姉妹編の詩です。ボンジュールの響きが気持ち良いです。フランス語でも彼の見事なメロディは健在。思わず聞き惚れてしまいます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/02/24 22:44
トスティ 「さよならシュゾン」 詞:ミュッセ
トスティのフランス語の詩につけた歌曲 引き続いてはミュッセのものにつけた歌曲をいくつか。 これはビゼーのつけた曲が良く知られています。 トスティは12年を経て2度、まったく雰囲気の違う作品を書いています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/02/23 23:38
トスティ 「タヒチの娘」 詞:ユゴー
トスティのフランス語の詩につけた歌曲はアッと驚くような異色作が目白押しですが、その中でもこの作品にはやられました。タヒチは当時既にフランス領でしたし、ゴーギャンなんかが移住してそれなりにフランスとの繋がりはあったにしてもユゴーにこんな詩があって、それにトスティが曲をつけているとは... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/02/21 20:26
クィルター 「今日は聖ヴァレンタインデーよ」 詞:シェイクスピア
今年のヴァレンタインも私は何事もなく過ぎて行きましたが皆さまはいかがだったでしょうか。 イギリスの作曲家としては突出してシェイクスピアの劇中歌の歌曲化に精魂傾けたクィルターですから、ハムレットの中のこの詩にもつけた曲があります。 問題となる部分をばっさりとカットしていますので物足りないと思われる方もおられるかも知れませんが、この爽やかな愛らしさはそうしたが故の魅力ということでしょう。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/02/14 21:55
レーヴェ 「墓堀人夫の歌」 詞:不詳
ハムレットからの歌 続いては第5幕第1場 死んだオフィーリアの墓を掘る人夫の鼻歌です。 ハムレットとホレイショの語りもついてたいへん贅沢な作り。もっともそのためにほとんど取り上げられないのですが。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/02/12 00:03
アイヴズ 「ソロー」 詞:作曲者
1915年、アイヴズは大作 ピアノソナタ第2番を仕上げていますが、その4楽章がマサチューセッツの自然主義者 ヘンリー・D・ソローを題材としております。それと姉妹編と言えるのがこの歌曲、ピアノソナタの素材を巧みに用いています。歌詞はソローの代表作「森の生活 ウォールデン」からアイヴズが切り出してきて自由に編集しています。このあたり彼のコラージュ癖は音楽だけではなかったということでしょうかね。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/02/08 00:15
アイスラー 「ホレイショのモノローグ」 詞:シュレーゲル
シェイクスピアの特集 引き続いて今月は「ハムレット」からの歌を集中的に取り上げて参りたいと思います。 有名な戯曲ですので、英語の原詩だけでなく世界各国語に訳された歌がありますので、基本的にはできる限り訳された言語の詩からの直訳をご紹介したいと思います。 まず第1弾はドイツ語に訳された、ハムレットが死んだ後の大詰めのホレイショの台詞に付けた歌。 1942年 アイスラー亡命中の作曲です。この歌に込められたメッセージは私などが申し上げなくても明らかですね。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/02/07 23:57
ヴォルフ 「コフタの歌 II」 ゲーテ歌曲集より
ヴォルフのゲーテ歌曲集 第15曲は前の曲に引き続いて古代オリエントの予言者の霊コフタのお言葉 こちらも歯切れのいい説教です。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/02/07 00:07
コルンゴルト 四つのシェイクスピアの歌 Op.31
先日第3曲だけ取り上げましたコルンゴルトによる英語の原詩につけたシェイクスピア歌曲集、残り3曲も取り上げます。いずれも雰囲気づくり、メロディの美しさともに素晴らしい曲です。1曲目だけ「オセロ」より、あとは「お気に召すまま」より詞は取られています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/31 08:31
トスティ 「幻影」 詞:ダヌンツィオ
トスティの歌曲、引き続いてはカレーラスの歌声を聴きながらお届けします。 彼もトスティは有名曲ばかりでなくなかなか充実したラインナップで取り上げて聴かせてくれます。 この曲はソプラノのフリットリとのジョイントで、1996年ウィーンでのライブで歌われている録音があります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2016/01/28 00:07
コルンゴルト 「吹けよ 吹け 冬の風よ」 詞:シェイクスピア
まだコルンゴルトがヨーロッパにいた1937年の作ですが英語の原詩につけられています。 シニカルなユーモアの表情と哀感はこの曲が一番出せていて歌詞にピッタリなように私には感じられます。 歌曲集の第3曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/26 00:07
ウェーベルン 混声合唱のための2つの歌曲 Op.19 詞:ゲーテ
歌曲とありますが混声合唱曲です。伴奏がこれまでOp.14あたりから色々試みられてきた楽器の組み合わせの集大成のようになっていて、それに複雑な声が絡む とても面白い聴きものとなっています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/25 00:11
アーサー・ヤング 「吹けよ 吹け 冬の風よ」 詞:シェイクスピア
多分誰かやっているだろうと思ってはいましたが案の定ありました。 ビッグバンドでスゥイングするシェイクスピア。 1940年初めの味のある演奏が残されておりました。ヴォーカルもバックバンドもみな素敵です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/25 00:00
トマス・アーン 「吹けよ 吹け 冬の風よ」 詞:シェイクスピア
イギリスの愛国歌「ルール・ブリタニア」を作曲した、世代的にはシェイクスピアが没してほぼ100年後に生まれたこの人もけっこうな数のシェイクスピアの劇中歌にメロディをつけています。 ドラマティックな音楽が書かれる時代ではなかったですが、端正で美しいメロディは十分に魅力的。今でもよく取り上げられているようです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/23 23:56
ジョン・ラター 「吹けよ 吹け 冬の風よ」 詞:シェイクスピア
現代イギリスの作曲家ラターの書いたこの曲(合唱曲)は暗い表情ですがあざといくらいに美しい音楽です。 その分この詩のユーモアは薄れてしまったかも。 ...続きを見る

かわいい ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/01/23 00:11
ケテルビー 「吹けよ 吹け 冬の風よ」 詞:シェイクスピア
今の季節にぴったりのシェイクスピアのこの詩は喜劇「お気に召すまま」より。 いくつかの魅力的な作品を続けてご紹介しようと思います。 既にクィルターのものは取り上げておりますので、第1弾はこの人。「ペルシャの市場にて」で有名なこのライト・ミュージックの大御所にもこんな作品があったのですね。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/21 23:54
クィルター 2つのシェイクスピア歌曲 Op.32
クィルターの作品番号付のシェイクスピア歌曲集は全部で4セット、14曲あります(他にも作品番号なしの作品が結構な数ありますが)。この作品32は一番最後のものになります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/18 00:06
フォーレ 「>町人貴族のセレナード」 詞:モリエール
モリエールの劇の付随音楽から。今では単独で演奏されます。 フォーレのみやびな響きとそこはかとないユーモアが混じり合ってなかなか面白い歌になっています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/17 00:22
ビーチ 「3つのシェイクスピアのコーラス」 Op.39
アメリカの女性作曲家として19世紀末〜20世紀前半に活躍したエイミー・ビーチ、シェイクスピア歌曲に素敵な作品があるのは知っており、以前その中から1曲取り上げておりましたが、もうひとつ、合唱作品でも非常に印象的な美しい作品を見つけました。「夏の夜の夢」から2曲と「テンペスト」から1曲、いずれも妖精絡みの曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/16 23:49
ヴォーン=ウイリアムズ 「音楽へのセレナーデ」 詞:シェイクスピア
とても美しい声楽アンサンブル(又は混声合唱)曲です。 原詩は喜劇「ヴェニスの商人」の第5幕冒頭のダイアローグ部分から取ってきていますが、会話とは関係ない美しい音楽になりました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 4

2016/01/13 23:51
サリヴァン 5つのシェイクスピア歌曲
19世紀イギリスのコミックオペラの大御所アーサー・サリヴァンは、同時にけっこうな数のシェイクスピアの劇音楽を書いています。それとは別に若い頃、この5つのシェイクスピア歌曲を書いていて、そこでもオペレッタ調の軽やかなスタイルを披露してくれているのです。「オセロ」からの「柳の歌」なんかは少々違和感もありますが、とても面白いセレクションの歌曲集です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/11 23:21
フォーレ 劇音楽「カリギュラ」より Op.52 詞:デュマ(父)
フォーレはいくつか劇の付随音楽を作曲していますが、中ではこれが一番聴いていて面白いと私は思います。 声は女声合唱のみを使っていますがフォーレらしからぬダイナミックな音楽の作りに、それでいてやっぱりフォーレの響きがするのが何とも不思議です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/11 23:13
ウォーロック 「甘く 何度も」 詞:シェイクスピア
イギリスの作曲家ウォーロックもいくつかシェイクスピアの戯曲からの詩に曲をつけておりますが、タイトルを普通と違うのにしていることが多く、有名な詩に付けているにも関わらずそれに気づかないことがよくあります。 これも英語圏の作曲家ならほとんど誰でも曲を書いていると言っても過言ではない戯曲「十二夜」よりの「おい 俺の彼女 O mistress mine」なのですね。タイトルは歌詞の途中の部分からつけていますが、その洒落たタイトル通りの非常に甘美なすてきな曲でした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/10 23:12
ヴォルフ 「コフタの歌 T」 ゲーテ歌曲集より
ルパン三世なんかにも名前の登場する近世ヨーロッパの希代の山師 カリオストロと縁の深い詩です。 コフタというのは古代オリエントで預言者に憑りつく霊なのだそうです。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/01/10 23:01
ブラームス 「アルト・ラプソディ」 Op.53 詞:ゲーテ
「冬のハルツの旅」の一部を取り出して曲をつけた、ブラームスの声楽作品の中でも比較的良く知られたもの。 著名なアルト歌手ならたいてい録音しているといった感じです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/09 23:55
バーバー 「アントニーとクレオパトラ」からの2つのコーラス Op.40 詞:シェイクスピア
アメリカの現代作曲家バーバーも鮮烈な作品をシェイクスピアを題材にして書いています。 歌が戯曲中にないので、取り上げられることが極めて稀なこの戯曲から。 有名な台詞をつなぎ合わせて2つの合唱曲にしています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/06 23:50
ホヴァネス 「2つのシェイクスピアのソネット」 Op. 31
最近はあまり耳にしなくなりましたが 私が若い頃はまだ存命で活躍していたアメリカの作曲家です。 彼のルーツである中央アジアを題材としているような音楽が多いのですが、なぜかこれだけシェイクスピアの詩につけた作品です。ソネットの29・30番。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/05 23:14
アイブズ 「海の挽歌」 (1925) 詞:シェイクスピア
シェイクスピアによる作品 続いてはアメリカの奇才 アイブズのものを。 先のティペットと同じ「テンペスト」からです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/04 00:09
ティペット 「アリエルのための歌」 詞:シェイクスピア
シェイクスピアの詩につけた歌曲 続いてはイギリスの作曲家マイケル・ティペットの書いたこの歌曲集。 現代的な風味が曲想にピリッとマッチして面白い仕上がりの作品です。 出典は戯曲「テンペスト」より ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/02 21:50
エリオット・カーター 「恋する心はどこに宿る」 詞:シェイクスピア
今年没後400周年のシェイクスピア作品につけた音楽についてはとにかくたくさんありますので丸一年かけてじっくりと取り組みたいと思います。最初しばらくは英語圏の近現代作曲家の原語につけたものを色々探訪してみようと思います。まずは先年103歳の天寿を全うしたアメリカのエリオット・カーターの歌曲を。 詞の出典は「ヴェニスの商人」からです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/02 21:36
ベートーヴェン 劇音楽「エグモント」より 詞:ゲーテ
新春第2弾はこちらです。特に意味はありませんが、取り上げるものがどんどんマイナーになって行きますと来て下さる方がみるみる減って行きますので時々こういう大物も織り込もうということで... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/01/02 21:23
レフラー 「ひび割れた鐘」 詞:ボードレール
この年末はマイナーなフランス歌曲大蔵出し総ざらえのようになりましたが、今年最後もこの作品で行きます。 ボードレールの「悪の華」中のこの詩に曲をつけた人はあまり多くはないようですが、その中では出色の歌曲です。 ピアノだけでなくヴィオラが絡むのがなかなか良い味わいです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/12/31 21:03
ボルド 「おお悲しい 悲しいわが魂よ」 詞:ヴェルレーヌ
ヴェルレーヌの詩でもかなり歌曲になるのが珍しいものです。あまり知られてない人ですがシャルル・ボルドのものが傑作。最近ジャルスキーの素晴らしい歌唱がリリースされましたので取り上げることにしました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/12/30 20:14
ラロ ユゴーの詩による歌曲 Op.17より
フォーレつながりでラロのOp.17の1曲を取り上げましたので、 ユゴーの詩による歌曲集Op.17 残りの3・4・5曲を取り上げ全曲ご紹介します。 なかなかまとめて聴ける機会はないかと思っておりましたら、ラロ歌曲全集なんていう 嬉しい録音が最近リリース。彼の知られざる傑作がたくさん耳にできることとなりました。 来年は少し気合いを入れてこの人の歌曲はご紹介できればと思います。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/12/29 22:17
フォーレ 「魔神たち」 Op.12 詞:ユゴー
フォーレの合唱曲、あまり彼らしさはないかも知れませんが印象的な音楽作品です。 アラビアの砂漠に現れる妖怪変化の群れの登場から消滅を4分ほどの管弦楽伴奏付の合唱曲にしています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/12/28 23:02
フォーレ・アーン他 「この世ではすべての魂が」 詞:ユゴー
フォーレの女声によるデュエットが一番有名だと思いますが、このユゴーの熱い愛の詩、けっこう人気があって色々な人が歌にしています。ここではそんな中から4曲取り上げて見ました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/12/27 23:31
フォーレ 「オランピオの悲しみ」 詞:ユゴー
これも未出版の独唱歌曲でほとんど歌われません。ユゴーの詩はたいへん有名なものですが、38節もあってむちゃくちゃ長いので、フォーレはここから6節だけ取り出して超ダイジェスト版の歌にしています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/12/26 22:40
フォーレ 「私はこの唇を当てたのだから」 詞:ユゴー
初期の作品番号のついていない(未出版)作品で、めったに取り上げられることはありませんが、なかなか美しいメロディの佳曲です。ユゴーの詩もロマンティックなラブソング。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/12/26 22:33
信時潔 「小曲五章」 詞:与謝野晶子
前回与謝野寛の和歌につけた信時の歌曲を取り上げましたので、引き続き奥様の晶子の和歌と詩につけたこの歌曲集を。前半3曲が和歌から 後半2曲が詩と面白い構成の歌曲集です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/12/17 23:23
フランツ ゲーテの詩による歌曲
シューベルトの時代までは多くの作曲家にたくさん取り上げられていたゲーテの詩ですが、さすがにシューマンの弟子のフランツの時代までくるとだいぶ取り上げる数も減って、Emily Ezustのページによればフランツの膨大な歌曲作品中、ゲーテの詩につけた歌曲は全部で7曲だけのようです。ここではゲーテの作品ばかりを取り上げた作品33の歌曲集の詩をすべて取り上げますが、かなり個性的な選択です。残念なことにまだ全部は音になったものを聴けてはいないのですが。 白井光子さんのフランツ歌曲集では第1曲(Op.33-... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/12/15 23:01
ヴォルフ 「旦那さんとおかみさん」 ゲーテ歌曲集より
大体月1本のペースで進んでおりますヴォルフのゲーテ歌曲集、完成まではまだまだ長いですがどうか気長にお付き合いください。 さて今回取り上げるのは第13曲で、今の季節にはぴったりのこの歌。「善人夫婦」という邦題のこともありますが、この江戸小噺みたいなお話、それらしく訳したかったのでこういうタイトルにしてみました。 私の技量ではあんまり落語っぽくできなかったのが残念ですが。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/12/14 00:19
信時潔 「短歌連曲」 詞:与謝野寛
そのタイトルの通り、短歌を4つ繋いでひとつの歌にしています。 詞はご存じ与謝野晶子の旦那さんですね。青空文庫に晶子による彼の短歌の解説があり、そこでこの歌にも言及がありました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/12/14 00:09
ガーニー 「ドゥーニーのヴァイオリン弾き」 詞:イエイツ
イエイツの詩に付けた歌曲、あと少しだけガーニーの作品を取り上げて終わりにします。 この曲は屈託ない詩につけた愉快な歌。しかしイギリス歌曲らしく端正です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/12/12 08:25
信時潔 「沙羅の木」 詞:森鴎外
信時の有名な歌曲集「沙羅」とは無関係です。 鴎外の自宅にあった沙羅の花のことを詠んだ詩がこの自宅跡が鴎外記念館になるときに詩碑となったのですが (また鴎外33回忌も兼ねて)その昭和29年にこの曲も書かれていますのでその詩碑建立ともなにがしかの関係はありそうです。 戦後はあまり作曲していない信時としては最後の方に近い歌曲となります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/12/07 00:04
スヴィリードフ 「街中のマドンナ」 詞:ブローク
スヴィリードフのこの9曲からなる歌曲集「ペテルブルク」。何とか年内に訳詞完結です。 5月から始めてはおりましたが、この難解なブロークの詩を9つもロシア語初心者が訳そうという無謀な取り組み。 恐らくは勘違いだらけだとは思いますがご容赦頂ければと思います。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/12/06 00:31
信時潔 「天業恢弘」〜「海道東征」より 詞:北原白秋
最終の第8章は橿原宮での即位のシーンです。堂々と盛り上がって曲を閉じますが、ドイツ音楽っぽさ全開でこういう祝詞のような言葉を歌うのは少々違和感ありです。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/11/29 20:01
信時潔 「白肩の津上陸」〜「海道東征」より 詞:北原白秋
海道東征 第7章はいよいよ畿内への上陸です。白肩の津は今の大阪付近。 堂々たるドイツのカンタータのようなインパクト。もっともこの上陸作戦は頑強な抵抗にあって失敗に終わります。そんな状況もこの楽章の最後には描写されています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/28 22:32
信時潔 「海道回顧」〜「海道東征」より 詞:北原白秋
第6章は瀬戸内海を筑紫の国から縦断していくダイジェスト。最後は西日本を平定した栄光を賛美するのでしょうか。 堂々たる合唱で終わります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/27 00:21
スヴィリードフ 「沈滞の年に生まれた者たちは」 詞:ブローク
歌曲集「ペテルブルク」 第8曲です。 ロシア革命で国が揺れ動く時期の不安感が描かれていますが、最後の祈りの音楽は感動的です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/27 00:06
信時潔 「速吸と菟狭」〜「海道東征」より 詞:北原白秋
第5章は船が速吸瀬戸(はやすいのせと 今の豊予海峡)を抜け、菟狭(今の大分県宇佐)に上陸して歓待を受けたというエピソードを歌にしています。ほのぼのした内容のお話なので音楽も日本情緒を前面に、とても聴きやすい楽章です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/26 00:09
信時潔 「御船謡」〜「海道東征」より 詞:北原白秋
第4章は東征の船の上の情景です。初めはしっとりとしたバリトンソロですがやがてゴキゲンな舟歌が盛り上がって行きます。 ちょっと映画音楽っぽいところはありますが。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/25 00:24
信時潔 「御船出」〜「海道東征」より 詞:北原白秋
カンタータ「海道東征」 第3章はいよいよ大和へ向かっての出港です。 なかなかに気宇壮大な音楽になっています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/24 00:12
信時潔 「大和思慕」〜「海道東征」より 詞:北原白秋
1940年のカンタータ「海道東征」。第2章は有名なヤマトタケルの和歌とされている「大和は国のまほろば」のフレーズを織り込んで、これから攻め行くこととなる大和の国の美しさを歌います。 女声だけの柔らかな響きが実に美しい章です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/23 00:11
信時潔 「高千穂」〜「海道東征」より 詞:北原白秋
11月28日に初演者である東京芸大としては75年ぶりにこの大曲を再演するのだそうです。 戦前の価値観が色濃く出ている作品ですし、その大規模さからおいそれとは演奏できなかったこの曲に再び光が当たって来ているのでしょうか。 ここの歌詞に垣間見えている過度な国家主義的な色合いを強調しすぎると、またあの全体主義的な時代の再現に手を貸すようなことにもなりかねませんので、ちょっと私としては取り上げるかどうか大いに迷ったのですが、信時潔の作品を語る上では無視する訳にも参りませんので、表現の仕方に注意しなが... ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/11/22 00:42
ブライアン 「妖精の歌」 詞:イエイツ
かなりディープな英国音楽ファンでないと名前はご存じないであろう作曲家ですが、この人は結構イギリスの名詩で印象的な歌曲を書いています。これもそんなひとつでしょうか。イエイツの戯曲から取って来た詩のようです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/22 00:27
ガーニー 「慰められることの愚かさ」 詞:イエイツ
イエイツの詩につけた歌曲のご紹介も今年の初めにちょろっとだけやって長らく中断しておりました。 詩人生誕150周年の今年もあとわずかですが、もう少し取り上げて年の暮れを迎えたいと思っております。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/21 00:02
スヴィリードフ 「ペテルブルグの歌」 詞:ブローク
歌曲集「ペテルブルク」 第7曲 幻想の世界の鮮烈なワルツです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/20 23:53
信時潔 「わすれなぐさ」 詞:上田敏
山田耕筰の歌曲のご紹介、まだまだあるのですがちょっと小休止で、もう一人の今年没後50年の日本の大物歌曲作曲家、信時作品のご紹介を再開致します。 これはとても渋い、学校唱歌のような歌ですがどこか懐かしく、味わい深いです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/17 23:54
フランツ リュッケルトの詩による歌曲
リュッケルトの詩にローベルト・フランツのつけたのは全部で7曲。その中からここでは初期の3曲を取り上げてみました。白井光子さんの録音ではこのうちOp.4-7だけが取り上げられています。これは5月に既に取り上げていたものです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/16 21:40
フランツ メーリケの詩による歌曲
Emily EzustのLiederNet Archiveによれば、ローベルト・フランツのメーリケの詩につけた歌曲は全部で9曲。ここではそのすべてを取り上げて訳してみました。もっとも9曲中7曲はヴォルフのメーリケ歌曲集の中の曲とかぶっておりましたので日本語のお手本には事欠かない状況でしたが。 白井光子さんのフランツ歌曲集CDではこのメーリケの詩による歌曲は3曲(Op.28-2,5,6)取り上げられています。 ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/11/09 00:22
スヴィリードフ 「コーラスからの声」 詞:ブローク
歌曲集「ペテルブルク」第4曲。虐げられたロシアの歴史の重みが個人にも降りかかるといった風情の大変鮮烈な音楽です。歌曲集のひとつのクライマックスと呼んでも良いかと思います。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/09 00:01
フランツ ガイベルの詩による歌曲
フランツの歌曲集 白井光子さんの歌曲集録音に従って次はエマニュエル・ガイベルの詩による作品です。 録音ではOp.1-11、1-12、10-1の3曲ですが、例によってそれより多めに取り上げています。 なおOp.1の3曲は春に既に取り上げていたものです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/08 00:05
フランツ アイヒェンドルフの詩による歌曲
白井光子さんのフランツ歌曲集録音(Capriccio)に従って次はアイヒェンドルフの詩による歌曲を。 録音では3曲(Op.5-7、Op.1-9(私の手持ちではOp.11-9となっていましたがおそらくOp.1-9が正)、Op.16-4)でしたが、これもできるだけたくさん取り上げて見ました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/05 23:24
フランツ レーナウの詩による歌曲
白井光子さんの歌うロベルト・フランツ歌曲集の録音の順番に従って引き続き今度はレーナウの詩につけた曲を取り上げます。白井さんの録音では5曲でしたが(Op.2-1、7-5、9-3、10-2、28-4)、ここではもう少したくさん取り上げました。なおOp.2の「葦の歌」は今年4月に取り上げたものです。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/11/03 21:40
山田耕筰 童謡百曲集より 第5巻その2 詞:野口雨情
これにて童謡百曲集100曲の歌詞のご紹介完結です(西条八十の10曲は著作権のため取り上げること叶いませんでしたが)。 第5巻の雨情作品は8曲。歌詞は面白いのですが童謡としては残念ながらあまり印象に残るものはありませんでした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/03 21:19
フランツ ハイネの詩による歌曲 その2
引き続きローベルト・フランツのドイツリートよりハイネの詩によるものを集中的に。 けっこう師匠のシューマンのつけた曲と被っているのが興味深いところです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/02 00:33
山田耕筰 童謡百曲集より 第3巻その2 詞:野口雨情
第3巻にも10曲、雨情の詩による童謡があります。 この10曲が雨情−耕筰の童謡作品の中では癖があって面白いものが一番多いです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/02 00:09
ヴォルフ 「騎士クルトの嫁取りの旅」 ゲーテ歌曲集より
ゲーテ歌曲集 ユーモラスなバラードが続きます。現代にもいそうですね。こんなタイプの人は... ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/11/01 23:49
フランツ ハイネの詩による歌曲 その1
今年生誕200年のドイツリートの作曲家ロベルト・フランツも色々と取り上げる予定でしたが、春のアップロード不調で中断したままになっておりました。 間延びして続ける意欲が薄れてしまったのですが、いつものへっぽこコメントは省略して訳詞のみをできるだけ多くお届けしようと思います。カプリッチオにある白井光子さんのフランツ歌曲集CDに収録されたものを中心に取り上げてみました。まずはそのCDでも前半に固められているハイネの詩による歌曲を。数が多いので2回に分けます。 なお、Op.12-1 「僕の大きな苦し... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/01 00:15
山田耕筰 童謡百曲集より 第1巻その2 詞:野口雨情
童謡百曲集、北原白秋の32曲に次いで多いのは野口雨情の28曲。1・3・5巻とすべて白秋の歌と抱き合わせです。 まずは第1巻の10曲を。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/31 23:58
山田耕筰 雨情民謡集 詞:野口雨情
雨情の詩につけた耕筰の作品、童謡がたくさんあったので誤解していたのですが、いわゆる「歌曲」に分類できるのはこの雨情民謡集の5曲の歌のみのようです。 しかしながら彼の作曲スタイルが確立し、いくつもの傑作が書かれたあとの1927年の作曲ですから、これらの曲もたいへんに立派な歌曲となっています。日本情緒が見事に表出されているとはいえ、「民謡か?」と言われるとちょっと違うような歌たちですが、実に聴きごたえがあるものばかりです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/30 23:55
山田耕筰 歌曲集「露西亜人形の歌」 詞:北原白秋
山田耕筰の歌曲の中でも異色なことではカーネギーホールで初演された英語の歌と双璧かもしれません。 ロシア語を交えてロシア民謡風の音楽にしている上にバス歌手のレパートリーとしているところなど、これがあの山田耕筰の作品?!と意外さが先にたちます。が、そういう際物的要素を差し置いてもこの歌曲集なかなか聴きごたえがあります。今まで聴いた耕筰作品の中でも面白く聴けたことでは屈指の作品でした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2015/10/26 23:19
山田耕筰 童謡百曲集拾遺 詞:北原白秋
童謡百曲集と同時期に書かれた童謡2曲、春秋社の楽譜では童謡百曲集の拾遺として分類されていました。 この2曲のうち「からたちの花 第二」(有名なうたとは歌詞は同じですがメロディは別です)は百曲集に入れられようとした形跡はあるようですけれども、もう一曲の方はよく分かりません。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/25 19:53
山田耕筰 童謡百曲集より 第5巻その1 詞:北原白秋
北原白秋の詩による作品が童謡百曲集でも最も多い32曲になりますので、第1・第3に続いて第5巻にも登場です。 また端数調整のため、これまで10曲ずつひとまとまりになっていたのがここだけ12曲になります。 この中では「砂山」のみが今でもよく歌われますがあとはほとんど取り上げられないでしょうか。 その中では最後の「阿蘭陀船」が歌詞がとても面白いです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/24 23:20
山田耕筰 童謡百曲集より 第3巻その1 詞:北原白秋
童謡百曲集 第3巻に再び白秋登場です。この10曲は個性派そろいでどれも面白く聴けます。 耕筰の作品の中でもとびきり有名となった曲も2曲含まれていますね。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/23 23:43
山田耕筰 童謡百曲集より 第1巻その1 詞:北原白秋
耕筰が長距離通勤の合間に書き溜めた童謡を一気に百曲集めた童謡百曲集。 その冒頭を飾ったのはやはりこの人、北原白秋でした。 第1曲「酸模の咲く頃」以外は今やほとんど取り上げられていないでしょうか。良い曲もあるのですが、ちょっとパンチ力に欠けるものが多い印象があります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/20 22:12
山田耕筰 アンデルセン没後50年にちなむ歌2曲 詞:北原白秋
デンマークの詩人で童話作家、アンデルセン没後50年の行事が東京で開かれる際に、白秋と耕筰もその企画委員をしていた縁でできた歌です。 今ではもう歌われようもない作品たちですが、けっこう詩も曲も面白いです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/18 21:00
山田耕筰 ねんねのうた 詞:北原白秋
白秋の童謡詩集「祭の笛」のサブセクション、眠りにまつわる詩11篇を集めた「ねんねのうた」から2篇を選んで曲をつけたものです。このセクションの中にある「揺籠のうた」には草川信がメロディをつけたとても有名な歌がありますが、耕筰のものの方はちょっとシンプル過ぎるでしょうか。あまり知られることもなくなってしまっています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/17 22:07
スヴィリードフ 「花嫁」 詞:ブローク
スヴィリードフの傑作歌曲集「ペテルブルグ」 第3曲です。 タイトルは「花嫁」ですが葬礼の一シーン、複雑な感情が入り乱れています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2015/10/17 21:56
ヴォルフ 「ねずみ捕り男」 ゲーテ歌曲集より
ハーメルンの笛吹き男伝説に基づく鮮烈な歌曲です。 ヴォルフのゲーテ歌曲集 第11曲。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/10/17 21:50
山田耕筰 「かへろかへろと」 詞:北原白秋
わらべ歌「蛙が鳴くから帰ろ」を実にうまく織り込んだ魅力的な一品。現在でもそれなりに良く歌われているでしょうか。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/13 00:05
山田耕筰 歌曲集「子供の歌」 詞:北原白秋
童謡詩集「子供の村」からは「ペチカ」「待ちぼうけ」「からたちの花」と耕筰歌曲の傑作が多数生まれていますが、ここから選んだ詩で意識して童謡歌曲集を1925年の初めに書いています。それが「子供の歌」 「新入生」だけは少し以前の入学シーズンにご紹介していますが、残り4曲も取り上げてみます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/12 00:33
ヴォルフ ゲーテ歌曲集より ヴィルヘルム・マイスターの詩につけた作品
今を去ること10年以上前、先代の管理人さんは「ヴォルフ全歌曲対訳」という壮大なプロジェクトを立ち上げられて、色々な人を語らって全曲制覇を目指していたのでした。 結果として主要な歌曲集作品はほぼ対訳が揃ったのですが、唯一「ゲーテ歌曲集」だけが色々な事情もありまして手つかずのまま長らく放置されることとなり、画竜点睛を欠くこととなっておりました。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/10/11 00:06
山田耕筰 「芥子粒夫人(ポストマニ)」 詞:北原白秋
全部演奏すると20分以上かかる、日本のバラード(歌物語)のはしりとも言える作品です。 インドの民話を素材としていて、ポストマニというのは主人公の名前。 私は耕筰のこの作品でしか知らなかったのですが、意外と日本でも「ポストマニ姫」として知られたお話のようです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/10 23:41
山田耕筰 童謡詩集「子供の村」よりの歌曲 詞:北原白秋
童謡詩集「子供の村」よりと書きましたが、この詩集の発表が1925年の5月、ここに取り上げた2曲はそれ以前の作曲ですから、厳密にいえば「子供の村」からではありません。その意味ではやはり「子供の村」発表前にその後この詩集に掲載された詩にメロディをつけた「ペチカ」や「待ちぼうけ」なども同様です。 今回取り上げる2曲のうちの一曲も耕筰の代表作と呼んでもおかしくない超有名曲です。 こうしてみるとこの「子供の村」 耕筰の名曲率のかなり高い童謡詩集とも呼べるかもしれません。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/09 23:51
山田耕筰 白秋小唄集より3曲 詞:北原白秋
耕筰が怒涛のように白秋の詩にメロディをつけていた1924年5月の作曲。 ほとんど同時期の作品にも関わらず、三種三様で曲のスタイルは全然違っています。 耕筰のチャレンジ精神を垣間見るような曲たちでした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2015/10/08 23:20
山田耕筰 南満州教育委員会委嘱の作品より 詞:北原白秋
1923年 南満州教育委員会の委嘱で書かれた子どもたちのための作品が3曲あります。 そのうちの2曲は現在でも耕筰の代表作としてよく歌われるものになっています。 残り一曲が忘れ去られてしまったのはまあ歌詞が歌詞だけに仕方ないでしょうか。 でもその忘れられた曲の方が現地の子供には好まれたのではないかと、そんな気が私にはします。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/07 21:41
山田耕筰 「象の子」 詞:北原白秋
白秋の童謡詩からもうひとつ。これも今はあまり歌われませんが愛らしい歌詞と共に捨てがたい一品です。 同じ詩には湯山昭も曲をつけています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/06 22:39
山田耕筰 童謡詩集「花咲爺さん」からの作品 詞:北原白秋
有名な「かやの木山の」が収録されている詩集「花咲爺さん」から、この曲とほぼ同時期に耕筰はあと2曲書いています。いずれも今や忘れられた曲となっておりますが、けっこう面白い歌詞ですのでご紹介しようと思います。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/05 22:07
山田耕筰 「かやの木山の」 詞:北原白秋
山田耕筰の歌曲作品 引き続いては黄金コンビを組んだ北原白秋の詩による作品を順次取り上げて参ります。 まずは最初の童謡作品を。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/04 20:49
スヴィリードフ 「黄金の櫂」 詞:ブローク
歌曲集「ペテルブルク」 第2曲です。意味は難解ですが美しい恋の歌(のような気がします)。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/04 20:34
ブラームス 「姉妹」 Op.61-1 詞:メーリケ
先日ありましたカミラ・ティリング&アンネ・ソフィー・フォン・オッターのリサイタル、アンコールで歌われた1曲がこれです。ブラームスのデュエット曲の中でもかなり人気の一曲のようですね。 合わせてこの曲が含まれるOp.61の4曲、すべて取り上げて訳してみました。 他の3曲も良い曲ですのでぜひ聴いてみられてください。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2015/10/03 22:20
グリーグ 6つの歌曲 Op.48 訳詞改訂
先日お知らせしましたフォン・オッターとティリングスのジョイントリサイタルで歌われる曲です。 訳詞使用のご依頼を頂きましたが、だいぶ昔のものだったのでフォン・オッターの録音した歌を聴きながら改訂をしました。リサイタルではソプラノのティリングによって歌われるようですが、これはこれで別の魅力がありそうです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/09/12 13:45
山田耕筰 「病める薔薇」 詞:三木露風
秋になりましたので。今年アニバーサリー(没後50年)の山田耕筰と、昨年末で著作権の切れた詩人・三木露風の作品を順に取り上げて参ります。 まずは両者にとってもかなり異色なこの曲から。このコンビによる「赤とんぼ」とは遥かかけ離れた世界が紡ぎ出されています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/09/06 13:25
スヴィリードフ 「風見鶏」 詞:ブローク
今年生誕100年を迎えるロシアの歌曲作家スヴィリードフ、その代表作である歌曲集「ペテルブルク」。 ブロークの詩が難し過ぎてなかなか進みませんがようやく3曲目です。 歌曲集の冒頭に堂々と歌われる第1曲目です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/09/06 12:32
信時潔 「子等を思ふ歌」 詞:山上憶良
信時の万葉集の和歌につけた合唱作品をもうひとつ。 これはとても有名な和歌ですね。 残念ながら信時のつけた合唱曲の方はほとんど忘れ去られているようですが。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/07/27 00:09
信時潔 「痩人を嗤ふ歌二首」 詞:大伴家持
土用の丑の日に取り上げるのに打ってつけの信時潔の無伴奏混声合唱曲です。 万葉の昔から夏バテ防止はウナギだったのですね。 ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 2

2015/07/24 23:50
信時潔 「つなで」 詞:北原白秋
こちらも白秋の不思議な味わいの詩につけた端正な歌曲です。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/05/06 08:29
スヴィリードフ 「風が遠くから運んで来た」 詞:ブローク
ロシアからもうひとり今年アニヴァーサリーの作曲家 生誕100周年のスヴィリードフです。 10年ほど前に亡くなっていますが今もロシアでは人気の高い人のようです。 声楽中心の作曲家でしたのでイメージで言うとロシアの團伊玖磨か中田喜直かと いったところでしょうか。 ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/05/03 00:04
信時潔 「幻滅」 詞:北原白秋
信時の白秋の詩による不思議な情感の歌をもうひとつ取り上げます。 詩の鮮烈さに心なしか負けているような気もしなくもありませんが・・ ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2015/05/02 10:08
清水脩 三つの詩 詞:三好達治
三好達治の詩につけた歌曲ではこれも魅力的な作品です。いずれも短い歌ですが個性的でとても面白い曲。 今やなかなか聴ける機会がなさそうなのが惜しいですが... ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/05/01 22:42
タネーエフ 「休みなく心臓は鼓動し」 詞:ネクラーソフ
歌曲の詩となっていることはそれほど多くないネクラーソフの詩ですが、タネーエフには印象的な歌曲がありました。 あまりネクラーソフらしい詩ではないようにも思えますが、なかなか魅力的な雰囲気の歌です。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/04/30 22:43
信時潔 「をみな子よ」 詞:北原白秋
山田耕筰とのコンビでの歌曲が圧倒的にポピュラーな北原白秋の詩にも信時はいくつも曲をつけています。 こと歌曲について言うとこの北原詩につけたものは不思議な味わいの歌が多いような気がします。 これもそんなひとつでしょうか。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/04/28 22:40
フランツ 「いたずら者」 Op.3-1 詞:アイヒェンドルフ
生誕200年を迎えたドイツリートの隠れた巨匠ローベルト・フランツ 作品3はけっこう愛らしくて魅力的な春の歌が集まっておりましたのでそれ中心にご紹介します。まずは第1曲 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/04/26 18:03
別宮貞雄 「木兎」 詞:三好達治
このやるせなくも饒舌な詩につけた歌では中田喜直のものが有名ですが、別宮貞雄もたいへん魅力的な歌曲にしています。 鮫島有美子さんの熱唱がありましたが、今は入手困難でしょうか。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/04/25 19:37
フランツ 歌曲集「葦の歌」 Op.2 詞:レーナウ
今年アニバーサリーではこのサイト的にはこの人も取り上げないわけには行かないでしょう。 ドイツリートの世界では重要な人だと思うのですが、ドイツリート自体が今や日本でも聴く人がそれほど増えていないからでしょうか。一部のメジャー作品を除いてはどんどん忘れられているようです。 これから年末まで、少しずつですが体系的に取り上げていきたいと思います。 まずは初期の大作を。レーナウの有名な連詩にすべてメロディをつけています。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/04/20 00:05
小山清茂 「野のわる狐」 詞:三好達治
詩も面白いですが、音楽もそれに輪をかけて面白い作品です。 このサイトでお聞かせできないのがとても残念。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/04/19 22:38
諸井三郎 「少年」 詞:三好達治
昭和6年の作曲 三好の詩につけた歌曲では最も古いもののひとつでしょう。 幻想的な詩に美しいメロディのついたステキな作品です。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/04/19 22:31
中田喜直 「たんぽぽ」 詞:三好達治
昨年末で著作権保護期間の切れた日本詩人の特集、そろそろ佐藤春夫の詩につけた歌曲は当方のネタがつきて参りましたので、まだ春のうちに引き続き三好達治の特集に移りたいと思います。 佐藤春夫以上に日本の歌曲作曲家には好まれた彼の詩には膨大な数の傑作歌曲がありますが、まず最初に取り上げるべきはやはりこの曲でしょう。中田には他にも印象的な三好の詩につけた歌曲がいくつもありますが、まずは今の季節にぴったりのこの歌から。 ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/04/18 15:52
早坂文雄 「春夫の詩に拠る四つの無伴奏歌曲」 詞:佐藤春夫
早坂文雄の野心作。「うぐひす」のみ取り上げておりましたが残り3曲もアップします。 もっともうち2曲は私もまだ耳にしたことはないのですが。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/04/13 00:11
市川都志春 「淡月梨花の歌」 詞:佐藤春夫
この佐藤の小粋な恋の詩については大中恩が曲を付けたものの方が有名かとは思いますが、この市川のわずか18歳当時の熱い歌もなかなかに魅力的です。 この人も亡くなって17年がたち、忘却の彼方にあるようですが、ちょっと顧みて頂けたらと思っております。 鮫島有美子さんのCDがかつて出ておりましたが、復刻は難しいにしてもNet配信くらいは何とか。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2015/04/13 00:03
ラフマニノフ カンタータ 「春」 Op.20 詞:ネクラーソフ
春の到来を待っておりましたので久々のラフマニノフです。あとは有名な合唱交響曲「鐘」を取り上げれば彼の主要な世俗合唱曲のご紹介が終わるでしょうか。 このカンタータ、冬の修羅場が深ければ深いほど、そこからの解放としての春が神々しく見えるということで、ネクラーソフの生々しい詞とともにけっこうドラマティックな印象的な作品です。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/03/28 22:09
山田耕筰 「風に乗せてうたへる春のうた」 詞:三木露風
山田耕筰&三木露風の作品は秋に集中的に取り上げようと思っておりますが、この歌曲集はやはりこの時期に取り上げたいと思いましたのでご紹介致します。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/03/23 00:00
ガーニー 「サリーの庭のそばを」 詞:イエイツ
このサイトではやはり作曲家だけではなく、今年アニヴァーサリーを迎えた詩人についても着目しようということで、今年生誕150周年を迎えたアイルランドの詩人W.B.イエイツの詩につけた声楽作品をこれからいくつか取り上げます。 そんなに数は多くないのですが、何曲かたいへん重要なものもありますし、曲は超マイナーですが詩としてとても面白いものもあったりしますので少し力を入れます。 ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/02/15 18:19
グラズノフ 「バッカスの歌」 詞:プーシキン
今年生誕150年を迎える作曲家をもうひとり。ロシアの作曲家グラズノフもすてきな歌曲作品をけっこう書いているのですが、あまり今では聴かれるものも多くはないようです。 この曲は往年のバス歌手、シャリアピンも歌っていたもので、若きプーシキンの熱き心が感じられるなかなか素晴らしい歌です。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/02/01 11:45
ニールセン 「自然の研究」 詞:アンデルセン
今年生誕150年のデンマークの作曲家カール・ニールセン、この人も歌曲はたくさん書いているのですがほとんど取り上げられることはありません。同じ言葉の壁があってもシベリウスの歌曲は比較的良く取り上げられるのと対照的。 彼の歌曲がシベリウスのもののように雄弁ではなく、素朴な民謡のようなものばかりなのが彼の交響楽作品の激烈さを好むファンには敬遠されているからでしょうか。そういうスタイルの歌と思って聴くと実に魅力的なのですが... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2015/01/31 22:28
クィルター 歌曲集「ジュリアへ」 詞:ヘリック
ロバート・ヘリックという詩人はなかなか面白い詩を書く人です。そんな彼が(恐らく)架空の恋人ジュリアに宛てた様々な詩から6篇を選んでクィルターがとても素敵な歌曲集を編みました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/11/23 23:58
溝上日出夫 立原道造の詩による歌曲2曲
8年ほど前にこの人の歌曲を取り上げた際にも、既に亡くなって4年経っていて忘れられた人感が漂っておりましたが、やはり他の多くの芸術家たちと同じように忘れられる運命なのでしょうか。 芸術歌曲というジャンル自体がほんの一部のビッグネームを除くと作品が残らないのはやむなしといったところはありますが、改めてこの人の音楽を聴いて、失われるのは惜しいな、と感じ入った次第です。 立原の詩でも翳りのあるものにメロディをつけていますが それが実に良いのです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/11/15 23:54
クィルター 7つのエリザベス朝抒情詩より 詞:いろいろ
先日クィルターのシェイクスピア歌曲を取り上げた時に気が付きましたが、このイギリス歌曲の珠玉の宝とも言えるクィルター、戦時加算を加味してももうすぐ日本での著作権は切れるのですね(もう切れているかも知れません)。 英詩としても訳にチャレンジし甲斐のある曲がたくさんありますので、これから少しずつでもアップして参りたいと思います。日本でこれから取り上げようという方のお役に少しでも立てばと思います。 まずはだいぶ前にフランツさんに第1曲だけご投稿頂いていた7つのエリザベス朝抒情詩Op.12 残り6曲... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/11/10 00:08
高田三郎 「立原道造の詩による四つの歌曲」
高田三郎は立原とひとつ違い。詩人が亡くなって間もない頃からその詩を取り上げて曲にしており、立原の詩を音楽とする先駆者たる人と言えましょう。 この歌曲集は1950年の作曲。高田三郎の歌曲の代表作のひとつです。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 4

2014/11/08 19:44
高木東六 「浅き春に寄せて」 詞:立原道造
フランス仕込みの洒落たメロディはまるでシャンソンのよう。息を飲むほどの美しい歌となりました。 鮫島有美子さんの絶唱があります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/11/08 19:25
下總 皖一 「ゆふかげ草」 詞:野口雨情
最近また集中的に聴き出した日本歌曲 精力的に活躍されている小川明子さんの録音で初めて耳にした作品です。 作曲の下總 皖一は音大の学部長まで務めた人ですが、今では童謡「たなばたさま」くらいでしか名を留めていないかも知れません。ですがこの歌曲はさすが大御所、チャレンジングな日本歌曲となっています。雨情の詩にこんなメロディがつけられるとは思っても見ませんでした。完敗です。 こんな曲を発掘してご紹介下さった小川明子(Alt)&山田啓明(Pf)コンビにも乾杯。 ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2014/11/08 18:49
クィルター 4つのシェイクスピア歌曲 Op.30より
3曲目だけは以前取り上げておりましたが、他の3曲も今回取り上げて全曲揃えました。 クィルターのシェイクスピア歌曲はこの歌曲集の他にもたくさんあって選り取り見取りです。 心に響く歌が誰でもひとつかふたつあるのでは? ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/11/07 23:53
三善晃 「麦藁帽子」 詞:立原道造
昨日取り上げた女声合唱「三つの抒情」の翌年1963年の作曲です。 個人的には三善の書いた合唱の中では私はこれを一番好みます。 子供向けに書いたこともあり、あまり高度な技巧に走り過ぎていない(恐らく)のが、聴き手にも分かりやすい魅力となっているのではないかと思っています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/11/03 00:07
小倉 朗 「馬車の中で」 詞:萩原朔太郎
小倉朗の数少ない歌曲の中、有名な「犀川」を含む「三つの歌曲」の3曲目は犀星ではなく朔太郎の詩でした。 こんなウィットあふれる詩の方が小倉ワールドには良く合っているように思えるのは私だけでしょうか。 実に魅力的な歌です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2014/11/02 23:52
三善 晃 女声合唱のための「三つの抒情」 詞:立原道造&中原中也
犀星の詩に曲をつけた人たちとこの立原に曲をつけた人たちは音楽スタイルがかなりはっきりと分かれているような気がします。確かに立原の詩にはあまりコテコテの日本情緒は似合いませんね。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 2

2014/11/01 23:42
別宮貞雄 「歌ひとつ −暗い心の夕暮れに−」 詞:立原道造
犀星の詩につけた歌曲 まだもう少しご紹介するストックはあるのですがひとまずこれにて一段落とし、実は今年が生誕百年の詩人 立原道造の詩につけた歌曲のご紹介に移りたいと思います。 その斬新な感性が、現在活躍中の昭和生まれの作曲家にも響くのか、最近でもけっこう取り上げられているようですが、このサイトではそのあたりは遠慮させて頂いて、もう少し古い世代の作曲家の取り上げたものを中心にご紹介しようと思います。まずはつい最近亡くなられた別宮貞雄の作品からひとつ ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/10/27 00:47
弘田龍太郎 「かもめ」 詞:室生犀星
弘田龍太郎が犀星の詩につけた歌曲をもうひとつ見つけましたのでアップします。 これも結構本格的で、童謡作曲家のイメージを覆す力作です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/10/25 23:40
小山清茂 小林一茶俳句より
日本の伝統音楽に根差した曲を多く書いている小山にとっては、小林一茶というのはうってつけのテキストでしょうか。 もっとも「雁よ」の他の2曲はわりと自由に音楽を紡ぎ出しておりますが。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/10/18 23:19
デュポン 「暖炉」 詞:ヴェルレーヌ
フランスの知る人ぞ知る歌曲作曲家デュポンの作品から。 この詩はフォーレの歌曲集で有名な「優しき歌(よき歌)」の中の一篇ですがフォーレを含め、ほとんどの作曲家が取り上げておりません。けっこう詩集でも意味深長な詩でもあり、取り上げて訳してみることにしました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/10/18 23:12
ビーチ 「妖精の子守歌」 詞:シェイクスピア
アメリカの女性作曲家として最近再評価著しいアミー(エイミー)・ビーチの歌曲 シェイクスピアの「真夏の夜の夢」の中から 妖精たちが歌う子守歌です。 メンデルスゾーンの劇音楽の中にあるものが有名ですが、ビーチはなんと詩のサビの部分だけで歌曲を作っています。 したがって歌には蛇や蜘蛛、ナメクジなんかは出てきません。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/10/18 23:01
小倉 朗 「犀川」 詞:室生犀星
犀星の号のもととなった室生犀星の故郷を流れる「犀川」 この詩の言葉の美しさからたくさんの歌となっておりますが、おそらくこの小倉朗の書いた歌曲が一番の傑作ではないでしょうか。舟歌のようなリズムに、素朴で流麗な歌のメロディが見事です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 3

2014/10/17 23:56
ミヨー 「ギタンジャリの詩」 詞:ジッド (原詩:タゴール)
以前はタゴールの詩につけた歌曲を特集したときは、フランス語に訳したアンドレ・ジッドの詩がまだ著作権が生きていたので取り上げるのを断念していたものです。時の流れの速いこと... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/10/17 23:50
バックス 「おい おれのカノジョ」 詞:シェイクスピア
シャイクスピアのロマンティックな喜劇「十二夜」より道化の歌う歌。 イギリスの歌曲作家なら誰でもメロディを書いているのではないかと思うくらいの人気の詞に、イギリス音楽ファンには隠れた人気を誇るアーノルド・バックスも曲を書いていました。 弦楽四重奏のバックで、実に妙なる音楽となっています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/10/14 00:05
ウォルトン 「緑の森の木の下で」 詞:シェイクスピア
ウォルトンは1936年、シェイクスピアの戯曲「お気に召すまま」の映画のための音楽を書きます。 その映画の中では使われなかったようですが、この劇中歌も書いており、これは単独で今でも歌われます。 彼らしい擬古典的なスタイルがたいへん好ましい音楽に化けております。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/10/13 23:57
ドリーブ 「こんにちは シュゾン」 詞:ミュッセ
以前ビゼーのつけた「さよなら シュゾン」をご紹介しましたが、これはその姉妹編です。 バレエ音楽などでその美しいメロディの才能を存分に発揮した作曲家の書いた歌ですから実に素晴らしいです。 残念ながら最近は歌われなくなってきているようで、耳にできるのもSP復刻の往年の大歌手の録音がほとんどでした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/10/13 23:50
ラフマニノフ 「栄光あれ」〜6つの合唱曲より 詞:ネクラーソフ
ラフマニノフの知られざる傑作合唱作品Op.15 第1曲はネクラーソフの詩です。 断片的に聴くと詩の意味はさっぱりわかりませんでしたが、調べてみると農奴解放に触発されたネクラーソフの大作叙事詩「ロシアは誰に住みよいか」の一節を持ってきていることがわかり、色々と謎が氷解しました。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/10/13 00:00
シャーシナ 「ぼくは一人で歩いて行く この道の上を」 詞:レールモントフ
ロシア民謡のようになったレールモントフの詩につけた歌曲をもうひとつ取り上げましょう。 こちらもYoutubeではたくさんのライブ演奏がクラシック系以外の歌手たちも含めアップされています。 作曲はレールモントフの死後ではありますが19世紀の半ば、年季の入った懐メロです。 作曲者は女性ですがたいへん長命ですね。ほとんど丸々19世紀を生きています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/10/12 00:22
畑中良輔 「海浜独唱 」 詞:室生犀星
畑中の若き日の作品 1946年の作曲です。 かなり悲しい内容の詩なのですが、ゆったりとした包容力のある音楽でやさしく包まれています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 4

2014/10/05 20:42
市川 都志春 「翡翠」 詞:室生犀星
ここ数年にかけては、日本の大詩人たちの没後50周年が続いて、詩の著作権切れをもってご紹介の可否を判断する当サイトにあっては日本歌曲の充実を図るべき時期なのでありました。 実は今年が、三好達治・佐藤春夫・三木露風という大御所が没後50周年を迎える当たり年なのですが、著作権法のルールでこれらの人たちの詩が著作権フリーとなるのは来年の1月1日から、ということでそれまでお預けさせて頂いて、1962年没の室生犀星に今年はスポットを当てたいと思います。 ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/10/04 23:34
ラフマニノフ 「天使」〜6つの合唱曲より 詞:レールモントフ
6つの合唱曲の最終曲。ロシア語の響きがたいへん美しい歌です。 詩はレールモントフの中でも1・2を争う有名なもの。弱冠17歳のときの作品ですが見事です。 この歳でこんなものを書くような早熟さが彼を若くして死に追いやったのでしょうか。 そんなことをまるで気にせず歌っているかのような児童合唱で聴くと心に染み入ります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/10/03 23:56
作曲者不詳 合唱曲 「ボロジノ」 詞:レールモントフ
ロシアに攻め込んで来たナポレオンのフランス軍を冬と共に撃退したボロジノの戦いは1812年のこと。 チャイコフスキーの書いた「大序曲1812年」が有名でしょうか。レールモントフの生まれる2年前のことですね。 詩人がちょうどこの祖国防衛戦争から25年たった1837年に書いた「ボロジノ」という長い詩、アカペラの男声合唱曲となって今も歌い継がれています。 全部訳すのはけっこう大変ですので、おそらく歌で取り上げられることが一番多そうなところだけ取り上げて訳させて頂きました。なかなか迫力のある行進曲で... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/10/01 23:06
ワルラーモフ 「白い帆がひとりぼっちで」 詞:レールモントフ
レールモントフの詩の中でも比較的よく知られたもの。詩人の熱血がよく表されている詩です。 「赤いサラファン」の作曲家も熱いメロディをこの詩につけています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/30 23:52
グノー 「日の出」 詞:ミュッセ
ミュッセの洒落た恋人を誘う朝の歌(オーバードでしょうか)。 狩りに誘うという大胆なことをやっていますので、歌も大胆です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/29 00:05
チャイコフスキー 「金色の雲は眠る」 詞:レールモントフ
チャイコフスキーには意外とレールモントフの作品につけた曲は多くなく、歌曲ではたった1曲だけです。 その歌曲「死者の愛」は既に取り上げておりますので、今回はあまり知られていないアカペラの合唱曲を。 リムスキー=コルサコフも合唱曲に取り上げている雄大なコーカサスの情景を歌った詩です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/27 22:15
スヴィリードフ 「山々の頂は」 詞:レールモントフ
スヴィリードフにもけっこうな数のレールモントフ歌曲があります。 この詩はレールモントフがゲーテの有名な「さすらい人の夜の歌」をロシア語に訳したもの。 音楽もそれに通じるしみじみしたものです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/27 21:58
ショスタコーヴィチ レールモントフの二つのロマンス Op.84
ショスタコーヴィチにもレールモントフの詩につけた歌曲があります。1950年の作曲で、音楽的にはちょっと渋すぎてあまり取り上げられることはないようですが、まだ若きレールモントフの詩(マニアックすぎて他にこの詩を取り上げた作曲家はいないようです)はなかなか洒落ていて魅力的です。 さすがショスタコーヴィチ、ここでも詩の選択が見事です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/26 00:03
シーシキン 「違う 君じゃないんだ ぼくが燃えるように愛してるのは」 詞:レールモントフ
この作曲家の名はご存じない方がほとんどでしょうか。実は1920年代に活躍した流行歌作曲家のようです。 このレールモントフの詩につけた歌は、もしかしたらロシアで一番良く知られたレールモントフの詩による歌曲かも知れません。ロシアの名歌手に歌われると気持ちいいくらい素敵なロマンスです。 ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/09/25 23:54
ルビンシュテイン 「ヘブライのメロディ」 詞:レールモントフ
これはバイロンが原詩です。「ロシアのバイロン」と呼ばれた程生き様もメンタリティも良く似ていたレールモントフの共感あふれた有名なバイロンの詩へのロシア語の訳詞。ルビンシュテインも情感あふれたメロディをつけています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/24 00:08
リムスキー=コルサコフ 2つの女声合唱曲Op.13 詞:レールモントフ
リムスキー=コルサコフは初期の歌曲作品にレールモントフの詩をたくさん取り上げております。 それらは皆既に取り上げておりますので、今回はこの人もラフマニノフ同様、合唱曲まで広げてのご紹介です。 といいつつこの作品 ほとんど聴けない幻の作品のようになっておりまして、私も一生懸命探したのですが第2曲を聴けたに留まっております。雲にまつわる2曲の独特な浮遊感が魅力ですのに。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/23 23:52
ラフマニノフ 「松」 〜6つの合唱曲より 詞:レールモントフ
ラフマニノフにはこのレールモントフの詩につけた歌曲は知る限りただ1曲、作品番号のない若き日の作品「聖なる僧院の門の脇に」だけのはずです。これは既に取り上げておりますので対象を広げて、この合唱曲を取り上げたいと思います。この合唱曲集 女学生のために書かれたものであまり複雑な技巧は要しないのだそうですが、非常に演奏効果の高い美しい曲揃いです。 レールモントフの詩は6曲中2曲ですが、この秋のうちには全曲取り上げようと考えております。 この詩はご存じの方はすぐお分かりと思いますが、ハイネの詩を下敷に... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/23 23:15
ミャスコフスキー 「ポートレイトに」 詞:レールモントフ
このレールモントフの詩、わりと有名な愛の詩なのですが、意外と歌曲には取り上げられておりません。 ミャスコフスキーの歌曲を取り上げるのはこのサイトでは初めてですが、なかなか素敵な雰囲気の曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/22 00:11
グノー 「俺のきれいな恋人は死んだ」 詞:ゴーティエ
フォーレやベルリオーズが歌にしたものが有名な、死んだ恋人のことを嘆く漁師の若者の歌です。 グノーのものはちょっと端正過ぎるようにも思えますが美しい音楽です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/21 23:54
リャトシンスキー 「太陽」 詞:レールモントフ
レールモントフがまだ18歳のときの愛の詩に、ウクライナの愛国作曲家ボリス・リャトシンスキーが魅力的なメロディをつけています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/21 00:09
グレチャニノフ 「子守歌」 詞:レールモントフ
作曲者不詳で日本でも濃密なロシア民謡として良く知られている「コサックの子守歌」、この詩がレールモントフの作だというのは知る人ぞ知るところでしょうか。彼はペテルブルクから追放されたこともあり、コサックの多く住む地に長く暮らしていました。その中で書かれたエキゾチックな子守歌の詩です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/19 22:50
グリンカ 「あなたの声を聞くと」 詞:レールモントフ
グリンカにも数は非常に少ないですがレールモントフの詩につけた歌曲があります。 グリンカ歌曲のスタイルに良く合った屈託のない愛の詩。とてもかわいらしい愛の歌になりました。 レールモントフらしい雰囲気には欠けるかも知れませんが... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/19 22:29
グラズノフ「ニーナのロマンス」〜仮面舞踏会より 詞:レールモントフ
戯曲「仮面舞踏会」 その第3幕で歌われる劇中歌です。以前ハチャトゥリアンのものを取り上げていましたが、今回はやはり劇伴の音楽を書いているグラズノフのもの。こちらの方が劇の舞台であるロシア貴族の社交界のイメージには良く合っている感じです(ハチャトゥリアンのが異色過ぎるだけかも知れませんが) ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/19 00:27
ダルゴムイシスキー 「空の雲よ」 詞:レールモントフ
レールモントフと同世代の作曲家ダルゴムイシスキーからはこの曲を。典型的なロシアのロマンスです。 詞もすばらしい。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/18 00:03
キュイ 「聖なる僧院の門の脇に」 詞:レールモントフ
若き日のラフマニノフがこの詩につけた歌曲が大変に有名ですが、知られざるロシア歌曲の大家、ツェーザル・キュイの書いたこの曲もなかなか印象的な作品です。 キュイもレールモントフの詩による歌曲はけっこうな数書いているようですが、今ではほとんど聴かれることもないようです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/17 00:11
バラキレフ 「夢」 詞:レールモントフ
ロシア5人組のひとりバラキレフは、その50曲あまりの歌曲の中で、レールモントフの詩につけたものが10曲ほどあります。これほどの比率でレールモントフを取り上げた作曲家は私の知る限りは他にはなく、かなりこの詩人を偏愛していた感があります。 代表的な歌は既に取り上げておりますので、残りからこの曲を。 軍務経験で戦地にいた経験がないと書けないような生々しい情景描写がなされている詩です。実に鮮烈。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/14 23:57
アレンスキー 「魚の歌」 詞:レールモントフ
いちおう歌曲の対訳サイトを名乗っているからには、大詩人のアニバーサリーも取り上げてしかるべきだという声にお答えして、今年生誕200年を迎えるロシアの熱血詩人ミハイル・レールモントフの詩につけた歌曲をこの秋には少し集中的に取り上げたいと思います。有名な曲はあらかた取り上げているのでかなりマニアックなセレクションになるかと思いますがご容赦のほどを。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/14 00:04
グノー 「朝の歌」 詞:ユゴー
大詩人ユゴーのなかなか洒落た詩につけたグノー若き日の傑作です。 残念ながら今ではほとんど取り上げられることもないよいうですが。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/08/30 23:17
マイアーベーア 「ズライカ」 詞:ヴィレマー
ゲーテの西東詩集より。後に老ゲーテのプラトニックな恋人マリアンネ フォン ヴィレマーの詩と判明したものです。 同じ詩にはシューマンもメロディをつけていますが、マイアーベーアの曲はこれ以上ないくらいロマンティック。 ロマンティックなことでは人後に落ちないシューマンもたじたじの美しい恋歌になっています。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/08/25 00:09
ビゼー 「狂人の歌」 詞:ユゴー
ユゴーの詞につけたちょっと不思議なテイストの歌曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/08/23 19:42
プーランク 「最後の詩」 詞:デスノス
流麗でユーモアあふれる作風とは裏腹に、その生きた時代と暮らした国から二つの大戦に絡む音楽をいくつも書いているプーランク、第2次大戦では対独レジスタンスに参加し、収容所送りとなった同世代の詩人ロベール・デスノスのまさに最後の詩につけた歌曲を今年の終戦の日にご紹介します。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/08/15 20:47
マイアーベーア 「あの歌が鳴り響くのを聞くと」 詞:ハイネ
マイアーベーアのドイツ語詞につけた歌曲 引き続いてもハイネの詩につけたものを取り上げます。 失恋のドロッとした詩に、まるでイタリアのベルカントオペラのステレオタイプのメロディをつけたちょっと異色な、しかし耳に残る美しい曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/08/11 00:06
マイアーベーア 「バラと、ユリと、ハトと」 詞:ハイネ
シューマンの歌曲集「詩人の恋」の1曲になっていることでも有名なハイネの詩、マイアーベーアの端正な曲はまるでモーツァルトのリートのようです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/08/08 23:51
R・シュトラウス 「日々のうつろい」 Op.76 詞:アイヒェンドルフ
R.シュトラウスの珍しい管弦楽伴奏付きの男声合唱曲です。アイヒェンドルフの詩なのも興味深いところ。 ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/08/03 09:07
ベルリオーズ 「水浴びするサラ」 Op.11 詞:ユゴー
夏らしい水浴びの歌。けっこう凄い描写ですがなぜかあまりエロくはありません。 女声ふたりで爽やかに愛らしく歌われると、邪まな気持ちで聴いているのが恥ずかしくなってしまいます。 ベルリオーズの知られざる傑作のひとつだと思います。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/07/20 09:38
ビゼー 「いなくなった人」 詞:ゴーティエ
ベルリオーズの「夏の夜」にも使われたゴーティエの詩、ビゼーはベルリオーズと違った節の選択をしましたので、かなり違ったイメージの歌曲となりました。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/07/05 23:53
ビゼー 「さよならシュゾン」 詞:ミュッセ
ビゼー歌曲の傑作のひとつだと思います。爽やかなお別れの歌です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/06/22 00:02
R・シュトラウス 「愛」 Op.71-3 詞:ヘルダーリン
フリードリヒ・ヘルダーリンの3つの讃歌 Op.71の最終第3曲です。 これも堂々として美しいシュトラウスの傑作だと思います。 ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2014/06/15 00:21
ビゼー 「ギター」 詞:ユゴー
すでに同じ詩に付けたラロやリストの歌曲(それとロシア語訳につけたラフマニノフのものも)取り上げておりますが、それらの中で最もスペインらしいのがこのビゼーの曲です。さすが「カルメン」を書いたひとのことだけはある、熱いスペイン情緒が迫って参ります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/06/15 00:17
ラロ 「一輪の花に」 詞:ミュッセ
先週同じ詩につけたビゼーの歌曲をご紹介しましたが、ラロはもう少し詩を刈り込んでなかなか洒落た歌曲にしております。ビゼーのものより聴ける録音は多いかも知れません。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/06/15 00:11
ビゼー 「一輪の花に」 詞:ミュッセ
ビゼーの知られざる歌曲からミュッセの詩につけたものをひとつ。 彼にはこのミュッセの詩につけた歌曲はけっこうあります。 ちょっと情けなさを漂わす詩はこの詩人のイメージとかなり違うようにも感じられますが、人情の機微を捉えて微笑ましくもあります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/06/08 10:44
R・シュトラウス 「帰郷」 Op.71-2 詞:ヘルダーリン
フリードリヒ・ヘルダーリンの3つの讃歌 Op.71の第2曲です。シュトラウスは管弦楽伴奏に歌を絡ませるのが本当に見事ですね。「四つの最後の歌」ばかりがもてはやされるのは大変に勿体ないです。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/06/07 22:36
R・シュトラウス 「愛に寄せる讃歌」 Op.71-1 詞:ヘルダーリン
コメント欄でルリマツリさんに指摘をされてしまいましたが、ヒンデミットやアイスラー、ウルマンなどのヘルダーリン歌曲をひっそりとアップしておりましたのはシュトラウスのこの曲を訳すために、ヘルダーリンの詩を色々調べていた副産物でありました。このシュトラウスの取り上げた詩はみなとても難しいのですが、私のできる範囲で訳を試みようと思います。まずは第1曲目 ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/06/01 00:13
プーランク 「自由」 人間の顔より 詞:エリュアール
戦争を引き起こす人間の愚かさを第二次世界大戦の真っただ中、ドイツ占領下のフランスで告発したカンタータ「人間の顔」、その最終曲です。エリュアールの詩はとても有名なので、これに関してはお手本に困りませんでした。長大な詩ですのでこれはたいへんに有難いことです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/05/24 22:45
ベルリオーズ 「美しきイザボー」 Op.19-5 詩:デュマ
三銃士やモンテ・クリスト伯を書いた父デュマの書いた詩につけた曲です。 どうということのないお話ですがたいへんドラマティックな仕上がりになりました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/05/18 22:14
プーランク 「赤い空の下の脅威が」 人間の顔より 詞:エリュアール
「人間の顔」 第7曲 今までで一番ダイナミックな曲です。戦争の、そして人々を殺戮する狂気に対する怒りも今までで一番ダイレクトで激しいかも。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/05/17 23:21
プーランク 「お前 わが耐える者」 人間の顔より 詞:エリュアール
「人間の顔」 第6曲です。再び静謐な音楽に戻ります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/05/11 10:47
プーランク 「天と惑星たちとに笑いかける」 人間の顔より 詞:エリュアール
人間の顔 第5曲目は一転して快活ささえ感じさせるリズミカルな歌。ただここで訴えているのは自信満々で戦争を引き起こす「賢者たち」の愚かさなのです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/05/03 23:04
シェーンベルク 「ナポレオン・ボナパルトへのオード」 詞:バイロン
シェーンベルクの英語詞につけた作品には訳すのに骨の折れるものが並びます。 このバイロンの長大な詩もそのひとつ。祖国ドイツ・オーストリアを蹂躙したナチスへの怒りを、その1世紀前にナポレオンへの怒りをぶつけたバイロンの言葉を借りてぶつけています。こういうスタイルにはシェーンベルクの語りを主体にした音楽は実に見事な表現力を示します。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/04/29 21:18
グノー 「ミニヨン」 詞:ゲーテ(ルイ・ガレ仏訳)
フランス語で歌われる「君よ知るや 南の国(by堀内敬三)」といえばトマのオペラ「ミニヨン」中のアリアが飛び抜けて有名ですが、フランス歌曲のパイオニアのひとり、シャルル・グノーにもこの詞(フランス語に訳したひとは違いますが)につけた曲がありました。爽やかなメロディが身上のグノーのこと、仕上がりはとびきり素敵な歌曲です。 ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/04/28 00:03
プーランク 「お前 わが耐える者」 人間の顔より 詞:エリュアール
プーランク戦時中の傑作無伴奏合唱曲 第4曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/04/26 22:34
プーランク 「深い沈黙のように」 人間の顔より 詞:エリュアール
戦争の時代が生んだ問題作 第3曲目も重苦しい曲です。響きはとても美しいのですが... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/04/20 23:53
R・シュトラウス 「巡礼の朝の歌」 Op.33-4 詞:ゲーテ
R.シュトラウスもだいぶ歌曲作品全曲ご紹介の出口が見えて参りました (作品番号のついてないものがまだ膨大にあって道は長いのではありますが) ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/04/19 22:59
プーランク 「歌いながら 修道女たちは突き進んで行く」 人間の顔より 詞:エリュアール
プーランクの無伴奏混声合唱の傑作「人間の顔」、第2曲目に取り上げられたエリュアールの詩には情け容赦ない死の描写があります。それに途方もない美しい響きを紡ぎ出したプーランク。 戦争の醜さ・愚かしさをまさにその渦中にいた二人の芸術家が描き出した戦慄的な作品と言えましょうか。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/04/12 23:14
プーランク 「この世のすべての春の中で」 人間の顔より 詞:エリュアール
エリュアールの詩につけたプーランクの作品ではこれは取り上げない訳には参りますまい。 第二次世界大戦中に書かれ、戦争の醜さ・恐ろしさを鮮烈に描き出した無伴奏の混声合唱曲「人間の顔」 詩は例によって難解なものが多いですが、これより順番に少しずつ取り上げて参ります。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2014/04/06 19:44
プーランク 「流れる大河は」 新鮮さと火より 詞:エリュアール
歌曲集最終曲です。 エリュアールの詩につけたプーランクの歌曲を今年はいろいろまとめて聴きましたが、この歌曲集が最高傑作ではないでしょうか。何度聴いても惚れ惚れします。詩の意味は相変わらず取れませんけれども... ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2014/04/01 00:24
プーランク 「穏やかな微笑みの男」 新鮮さと火より 詞:エリュアール
歌曲集の6曲目 これも不思議な味わいのする詩ですが音楽は素直に美しいです。 歌曲集の中でも屈指のメロディではないでしょうか。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/03/29 23:18
レスピーギ 「漂ってくるバラの香りが」 詞:ダヌンツィオ
レスピーギの知られざる傑作も少しずつ取り上げて行ければと思います。 不得手なイタリア語ですし、参照できるお手本がほとんどないのでなかなか捗らないと思いますがよろしくお付き合いください。今回は彼の代表作がいくつか入っている「6つの抒情詩 第1集」より第2曲 ダヌンツィオの艶めかしい詩につけた不思議な歌です。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/03/24 00:11
チャイコフスキー 2つの歌 詞:ハイネ(ミハイロフ露訳)
久々のロシア歌曲はチャイコフスキーから。これでこの作曲家の歌曲の詞のご紹介も100曲目となりました。 彼も他のロシアの作曲家同様、ハイネの詩(もちろんロシア語訳ですが)につけた歌曲がたくさんありますが、この曲集の第2曲目はその中でも白眉と言っても良い曲かも知れません。 早春の爽やかさがにじみ出ている曲です。 ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/03/23 12:55
プーランク 「新鮮さと火をひとつにせよ」 新鮮さと火より 詞:エリュアール
歌曲集第5曲は曲集名にもなった「新鮮さと火」が現れた詩です。 意味深長な内容らしく、不思議な歌になりました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/03/22 22:52
プーランク 「庭の暗闇の中に」 新鮮さと火より 詞:エリュアール
本日朝サーバー不具合で更新できない旨お知らせしましたが、前管理人さんのご尽力により解決致しました。 アップロード中に破壊されたプーランクのページも復旧しましたので、その時アップをしようとしていた歌曲集の第4曲を改めてアップ致します。 ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/03/16 22:03
プーランク 「すべては姿を消した」 新鮮さと火より 詞:エリュアール
歌曲集第3曲です。一転してしっとりと美しい歌です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/03/10 00:15
プーランク 「朝に 木の枝は掻き立てる」 新鮮さと火より 詞:エリュアール
エリュアールの詞につけた傑作歌曲集 第2曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/03/08 21:40
プーランク 「目からの光」 歌曲集「新鮮さと火」FP147より 詞:エリュアール
思いの他けっこうな数のあるエリュアールの詩に付けたプーランクの声楽作品、引き続きこの歌曲集を順に取り上げて参ります。まず第1曲から。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/03/01 23:57
プーランク 「雪の夜」 FP126 詞:エリュアール
エリュアールの詩につけたプーランクの声楽作品、引き続いては無伴奏混声合唱曲のこの作品を。 曲はクリスマス時期に書かれたものですが、詩も音楽も作られたのがまさに第2次世界大戦真っただ中であったこともあり、たいへんに研ぎ澄まされて厳しいものです。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/02/23 00:02
プーランク 「あの愛らしい小さな顔」 FP99 詞:エリュアール
難解なものの多いエリュアールの詩の中では、これは比較的ストレートなイメージが湧いてきます(それでも不思議な表現がたくさんあるのですが)。プーランクのメロディも美しく、魅力的な歌曲です。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/02/17 00:09
プーランク 歌曲集「燃える鏡」 詞:エリュアール
ポール・エリュアールの詩によるプーランクの声楽作品、引き続いては2曲からなる歌曲集「燃える鏡」です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/02/12 23:47
プーランク 「私たちは夜を作ったのだ」〜歌曲集「ある日ある夜」FP86より 詞:エリュアール
歌曲集最終曲はこれもまた堂々とした愛の歌(たぶん)です。 エリュアールの詩は難解ですが、自由奔放なメロディが実に見事なプーランクの傑作歌曲集ではないかと思います。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2014/02/09 23:45
プーランク 「荒々しく熱い顔立ち」〜歌曲集「ある日ある夜」FP86より 詞:エリュアール
歌曲集第8曲は激しく燃え上がる恋の想いでしょうか。ほの暗く熱狂的な音楽が紡ぎ出されます。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/02/08 18:40
プーランク 「私はあなたを愛することだけを望む」〜歌曲集「ある日ある夜」より 詞:エリュアール
エリュアールが新妻に贈った詩集から取った歌曲集ですので、こういう内容の詩があっても決しておかしくはありません。プーランクのつけた音楽は控え目ですが魅力的な愛の歌です。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/02/02 21:24
プーランク 「哀れな花」〜歌曲集「ある日ある夜」FP86より 詞:エリュアール
第6曲は詩のイメージに良く合った音楽です。もっとも詩は一筋縄では行かない難解さですが。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2014/02/01 22:40
プーランク 「全力で駆けるのだ」〜歌曲集「ある日ある夜」FP86より 詞:エリュアール
歌曲集第5曲は本当に跳ねまわるようなヴァイオリン(これをピアノの音で表現するのはお見事)がとても面白い曲です。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/01/29 23:28
プーランク 「タイルに覆われたジプシー馬車」〜歌曲集「ある日ある夜」FP86より 詞:エリュアール
歌曲集第4曲 不思議な音楽です。詩の不思議さに輪をかけて... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/01/27 22:34
プーランク 「失われた旗のようなその顔よ」〜歌曲集「ある日ある夜」FP86より 詞:エリュアール
歌曲集第3曲は一転して激しい焦燥感に包まれた音楽です。 不思議な恋の悩みといった趣き。面白い詩と音楽です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/01/25 23:54
プーランク 「空っぽの貝殻の廃墟が」〜歌曲集「ある日ある夜」FP86より 詞:エリュアール
エリュアールの詩による歌曲集のひとつ「ある日ある夜」より第2曲。この歌曲集の詩は難解なエリュアールの詩の中でも一際難解なのでほとんど意味が取れている自信はありません。 しかしこの素晴らしい音楽を聴くと、訳して歌詞の内容を知りたくてたまらなくなるのです。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/01/20 00:04
プーランク 「良き日」〜歌曲集「ある日ある夜」FP86より 詞:エリュアール
エリュアールの詩につけたプーランクの声楽作品、引き続いてはこの歌曲集を順に取り上げて参ります。 まずは第1曲 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/01/18 23:49
プーランク 「画家の仕事」 FP161 詞:エリュアール
このサイトが開かれて間もない1999年に取り上げていた記事がこの「画家の仕事」の第6曲でした。 その時は著作権の関係で詩の掲載はできなかったのですが、この歌曲集の詩を書いたポール・エリュアールの著作権が日本国内では消滅しましたので、この第6曲だけでなく、全7曲の訳詞をアップすることにします。 それぞれの画家の特徴を詩も音楽も見事に掴んでいてとても面白い作品です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/01/11 21:18
プーランク 7つのシャンソン FP.81より 詞:エリュアール
詩人ポール・エリュアール(1895-1952)の著作権も、戦時加算の10年あまりを考慮しても昨年のうちには切れたようですので、今年は昨年没後50周年にも関わらずあまり取り上げられなかったフランシス・プーランクのこの詩人につけた曲の訳詞をできるだけ取り上げてご紹介しようと思います。プーランクの代表作のいくつかは彼の詩につけたものですし、そもそもが結構な数がありますので今年1年はネタ切れすることはないでしょう。 ただこの詩人の詩、おそろしく難解なのでうまく訳せるかどうかが心配で、こうしてぶち上げた... ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/01/03 10:13
高田渡 「生活の柄」 詞:山之口貘
あけましておめでとうございます。本年もご愛顧のほどお願い致します。 ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 3

2014/01/01 16:01
ブリテン ウイリアム・ブレイクの歌と箴言 Op.74
まだブリテンではOp.52の歌曲集「冬の言葉」が進行中ですが、2013年度最後はこの歌曲集の歌詞を一式ご紹介して終わりにしようと思います。今年は「オペラ対訳プロジェクト」への出稼ぎが多かったので、このサイトの更新は例年に比べて大幅に落ちてしまいましたが、それでもこのブリテンの主要な声楽作品は(まだ「冬の言葉」が終わっておりませんが)、これを取り上げればあらかたご紹介できたのではないかと思います。来年はプーランクのエリュアールの詩につけた作品を重点的に取り上げる他、シュトラウスの歌曲の作品番号のつ... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/12/31 14:46
ブリテン 「聖歌隊長の葬礼」 〜歌曲集「冬の言葉」より 詞:ハーディ
歌曲集「冬の言葉」、第5曲目は再びちょっとした物語詩、お話はちょっと寒いですが、音楽の暖かさがそれを補って余りある素敵なバラードになっています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/12/28 22:04
ブリテン 「小さな古い書き机」 〜歌曲集「冬の言葉」より 詞:ハーディ
第4曲は怪しささえも漂わせ とても不思議な味わいです。 詩は単に昔のことを思い出しているだけのようではありますが、何か意味深長です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/12/14 23:24
ブリテン 「セキレイと赤ん坊」 〜歌曲集「冬の言葉」より 詞:ハーディ
歌曲集「冬の言葉」 第3曲です。教訓っぽい詩ですが絵柄を想像するとなかなか面白いです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/12/09 23:55
ブリテン 「真夜中の大西部鉄道」 〜歌曲集「冬の言葉」より 詞:ハーディ
歌曲集「冬の言葉」 第2曲は非常にビジュアルな印象的な詩につけた曲です。夜行列車の旅が好きな人にはこたえられない詩と音楽ではないでしょうか。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/12/01 07:39
プーランク 「アポリネールの二つの詩 FP131」
プーランクはアポリネールの詩にたくさんの歌をつけており、「アポリネールの詩による歌曲集」だけでもけっこうな数になりますがこれもそのひとつ。 それらの中ではあまり有名ではないですが、プーランクらしいメロディの魅力にあふれた佳曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/11/30 23:55
ブリテン 「冬の言葉 Op.52」より (1) 詞:ハーディ
ブリテンの歌曲作品、だいぶ他の言語の作品が続きましたので、英語の詩につけた傑作もここらで取り上げておきましょう。ハーディーの詩につけた歌曲は近代イギリス作曲家にはけっこう多くあるのですが、ブリテンもまた1つ、重要な歌曲集を書いております。まずはこの季節にぴったりの第1曲目の詩を ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/11/25 00:04
プーランク 「ラ・グルヌイエール」 詞:アポリネール
プーランクがアポリネールの詩につけた歌曲の中でも地味で目立たない、しかしとても味わい深い一品です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/11/24 23:56
ブリテン 「詩人のこだま」 Op.76 詞:プーシキン
イギリスの大詩人たちの詩(英語)だけでなく、ランボー(フランス語)・ミケランジェロ(イタリア語)・ヘルダーリン(ドイツ語)となかなかチャレンジングな歌曲の詩を選定しているブリテンですが、よもやロシア語のプーシキンの詩につけたものまであるというのは驚きです。しかも私のようなものが言うのもなんですが、ロシア語の歌曲としても堂々の聴きごたえがある力作だと思えるのでした。詩のセレクションもなかなかに独特で思わず唸らされてしまいました ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2013/11/18 00:14
プーランク 「カリグラム」 詞:アポリネール
プーランクでも晩年に近い時期の作品です。アポリネールの野心作である詩集から7篇の詩を選んで編んだ歌曲集です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/11/03 23:51
プーランク 「マリー」 〜7つのシャンソンより 詞:アポリネール
没後50周年の作曲家プーランクもたくさん取り上げたい作曲家のひとりですが、詩人の著作権の関係で取り上げられる作品がかなり絞られてしまいます。 もうぼちぼち彼の声楽作品で重要な位置を占める詩人ポール・エリュアールの著作権が日本では切れるはずなので、来年こそはプーランクの作品をたくさん取り上げようということで、今年はアポリネールの詩につけた作品の残りをこれから年末にかけて細々と取り上げて参りたいと思います。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2013/10/21 00:07
ブリテン 「ミケランジェロの7つのソネット」 Op.22 (2)
引き続き第2曲です。詩はなんだか諦観にみちているような暗い感じがしたのですが、ブリテンの付けたメロディは憧れにみちた力強さも感じさせるものでした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/09/21 23:01
ブリテン 「ミケランジェロの7つのソネット」 Op.22 (1)
しばらく間があきましたが、ブリテンの傑作声楽曲を引き続きご紹介して参りたいと思います。 詩が難解で今後も相当てこずると思うのですが、やはりこの傑作は取り上げないわけには参りません。 芸術と愛に捧げた意味深長な歌曲集、ぜひお聴き頂ければと思います。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/09/15 22:56
ブリテン 「子守歌のおまじない」 Op.41
子供の日らしく本日はこの歌曲集を取り上げることにしました。 イギリスの昔の詩人たちの多様な子守歌の詩につけた五曲からなる歌曲集 詩も音楽もたいへんに面白いです。 メゾ歌手のレパートリーとして比較的聴ける機会には恵まれていますでしょうか。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/05/05 09:55
マスネ「ギター」 詞:ユゴー
本日訳詞を御提供したLFJのコンサートを聴きに行って参りました。振り返って見るとこんな本格的なフランス歌曲リサイタル、私は生まれて初めて聴いたような気がします。とても充実した体験でした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2013/05/03 23:56
マスネ「夕日」 詞:ユゴー & LFJ2013東京での訳詞ご使用のお知らせ
ラ・フォル・ジュルネ東京の音楽祭とはご縁がありまして、1昨年にはマーラーとレーガーの曲の訳詞をコンサートで取り上げて頂きましたが、今年も次の2曲をご使用頂くこととなりました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2013/04/27 23:18
ヒンデミット 「寺院におけるマリアの奉献」 マリアの生涯より 詞:リルケ
ほぼ丸2年かかりましたヒンデミットの傑作歌曲集「マリアの生涯」、この第2曲をもって全訳が終わりました。 難解なリルケの詩はとても私の手には負えないものではありましたが、来年のヒンデミット没後50周年を前にして、また11/21のマリア奉献記念日(少し遅れてしまいましたが)に合わせてのアップができまして感無量です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/11/24 20:40
鈴木輝昭 「弓春の賦」 詞:与謝野晶子
滝光太郎さんよりご投稿頂きました。私は日本の合唱作品には全般に疎いので、このようにご紹介頂けるのは大変に有難いです。この鈴木輝昭氏、詩の選択にも結構こだわりがあるようで、他の作品でもなかなか唸らされるようなものがたくさんありました。 この与謝野晶子も何とも艶めかしい詩の選択です。女声合唱でこれらの詩が歌われるのを聴くのはかなり凄い体験となるのではないでしょうか。機会があればぜひ聴いてみたい作品です。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2012/10/28 22:37
シューマン バイロンのヘブライ風歌曲よりの三つの歌 作品95
シューマンの対訳も遅々としてですがだいぶ進んで参りました。今回は作品95の3曲。バイロンの詩をシューマンゆかりのドイツの詩人ケルナ―が訳したものにメロディをつけています。第2曲がメンデルスゾーンやヴォルフなどの曲もあり、シューマンのものも比較的よく演奏されていますが他の2曲はほとんど知られざる作品です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/10/27 22:33
R.シュトラウス 「太陽の光の中」 詞:リュッケルト
バスのための歌曲集Op.87 シュトラウスの作品中でも飛びきりの人気を誇る「四つの最後の歌」にも通じる黄昏行く中の華やぎが感じられてなかなかに魅力的な作品です。第4曲もあざといくらいの演出をしながら人生のたそがれをしみじみと回顧する音楽を紡ぎ出しています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/10/21 21:39
R.シュトラウス 「そしてそれは二度とはなかった」 詞:リュッケルト
シュトラウスのバスのための歌曲集Op.87より第3曲です。悲しい詩の内容ですがなぜかしみじみとした音楽。 これも黄昏の一歩手前の壮麗さが魅力的です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/10/14 19:49
クィルター 5つのシェイクスピアの歌Op.23
イギリスの作曲家らしく、ロジャー・クィルターは多くのシェイクスピアソングを書いております。 あまりにも陶酔的な美しさのメロディのこれらの曲は劇の中で歌うと浮いてしまいそうな感じもしますが、リサイタルなどで歌として聴くと得も言われない味わいでとても素晴らしいです。 作品23は、ショーソンの曲に絡めて1曲紹介しておりましたが、残り4曲も取り上げて全曲の訳詞をアップすることにします。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/10/08 00:04
ショーソン 「オフィーリアの歌」〜3つのシェイクスピアの歌より 詞:ブショール
ショーソンの3つのシェイクスピアの歌 第3曲は「ハムレット」からです。この詞もかなりブショールの手が入っています。 詩の内容とショーソンの音楽スタイルが実に良く合っていて、とても印象深い歌になりました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2012/10/07 00:06
ディーリアス 7つのノルウェーの歌より 詞:イブセン
ディーリアスの7つのノルウェーの歌、3曲は「ペール・ギュント」や「人形の家」で日本にも知られたヘンリク・イブセンの詞のドイツ語訳につけたものです。くしくも3曲ともグリーグがイブセンの原詩に曲をつけたものもありました。 詞にはそんなに極端な差はありませんが、微妙なニュアンスの違いが面白いです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/23 00:15
ショーソン 「道化の歌」〜3つのシェイクスピアの歌より 詞:ブショール
ショーソンの歌曲を久々に取り上げます。 3曲からなるシェイクスピア戯曲中の有名な詩を取り上げていますが、フランス語に訳したブショールの詞はかなり原詩に手を入れており、ほとんど別物といっても過言ではないくらい違っています。 第1曲は恐らく何だかは予想は付くとは思いますが、コメントを見る前にちょっと対訳をみて考えてみてください。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/22 23:51
R.シュトラウス 「来たるべき老いについて」 詞:リュッケルト
シュトラウスが老境に入ってからの歌曲ですが、この詩の選択は「まだまだ若いもんには負けんぞ」という決意表明でしょうか。そして音楽もまだまだ濃密です。敬老の日にふさわしい音楽ではないかと思い、取り上げてみることにしました。シュトラウスの中ではあまり聴かれない歌曲集ですが、なかなかに素晴らしい作品だと思います。 訳詞は遠からず4曲全部揃える予定です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/17 23:50
フォーレ&シベリウス 「メリザンドの歌」 〜ペレアスとメリザンドより 詞:メーテルランク
フォーレとシベリウス、ほぼ同時期にメーテルランクの戯曲「ペレアスとメリザンド」の劇音楽を書いています。 そこではいずれもただ1曲だけ、メリザンドが歌う歌が織り込まれています。 フォーレのものはロンドンでの上演のために英語の歌、シベリウスのはスウェーデン語、そしてシベリウスのものはもとのフランス語の歌詞の版もありますのでその3種類をまとめて取り上げてみることとします。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/16 23:40
シェーンベルク 4つのオーケストラ歌曲 作品22
シェーンベルク過渡期の作品だからでしょうか。ほとんど取り上げられることもない作品です。 確かに彼の迷いのようなものが感じられて、同じオーケストラ歌曲でも作品8のようには魅力的には響かないのですが、詩の選択はとても興味深く、一聴の価値はあります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/15 23:53
平井康三郎 「たまの機嫌と」 〜日本の笛より 詞:北原白秋
21曲からなる平井康三郎の代表的作品歌曲集、1曲だけなぜかアップが抜けておりました。 ちょうど今年は没後10周年ということで、忘れずに全曲揃えることができ感無量です。 作曲者いわく「粋」な小唄といった味わいの素敵な曲です。詞だけでもその辺を味わって頂けましたら幸いです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/09 00:21
マーラー 「少年の不思議な角笛」に関わる声楽作品
今回大幅に「少年の不思議な角笛」、訳詞の改訂をしましたので、残りの2曲(最後の7つの歌収録)も改訂すると共に、「角笛」の歌詞を取り上げている交響曲(第2番はすでに取り上げましたので第3番と第4番)も訳詞をアップすることとしました。ただし私の手元には新全集がありませんので、「起床合図」と「少年鼓手」は音楽の友社の楽譜より歌詞は拾っています。交響曲の方は第4番の方は歌曲集にある「あの世の暮らし」と恐らく全く一緒ではないかと思いますが、第3番の方はアルト独唱に女声合唱と児童合唱が絡みますのでそのあたり... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/08 23:57
サン=サーンス 「鐘」 詞:ユゴー
サン=サーンスの傑作歌曲のひとつです。彼の才気があふれています。詩は難解でよく意味が取れませんでしたが。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/08/04 00:07
ヒンデミット 「カナの婚礼のこと」〜マリアの生涯より 詞:リルケ
ヒンデミットの「マリアの生涯」 リルケのテキストが難しすぎて2年がかりの難作業となっております。 残すところはあと1曲となりましたが、手がかりすら掴めておりません。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/07/28 23:47
ヒンデミット 「マリアの訪問」〜マリアの生涯より 詞:リルケ
ヒンデミットの歌曲集の第4曲、リルケの詩集すべてに彼は曲をつけていますので詩集でも同じ4番目の詩です。 イエスを身ごもったマリアが、洗礼者ヨハネを同じ頃身ごもった親類の女性エリーザベトを訪ねたという逸話に基づいています。キリスト教ではちょうど今頃、5月31日がその記念日として祝われています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/06/04 00:16
シューマン リーダークライスOp.39より3曲 詞:アイヒェンドルフ
シューマンのリーダークライスOp.39 残り3曲を一気にアップします。 これでシューマンの代表的な歌曲の訳詞はすべて揃いました。 今後引き続いてあまり知られていない歌曲を少しずつ取り上げていきたいと思います。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/05/05 23:31
石渡日出夫 「笛の音のする里へ行かうよ」 詞:萩原朔太郎
今年生誕100年を迎えた日本の歌曲作曲家の大物といえばこの人がいます。没後10年以上を経てだんだん取り上げられなくなってきたようなのが残念ですが、一連の萩原朔太郎の詩につけた作品はどれも鮮烈です。 まずは今の季節にぴったりのこの歌からご紹介しましょう。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/04/22 00:06
ディーリアス 「恋に落ちた若者とその彼女」〜4つの古いイギリスの詩より 詞:シェイクスピア
シェイクスピアの戯曲「お気に召すまま」より。古今のイギリスの作曲家がたくさんメロディをつけていますが、ディーリアスにも素敵な作品がありました。めったに取り上げられないのが残念。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/04/22 00:00
シューマン 「悲しみ」リーダークライスOp.39 詞:アイヒェンドルフ
リーダークライス作品39、その第9曲です。悲しみとありますが諦観の強い、しっとりと落ち着いた感じの歌でした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/04/21 23:55
ディーリアス 「スイセンに寄せて」〜4つの古いイギリスの詩より 詞:へリック
ディーリアスの春の歌、続いては春のはかない花を歌ったへリックの有名な詩につけたこの曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/04/16 00:12
セブラック 「不実」 詞:メーテルランク
フランス語オリジナルのメーテルランクの詩につけた歌曲ではセブラックのものを今回は取り上げました。 メーテルランクでも幻想的な味わいがとりわけ強い詩集「15のシャンソン」より取られた詩。タイトルは作曲者があとから付けたものです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/04/15 00:09
シェーンベルク 「心の茂み」 詞:メーテルランク
シェーンベルクらしい複数楽器のダイナミックな色彩に声が絶妙に絡む作品のはしりとでもいえる曲でしょうか。 メーテルランクの詩(ドイツ語訳ですが)を取り上げているのがなかなかに興味深い取り合わせです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/04/15 00:02
シューマン 「異郷にて」リーダークライスOp.39 詞:アイヒェンドルフ
くしくも第1曲とまったく同じタイトルですが、本日取り上げますのは第8曲です。 孤独と別れの悲しみのテーマは一緒ですが、曲想はかなり第1曲とは異なっております。 この曲は割り切ったような諦めが感じられる音楽です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/04/14 23:56
山田耕筰 「新入生」 詞:北原白秋
北原白秋−山田耕筰の黄金コンビの作品ですが時代の制約でしょうか。今ではほとんど知られていない歌です。 確かにこのコンビの作品の中では飛び抜けて傑作というようには思えませんので、忘れられるのも仕方ないのかも知れませんが、ちょうどいい時期になりましたのでちょっと取り上げてみます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2012/04/08 00:09
シューマン 「古城にて」リーダークライスOp.39 詞:アイヒェンドルフ
シューマンのリーダークライスOp.39 第7曲は映画を見ているような視覚的でダイナミックな詩につけた作品です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/04/08 00:00
別宮貞雄 「レモン哀歌」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
別宮貞雄の「智恵子抄」は智恵子の死の瞬間を回想しているこの詩で終わります。彼女が一瞬だけ生気を取り戻すところの美しいメロディが大変に印象的。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/04/03 00:09
ショーソン 「祈り」 Op.24-5 詞:メーテルランク
ショーソンの歌曲集「温室」より最終の第5曲です。非常に陰鬱で重たい祈りです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/04/03 00:03
シューマン 「静けさ」リーダークライスOp.39 詞:アイヒェンドルフ
リーダークライスOp.39より第4曲です。憧れの翼が想像の世界を飛んで行く、静かですが魅惑に満ちた音楽です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/04/02 23:48
ヒンデミット 「マリアへの告知」〜マリアの生涯より 詞:リルケ
キリスト教では聖母マリアがイエスを身ごもったのは3/25とされており、カトリックなどでは祝日です。 ちょうどこの日にヒンデミットの傑作歌曲集「マリアの生涯」より第3曲の受胎告知のシーンを取り上げた曲の歌詞を御紹介致します。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/03/25 00:13
別宮貞雄 「山麓の二人」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
別宮貞雄最後の歌曲集「智恵子抄」も残り2曲。ダイナミックなこの詩も清水脩の歌曲集同様選ばれています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/03/25 00:09
ショーソン 「怠惰な獣たち」 Op.24-2 詞:メーテルランク
ショーソンの歌曲集「温室」より第4曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/03/25 00:03
シューマン 「陽気なさすらい人」&リーダークライスOp.39より2曲 詞:アイヒェンドルフ
久々にシューマンの歌曲を。なんとか今年中には作品番号付きの歌曲はすべて取り上げたいと思っております。 まずは唯一取りこぼしていた代表作Op.39のリーダークライスの全訳を目指しますが、この歌曲集と因縁の深いOp.77の第1曲も一緒に取り上げます。いずれも詩はドイツロマン主義の巨匠アイヒェンドルフです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/03/24 23:56
別宮貞雄 「千鳥と遊ぶ智恵子」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
別宮版の歌曲集「智恵子抄」、やはりこの詩は清水脩版同様に歌曲集に取り上げています。 清水脩のこの詩に付けた歌も美しかったですが、こちらもまた言いようのない美しさです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/03/21 00:24
ディーリアス 「ぼくは悲しくはなかったし、泣くほどのこともなかった」 〜日没の歌より 詞:ダウソン
ディーリアスの「日没の歌」 バリトンソロの第7曲目を取り上げて全訳が完成です。ついでに最終曲の訳も少し見直しました。この憂愁にみちた詩と音楽、はまる人はとことんはまるのでしょうね。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2012/03/21 00:20
セヴラック 「ある夢」 詞:ポー(マラルメ仏訳)
エドガー・アラン・ポーの詩をマラルメがフランス語に訳したという、日本語に訳そうとするには涙が出そうなくらいハードルの高いこの詩、しかしながらセブラックのつけた曲はドビュッシーの最良の歌曲にも負けない素晴らしいものとなりました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/03/21 00:10
別宮貞雄 「人生遠視」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
別宮貞雄版の歌曲集「智恵子抄」 第6曲目は短く凝縮されたドラマティックな曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/03/19 00:12
ショーソン 「無気力」 Op.24-3 詞:メーテルランク
メーテルランクの詩は不思議なものが多いですが(とても訳すのがたいへんです)、その中でもこれはとりわけ変な詩です。意味はよく分からんのですが非常に視覚的にインパクトのある内容ではないでしょうか。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/03/19 00:02
別宮貞雄 「あどけない話」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
別宮貞雄版の「智恵子抄」 第5曲にはやはりこの詩が取り上げられておりました。「智恵子抄」でもっとも良く知られた詩であると思います。愛情に満ちた二人の、しかしながらとても切ない会話です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/03/11 00:15
ショーソン 「憂鬱の温室」 Op.24-2 詞:メーテルランク
ショーソン後期の傑作歌曲集より第2曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/03/11 00:00
別宮貞雄 「晩餐」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
別宮貞雄最後の歌曲集「智恵子抄」より第4曲です。清水脩の「智恵子抄」ではこの詩が第2曲に取り上げられていました。両者の聴き比べも興味深いところです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/03/04 00:12
ショーソン 「温室」 Op.24-1 詞:メーテルランク
1949年に亡くなっているモーリス・メーテルランクですが、出身国ベルギーの著作権はおよそ11年近くの戦時加算があるために(おそらく)昨年までは日本では有効でした。2012年を迎え、まず間違いなく取り上げて大丈夫になったはずですので、それほどたくさんある訳ではないですが彼の詩につけた曲もいくつか取り上げて参りたいと思います。 まずは恐らく彼の詩につけた歌曲の中ではもっとも有名でかつ最も魅力的なショーソンの歌曲集を1曲ずつ順にご紹介します。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/03/04 00:06
R.シュトラウス 「春の賑わい」 Op.26-1 詞:レーナウ
3/1に東京で行われた幸田浩子さんのリサイタルで、弊サイトのR.シュトラウスの歌曲のいくつかの訳詞を使って頂きました。ご連絡頂いたのが遅かったため、こちらをご覧頂く方への告知はできませんでしたが、なかなか魅力的なラインナップでした(Op.10・27・48などより有名どころにOp.69の全曲)。 そんなわけで久々にR.シュトラウスを取り上げてみたくなりましたので、ここは今の季節にぴったりのOp.26-1を。 ついでといってはなんですが、もう1曲Op.26-2の方も合わせて訳詞を御紹介致します。... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/03/03 23:55
別宮貞雄 「僕等」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
先日亡くなられた作曲家 別宮貞雄版の歌曲集「智恵子抄」、第3曲にはこの詩を持ってきています。 私なぞは恥ずかしくて絶対に口にできないような台詞を臆面もなく連ねているとてつもなく熱い愛の詩。 別宮の音楽も情熱的に紡ぎ出されて行きます。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 2

2012/02/26 21:52
別宮貞雄 「深夜の雪」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
先日亡くなられた別宮貞雄の最後の歌曲集「智恵子抄」 第2曲目は美しい二人の夜の情景でした。 季節もちょうど今頃です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/02/19 22:35
別宮貞雄 「人に」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
中田喜直の同じ詩につけた歌曲と並び称される日本歌曲屈指の傑作「さくら横ちょう」、あるいは歌曲集「淡彩抄」などで知られた作曲家 別宮貞雄氏が先月亡くなられたという報を私は本日知りました。 この両曲は詩の著作権がありますので、ここでは追悼としまして、氏の最後の歌曲集、昨年清水脩の鮮烈な曲を取り上げました「智恵子抄」、これに氏がたいへん美しい音楽をつけたものをこれから順にご紹介していこうと思います。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/02/18 21:29
クィルター 「吹けよ 吹け 冬の風よ」 詞:シェイクスピア
冬を題材にした作品をもうひとつ。シェイクスピアの戯曲「お気に召すまま」の中で歌われる曲です。冬の寒さよりも人情の薄さの方がずっとつらい、現代にも通じる永遠の真理でしょうか。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/02/05 00:18
ドビュッシー 「選ばれた乙女」 詞:D.G.ロセッティ
今年生誕150周年のドビュッシー、歌曲作品については主だったものはすべて取り上げてしまっておりますので、それ以外で歌詞付き作品をいくつか取り上げることとします(歌詞付きではありませんが、もしも手が出ればマラルメの「牧神の午後」なども)。 今回はイギリスの画家&詩人、D.G.ロセッティの詩のフランス語訳につけた管弦楽伴奏による合唱とナレーション、独唱の作品の、この有名な曲を取り上げてみました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 4

2012/01/22 00:09
ケージ 「18の春のすてきな未亡人」 詞:ジョイス
今年アニヴァーサリーの作曲家についてもできるだけ取り上げて参りたいと思います。特に生まれた月などには関係なく思いつくままに。今年生誕100年、没後20年を迎えたアメリカの前衛作曲家ジョン・ケージ、彼にも意欲的な声楽作品がたくさんありますが、その中でもこの曲は原詩がジェームス・ジョイスの「フィネガンズ・ウエイク」ということもあり、非常に興味深いので取り上げてみることにします。訳は大変でしたが... ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 6

2012/01/15 20:53
ヒンデミット 「羊飼いたちへのお告げ」〜マリアの生涯より 詞:リルケ
ヒンデミットの歌曲集「マリアの生涯」 第8曲、ヘロデ王の嬰児虐殺を逃れてエジプトへと旅立った一家の旅のワンシーンです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/01/08 21:27
マーラー 交響曲第8番 第2部 詞:ゲーテ
今年のマーラーの没後100年、昨年の生誕150年のときに歌曲をあらかた取り上げました関係で息切れし、ほとんど何も取り上げることなく年末を迎えてしまいました。そこで最後に大作、交響曲第8番を取り上げようということで、この1カ月ほど楽譜やらCDやらと格闘し、なんとか第2部の方はお見せできそうなものが出来ましたので今年最後のアップを致したいと思います。第1部の方は第2部を超える複雑な合唱と独唱の絡み合いがあります関係で歌詞をどのように並べれば見通しが良くなるか思案中、もう少し時間がかかりそうですので年... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/12/31 13:32
ヒンデミット 「羊飼いたちへのお告げ」〜マリアの生涯より 詞:リルケ
リルケの力作詩集を若きヒンデミットが渾身の力で歌曲集とした「マリアの生涯」、キリスト生誕を描いた第7曲のひとつ前の曲はこの長大な、ヒンデミットの魅力がふんだんに詰まった歌です。 リルケの詩が恐ろしく難しいので、非常にお粗末な訳しかできませんでしたがご覧いただければ幸いです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/12/24 22:11
ヒンデミット 「ヨセフの疑念」〜歌曲集「マリアの生涯」より 詞:リルケ
昨年の12月24日に「キリストの誕生」で始めましたこの歌曲集、丸々1年でようやく半分ほどの訳とたいへん難航しております。リルケの詩が恐ろしく難しいというのが一番の障害ですが、ぼちぼち進めて行こうと思います。 今年のクリスマスはイエスの誕生を前にしての2曲を取り上げようと思います。まずは第5曲、妻マリアの処女懐胎を知って苦悩する夫ヨセフを天使が説得する場面です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/12/23 12:02
プーランク 「白い雪」〜7つのシャンソンより 詞:アポリネール
恋人をなくしたさびしい詩人のつぶやき。「ブルークリスマス」を思わせるような世界がアカペラの合唱で紡ぎ出されています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/12/23 12:01
ミヨー 「ふたつの愛の詩」 Op.30 詞:タゴール
タゴールの詩につけた作品特集、もうひとりのフランスの作曲家からは驚異的な多作家としても知られるダリウス・ミヨーの作品を。この曲、フランス人作曲家であるにも関わらず英語の詩に曲が付けられています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/12/18 22:10
カプレ 「果実集め」 詞:タゴール
タゴールの詩による歌曲、フランスからはこの人を(もうひとり取り上げる予定ですが)。 伴奏にフルートだけを用いて、何とも言い難いエキゾチックな雰囲気が出ていて素敵です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/12/04 23:26
オネゲル 「鐘の音」〜6つのアポリネールの詩より
オネゲルの初期の傑作「6つのアポリネールの詩」、最後の曲です。 鐘の音のピアノでの描写が実に見事で、堂々たる最終曲になっています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/12/03 23:49
フランク・ブリッジ 「私の果てしない夢の中に住む者よ」 詞:タゴール
タゴールの詩につけた声楽作品、イギリスからはブリテンの師匠、フランク・ブリッジの書いた歌曲を取り上げましょう。 この詩はツェムリンスキー「抒情交響曲」第3楽章に使われたものと同じ詩(英訳と独訳の違いはありますが)です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/11/26 18:53
ツェムリンスキー「抒情交響曲」より(3) 詞:タゴール
後半3楽章をアップして、全曲の訳詞紹介が終わりました。いずれも短いですが雄弁な詩です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/11/26 18:44
オネゲル 「別れ」〜6つのアポリネールの詩より
第5曲は地味ですが秋の別れの歌です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/11/23 19:41
ルーセル 「ロンサールの二つの詩」 詞:ロンサール
ジャルスキーのCDの絡みでロンサールの詩による歌曲をいくつか取り上げましたので、詩人別のコーナーにこのロンサールのページを設けました。 そのついでと言ってはなんですが、ラヴェルやデュカと同じロンサール生誕400周年記念に書かれたアルベール・ルーセルの作品を取り上げようと思います。この2曲、ピアノでなくてフルートだけで伴奏するのがなかなか味のある作品です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/11/23 19:11
デュカ 「ロンサールのソネット」 詞:ロンサール
交響詩「魔法使いの弟子」など、ごくわずかの作品のみを残してあとはすべて破棄してしまった作曲家ポール・デュカ、歌曲も歌詞のついているものはこれ1曲のみです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/11/23 18:53
ツェムリンスキー「抒情交響曲」より(2) 詞:タゴール
引き続き第3・4楽章。艶めかしい愛の歌です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/11/23 18:07
ツェムリンスキー「抒情交響曲」より(1) 詞:タゴール
タゴールの詩につけた曲を集中的に取り上げるとなると、この曲は出てこない訳には参りません。 イタリア語、ロシア語に引き続いてはドイツ語訳の登場です。 一気には難しかったのでまずは第1・2楽章を。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/11/20 22:27
オネゲル 「曲芸師たち」〜6つのアポリネールの詩より
オネゲル初期の傑作「6つのアポリネールの詩」 第4曲です。 にぎやかなサーカスの一団が寂れた村はずれを行くその対比が絶妙です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/11/20 22:17
イッポリトフ=イヴァーノフ「4つのタゴールの詩」
引き続いてはロシアよりこの歌曲集を取り上げます。もちろんロシア語の詩ですが、かなり原詩から離れた自由なアレンジがなされているようです。 この歌曲集、個人的に大好きなのですが、作曲家があまりにマイナーなひとなので、聴けるチャンスは極めて低いのがとても残念。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/11/12 20:48
アルファーノ 「3つのタゴールの詩」より
イタリア近代の作曲家フランコ・アルファーノは、プッチーニのオペラ「トゥーランドット」を補筆完成させたことで知られておりますが、オペラをはじめとする彼自身の作品はあまり聴かれることはないでしょうか。 あまりイタリアっぽくない印象派風の作風はいまひとつ華やかさを求めるイタオペファンには好まれないところかも知れませんが、このタゴールの詩につけたような幻想味のある歌曲はなかなか歌詞の雰囲気にも合って素敵な聴きものとなっております。比較的有名な「毎日毎日」だけ以前取り上げておりましたので、今回は他の2曲... ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 2

2011/11/06 21:22
タゴール 「この宝石の首飾りは」 詞:作曲者
今年生誕150周年を迎えるインドの大詩人ラビンドラナート・タゴール、ちょうど東洋への関心の高まった1910〜20年代にヨーロッパでも有名になったこともあるのでしょう。英語のみならずイタリア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語etcと翻訳された彼の詩で、西欧の様々な作曲家が歌曲を書いています。 そんな多彩な「クラシック」歌曲をこれから取り上げようと思うのですが、その前にこのタゴール自身の歌をひとつご紹介しましょう。日本ではほとんど知られていないのですが、彼はインドでは音楽家としても有名... ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2011/11/05 23:56
オネゲル 「秋」〜6つのアポリネールの詩より
オネゲル初期の傑作 6つのアポリネールの詩より第3曲。何とも味わい深い詩に、奥深い音楽がついています。 晩秋の寂しさを感じさせる詩と音楽です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/11/05 23:40
オネゲル 「クロチルド」〜6つのアポリネールの詩より
オネゲル初期の傑作「6つのアポリネールの詩 第2曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/11/02 23:58
デュポン&アーン&ドビュッシー 「マンドリン」 詞:ヴェルレーヌ
フォーレのつけた曲があまりにも有名ではありますが、この「艶なる宴」の美しい詩にはフランスのいろいろな作曲家がメロディをつけています。それぞれが多様な解釈なので聴き比べるのも楽しみです。 ドビュッシーとアーンのものは比較的よく耳にすることができますが、夭折したせいもあってほとんど取り上げられることのない傑作がガブリエル・デュポンのもの。私も5年以上前に、テノールのマーティン・ヒルが歌ったものをCDで聴いた以外はずっと耳にしていなかったのですが、今回ジャルスキーの録音したフランス歌曲集で改めて名曲... ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2011/10/30 23:49
オネゲル 「ラ・サンテにて」 〜アポリネールの6つの詩より
オネゲル初期の傑作歌曲。アポリネールの詩集「アルコール」より6篇を選んで繊細な、しかしかっちりとした構築感の歌曲を書いています。第1曲目はアポリネールが冤罪で投獄されたときに書いた詩の一部分につけた歌です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/10/29 21:39
セヴラック 「ミミズク」 詞:ボードレール
ボードレールの鮮烈な詩に、南フランスの作曲家セヴラックが実に深みのある曲をつけました。 この作曲家はもっと再評価されても良いように思います。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/10/26 23:15
グノー 「どこへ行くの?」 詞:ゴーティエ
グノーの傑作歌曲。さわやかなメロディがたいへんに魅力的です。 同じ詩につけたベルリオーズの曲と比べてみてください。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/10/23 00:18
ショーソン 「目覚め」 詞:バルザック
ショーソンの知られざる二重唱曲Op.11、2曲目も溜息ものの美しさです。 興味深いのはこの詩の作者。もちろん小説の一部なのではありますが。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/10/22 23:49
ビゼー 「アラビアの女主人のお別れ」 詞:ユゴー
ビゼーお得意のエキゾチックな雰囲気あふれる歌曲です。 美しいメロディがほんのりと翳りを見せるのがなんとも素敵。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/10/15 00:05
カプレ 「見えない笛」 詞:ユゴー
文豪ユゴーの詩につけた歌曲。この曲には多くのフランスの作曲家がメロディをつけていますが、カプレのつけた曲も濃密な愛の描写が強烈です。ドビュッシーと関係の深かった人のためか、ドビュッシーの亜流扱いされることもありますが、こういった曲を聴くと彼自身の尖鋭性も十分に感じられるように思います。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/10/11 00:07
シャミナード 「愛するひとよ」 詞:ロンサール
ロンサールの詩が難しかったのですが、なかなか味わい深い愛の詩です(少々説教っぽいのが気にはなりますが)。シャミナードの擬古典的なスタイルも魅力的。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/10/08 23:52
ショーソン「最後の一葉」 詞:ゴーティエ
ちょっと時期は早いですが、晩秋の寂しさをしみじみと描き出した傑作を。これにてショーソンのOp.2も訳詞が全部そろいました。引き続きOp.8に行く予定です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/09/12 00:12
ヒンデミット 「マリアの誕生」 歌曲集「マリアの生涯」より 詞:リルケ
9月8日は聖母マリアの誕生日なのだそうで、キリスト教圏では祝日としてお祝いされます。 リルケの詩集「マリアの生涯」も、この誕生のエピソードを最初に持ってきており、ヒンデミットが実にいい味わいのメロディをつけています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/09/10 23:34
シェーンベルク 「地には平和を」 詞:マイヤー
シェーンベルクが後に力を入れることになる合唱作品の最初の傑作といえるのがこの作品13でしょうか。 アカペラで、譬えようもなく美しい歌声が流れて行きます。平和な世界を求める祈りを込めて。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/09/03 22:51
ショーソン 「キャラバン」 詞:ゴーティエ
ショーソンの歌曲としては異色のものでしょう。ダイナミックかつドラマティックに人生の旅路を歌いあげます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/08/27 23:45
ヒンデミット 「マリアの死について III」 歌曲集「マリアの生涯」より 詞:リルケ
ヒンデミットの「マリアの生涯」 最終曲です。リルケの連詩でも最後の作品。ヒンデミットらしい切れのいいリズムでぐいぐいと押してくる魅力的な音楽で最後は盛り上げてくれます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/08/15 00:38
ヒンデミット 「マリアの死について II」 歌曲集「マリアの生涯」より 詞:リルケ
聖母マリアの死のシーン、引き続いては天上界での御子イエスとの再会となります。前後の曲の清楚さに比べると暗く沈んだメロディが印象的。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/08/14 10:58
ショーソン 「静寂」 詞:ヴェルレーヌ
タイトルのApaisementは訳しにくいところ。「静けさ」くらいの方が良いかも知れません。もっともこの詩、ヴェルレーヌではたいへん良く知られた詩で、他のフランスの作曲家もいくつも傑作を書いています。タイトルが違うととたんにそのあたりが分からなくなるのが困ったところ。ショーソンの曲も彼の音楽のスタイルが詩に良く合って、知られざる傑作になっています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/08/14 10:38
ヒンデミット 「マリアの死について I」 歌曲集「マリアの生涯」より 詞:リルケ
8月15日は聖母マリアが天に召された日ということで、キリスト教では記念日として祝われているのだそうです。ヒンデミットの傑作「マリアの生涯」ではこのマリアの死についての歌が最後に3曲ありますので、それをこれから順に取り上げて参ります。まずは最初の曲。この世から去るまさにその時を歌った曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/08/13 10:18
シェーンベルク 弦楽4重奏曲第2番 作品10より 詞:ゲオルゲ
シェーンベルクの無調時代のはじまりを告げる作品にこの弦楽4重奏曲第2番があります。 前半のとろとろにロマンティックな音楽が最後は無調の激しい音楽へと変わり、そして彼の新境地が開かれたのでした。後半2つの楽章にはシュテファン・ゲオルゲの詩によるソプラノの独唱が加わり、このエポックメイキングな作品に不思議な彩りを添えています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/07/24 10:24
シェーンベルク 6つのオーケストラ伴奏の歌曲 Op.8より 詞:ペトラルカ
シェーンベルクの壮絶な管弦楽伴奏の6曲からなる歌曲集、後半3曲はペトラルカのソネットによる濃厚な愛の歌が続きます。ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」の濃縮エッセンスのような音楽はなかなかにインパクト大でした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/07/17 00:07
シューマン 3つの歌曲 作品83
1850年の作品。シューマンの作風がいっそう渋くなってからの曲ですので、あまり取り上げられることはないですが、なかなか味わい深い詩と音楽で聴き込むほどに魅力を増してくる作品です。 多彩な詩のテーマの選択も興味深いところで、詩人の選択も豪華です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/07/16 23:52
シューマン 「手袋」 作品87
文豪シラーの鮮烈な詩につけた歌物語・バラードです。音楽は少々地味かも知れませんがシューマンの力作のひとつかと思います。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/07/09 23:49
リスト 「ぼくは活力と生命力をなくした」 詞:ミュッセ
リストの歌曲、引き続いてはフランス語の詩、リストでは珍しいミュッセの詩につけた歌曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/07/03 21:56
シューマン ロマンスとバラード第4集
シューマンの歌曲、引き続いては1847年の作品、ロマンスとバラードの第4集です。 ここで初めてシューマンはメーリケの詩を取り上げ、またハイネの詩による凝った作品をひとつ前のロマンスとバラードでの「哀れなペーター」に引き続き取り上げました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2011/07/03 21:48
シェーンベルク 「さすらい人」 詞:ニーチェ
詩が難しくて翻訳にてこずり、結局2カ月かかってしまいましたシェーンベルクの歌曲集作品6の8曲、ようやく全訳が完結です。最後の曲の詩はなんとあの哲学者ニーチェ。なかなかにひねりの効いた面白いさすらい人の歌ができあがりました。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2011/07/02 22:01
ウェーベルン 初期の歌曲より
十二音技法の推進者のひとりとしてコワモテのイメージの強いウェーベルンですが、初期の声楽曲においては驚くほどロマンティックで耳にやさしいメロディを書いています。彼のそれほど多くない作品の中でも声楽曲の比重はとても高く、彼にとって極めて重要なジャンルであったことも伺えます。 今回は最初期の3曲からなる歌曲集を。第1曲目は甲斐さんがすでに取り上げておられますので残りの2曲を訳してみました。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2011/07/02 21:50
シューマン 歌曲と歌 第2集作品51
シューマンの歌曲、引き続いては寄せ集めでもあり、第2曲を除いてはあまり歌われることも多くないこの歌曲集です。1・2曲目は歌の年1840年の、3・4曲目はその翌年の、そして最終曲はだいぶ遅れて1849年の作品です。 最終曲などもっと歌われても良いのではと思えるくらいいい作品なのですが。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/06/26 12:35
リスト ハイネの詩による歌曲2曲
フランツ・リストには特に初期にたくさんハイネの詩につけた作品があり、その雄弁なメロディもあってなかなか面白い聴きものになっています。今回取り上げるのは彼がハイネをあまり取り上げなくなった中期以降にあって、ハイネの詩につけている2曲です。いずれも渋い詩ですが音楽はなかなか凝っていて、これらも捨てがたい面白さでした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/06/11 23:32
シューマン 「詩人の恋」に収められなかった歌曲 詞:ハイネ
シューマンの「詩人の恋」、もともとは20曲からなる歌曲集となる予定でした。結局うち4曲はカットされ、16曲からなる現行の版となりました。カットされた4曲を聴いてみると、これらがカットされた理由も分かるような気がしますが、それぞれの曲は単独で聴けばどれも素晴らしい作品ばかりでもあります。 それぞれ2曲ずつ、作品127と作品142に落ち穂拾いのような形で収録され、のちに出版されています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/06/05 21:46
團 伊玖麿 「六つの子供の歌」より 詞:北原白秋
うっかりしておりましたがこの五月が、團 伊玖麿が中国で客死して丁度10年経ったのでした。 そこでこの偉大な声楽の大家に敬意を表して、初期の傑作をまとめて取り上げることとしました。 1946年、まだ戦争が終わったばかりの頃の作品です。素朴なメロディですが、若い気鋭の作曲者のあっと驚く仕掛けが実に面白く聴ける斬新な作品でもあります。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2011/05/28 22:22
柴田南雄 「優しき歌」 詞:立原道造
ちょうど6年前の5月15日に第2曲だけ取り上げておりましたが、今回他の5曲も取り上げて全曲ご紹介することとしました。同名のフォーレの歌曲集を連想させるさわやかな五月の恋の歌です。現代音楽の大御所が書いた音楽とはとても思えない耳の心地よさ。柴田も亡くなって15年も経ってしまいましたが、この歌曲集はぜひとも後世まで歌い継がれて行って欲しいものです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/05/15 20:45
平井康三郎 「日本の笛」より 詞:北原白秋
久々の「日本の笛」、春にふさわしい2〜4曲目をまとめて取り上げることにしました。 いずれも神奈川・三崎あたりの風景です。おおらかでのどかな海をめぐる情景は心やすらぎます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/05/14 23:15
シューマン 「詩人の恋 Op.48」(完結) 詞:ハイネ
ゴールデンウィークの5日間を経て16曲全部の訳が終わりました。結構語句は吟味しましたので、これでも私の訳としては時間をかけている方です。それでも訳の中身がお粗末なのは能力の限界ということでどうぞご容赦ください。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/05/07 21:27
シューマン 「詩人の恋 Op.48」より(その3) 詞:ハイネ
「詩人の恋」、引き続いて11〜14曲の訳詞です。このあたりはハイネの原詩をあまりいじっていないのですが、語をひとつひとつ追いながら聴くとシューマンの技の巧みさに舌を巻きます。実に見事な緩急自在の歌詞の処理。 そんな感じが私の訳にも捉えられていればいいのですが。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/05/05 22:11
シューマン 「詩人の恋 Op.48」より(その2) 詞:ハイネ
昨日に引き続き、7〜10曲目の4曲です。 今回意識して、歌われる歌詞に対訳を合わせて見たのですが、特にこの7曲目「ぼくは恨まない」ではシューマンが原詩を思い切りばらばらにしてしまっていて、その対比が興味深いところです、 訳詞も、歌を耳で聴きながら自然に追える形を私ができる範囲で追及していますが果たしてうまく行っておりますことやら。まあそれくらいでしかこの訳しつくされた歌曲集に新しい付加価値をつける訳詞もできないように思えますので。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/05/04 23:54
シューマン 「詩人の恋 Op.48」より 詞:ハイネ
シューマンの歌曲の訳詞、どこまでやってもキリがありません。「ミルテ」が一段落してさて次はクールマン歌曲集にしようかレーナウの「軽騎兵の歌」にしようかと、あまり知られることのない佳曲を色々物色してはいたのですが、本日久しぶりに聴いた歌曲のコンサートで、20年以上の久しさで、この「詩人の恋」を生で聴く機会を得ました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/05/03 23:50
シューマン 「わが心は重い」 ミルテの花より 詞:バイロン
ミルテの花、ようやく全訳が仕上がりました。シューマンはもう少し続ける予定ですので、次は何を取り上げるか思案中。 この曲は歌曲集の中でも傑作の誉れ高く、よく単独でも取り上げられます。ドイツ語訳がシューマンとも縁の深い詩人のケルナーというのも興味深いところ。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/05/03 09:09
シェーンベルク 「すべてのもの」 詞:デーメル
8つの歌曲、第2曲目はデーメルの詩です。何かの暗喩が散りばめられているのだとは思いますが、文化的な素養のない私には全く掴めず、わけのわからないものになってしまってしまいましたがご容赦ください ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/05/03 09:00
アイアランド 歌曲集「失われた満足の地」より 詞:ハウスマン
昨年の7月に、亡くなったイギリスのテナー、アンソニー・ロルフ・ジョンソンの追悼にこの歌曲集の後半3曲を取り上げました。前半の3曲はいずれも春を題材にしていましたのでその時は取り上げるのをやめておりましたが、ちょうど取り上げるのにもいい時期となりましたので今回取り上げて全曲の訳詞をご紹介いたします。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/04/30 21:59
ヒンデミット 「復活者によるマリアの慰め」 歌曲集「マリアの生涯」より 詞:リルケ
今年のキリスト教の復活祭(イースター)は今日4月24日なのだそうです。生命の再生の喜びに満ちあふれた春の日、しかしここではもっと静かで、じんわりとした喜びが歌われます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/04/24 20:45
シューマン 「この孤独な涙は一体何だ」 詞:ハイネ
シューマンの「ミルテ」歌曲集の中のハイネの詩による歌曲の中では一番マイナーですが、有名な「ハスの花」や「君は花のよう」に負けない魅力的な作品です。悲しい詩なのにメロディがマイナーでないのが実にいいです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/04/17 23:13
ヒンデミット 「マリアの生涯」より 詞:リルケ
ちょうどキリスト教の世界では受難節に入っているかと思いますので、ヒンデミットの傑作歌曲集「マリアの生涯」よりその場面にちなむところの2曲を取り上げてみます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/03/07 00:05
シューマン ミルテ 作品25より 詞:ゲーテ
シューマンが花嫁クララに送った歌曲集「ミルテ」。様々な詩人の詩に曲をつけていますが、ドイツの文豪ゲーテの詩につけた曲は全部で5曲(のちにヴィレマーの作品と判明した「ズライカの歌」も当時はゲーテ作と思われていたので含みます)。すべて「西東詩集」よりの詩です。 まだ取り上げていない2曲を今回はアップして5曲全部の訳詞がご覧頂けるように致しました。 今回取り上げましたのはいずれも詩集冒頭の「歌びとの巻」より取られております。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/03/06 00:05
清水脩 「狂奔する牛」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
智恵子抄の第3曲目はふたりの結婚から10年ほど経った大正14年、恐らく信州へのスケッチ旅行のワンシーンでしょうか。なんだか夢の中での出来事のようにあまり現実感が私には感じられないのですが、それはこれからやってくることの不吉な前触れなのでしょうか。不思議な詩と音楽です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/02/27 22:45
シューマン 作品90より 「陰鬱な夕暮れ」 詞:レーナウ
不思議な抒情に満ちた作品90、最後に取り上げますのは第6曲目です。このあとの最終曲「レクイエム」につなぐためでしょうか。全曲の中でもっとも暗く、救いのない音楽ですが、それだけに「レクイエム」の清らかな美しさがひときわ引き立ちます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/02/26 23:00
平井康三郎 「野焼のころ」 詞:北原白秋
同名の白秋の民謡詩集から選んだ詩につけた日本情緒あふれる傑作歌曲集の最終曲です。 まだ春も浅い夜、野焼きの炎を見つめながら恋しい人を想う... 余情にみちた美しい恋の歌です。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2011/02/26 22:40
シューマン 「私のバラ」 作品90より 詞:レーナウ
引き続きシューマンの作品90よりは第2曲です。 美しいバラを歌いながら、この詩の切ないことはいかばかりでしょうか。 シューマンはここに決然たる音楽をつけ、決して捨て鉢にしていないところが見事です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/02/20 23:10
リスト 「ガスティベルザ」 詞:ユゴー
副題で「ボレロ」とあり、スペイン情緒いっぱいの歌です。「三人のジプシー」と並んであざといくらいに演出の効いた、リスト歌曲の中でも面白さ1・2を争う作品でしょう。彼の歌曲作品の多彩さには目を瞠るものがあります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/02/20 22:58
シェーンベルク 二つの歌 作品14
久しぶりにシェーンベルクを取り上げます。本当は作品番号順で作品6を先に取り上げたかったのですが、詩が非常に難しくて難航中。たまたまこの作品14の2曲目が冬の歌と言うこともあり先にご紹介することとしました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/02/20 22:49
シューマン 作品90より 「牛飼いの娘」 詞:レーナウ
作品90の第4曲目。のびやかで美しい歌ですが詩の中身にもそしてメロディにもほのかに無常感が漂います。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/02/19 23:52
リスト 「朝ぼくは起きると こう問いかけてみる」 詞:ハイネ
シューマンの作品24のリーダークライス、冒頭の曲になっているもので良く知られているハイネの詩に、フランツ・リストも曲をつけています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/02/19 23:44
シューマン 「出会いと別れ」 作品90より 詞:レーナウ
作品90の第3曲目です。シューマンらしからぬ濃密なメロディはしかしながら大変に魅力的。 レーナウにしては割とそっけない感じの詩も興味深いところです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/02/18 00:14
ウェーベルン 4つの歌曲作品13
器楽アンサンブルと独唱による色彩感あふれる作品。詩の選択も興味深いところです。 ウェーベルンの声楽作品はもっと注目されても良いと思います。 ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2011/02/17 23:44
シューマン 「孤独」 作品90より 詞:レーナウ
シューマンの作品90 6つの詩とレクイエムからは第5曲。この憂いに満ちた歌曲集の中でも静かな美しさに満ちてすてきな曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/02/13 22:02
清水脩 「晩餐」 智恵子抄より 詞:高村光太郎
清水脩の歌曲集「智恵子抄」より第2曲は新婚早々のふたりの生活の描写です。 生々しい描写が鮮烈です。 ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2011/02/13 21:43
シューマン 「鍛冶屋の歌」 作品90より 詞:レーナウ
シューマンの1850年の傑作、作品90よりまずは第1曲を取り上げます。 内省的な詩の多いレーナウにしては非常に陽気でインパクトのある詩ですが、シューマンの快活なメロディに乗せて印象深い歌になりました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/02/11 22:53
リスト  「墓とバラ」 詞:ユゴー
リストにはフランスの文豪ユゴーの詩につけた歌曲がたくさんありますがこれもそのひとつです。 地味な曲ですがなかなか捨てがたい味わいです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/02/11 22:42
シューマン 歌曲集「ミルテ」より リュッケルトの詩による歌曲
昨日同じ詩人の「花嫁の歌」2曲を取り上げましたが、他にリュッケルトの手になる「ミルテ」の中の詩は3曲。 冒頭1曲と、最後の2曲といういずれも重要なポジションを占めています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 4

2011/02/06 20:30
リスト 「喜びでいっぱい そして悲しみでいっぱい」 詞:ゲーテ
ゲーテの戯曲「エグモント」よりの歌曲。リストは同じ作品番号S280で全く違う2曲を書きました。 そのうち1曲は改訂を経てこれも別の曲ともいえるほど激しい化粧直しを受けましたので、都合3曲この詩によるリスト作の曲が聴けます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/02/06 20:18
シューマン 花嫁の歌 I & II  歌曲集「ミルテ」より 詞:リュッケルト 
前回全訳が終わったリュッケルトつながりでこちらも取り上げて置きましょう。 花嫁クララへの婚礼前夜のプレゼントであるこの歌曲集の中でまさにクララになりきって書いたであろうこの2曲の詩人もリュッケルトであったというのはなかなかに興味深いところです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/02/05 22:43
リスト 「御身 天より来たりて」 詞:ゲーテ
シューベルトが曲をつけたものが有名な「さすらい人の夜の歌」と同じ詩です。リストのものは特に伴奏が華やかで、孤独な苦悩という感じがあまり出ていないような気もしなくはありませんがたいへんに美しい曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/02/05 22:33
ツェムリンスキー イルメリンのバラとその他の歌曲 Op.7
引き続き作品7です。シュトラウスやシェーンベルクの歌曲でおなじみの詩人デーメルが登場です。 また歌曲集のタイトルにもなった歌曲「イルメリンのバラ」は、オリジナルのデンマーク語にたくさんの北欧の作曲家がメロディをつけたものもありますので、いずれ原語でも訳してみたいところです。いつになるかは見当もつきませんが... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/02/05 22:25
R&C シューマン 歌曲集「愛の春」より(最後) 詞:リュッケルト
最後の2曲 11曲目はクララの熱いメッセージ。最終12曲はデュエットによる愛の賛歌です。 個人的な感想を申しますと「新婚早々ようやりますなあ」といったところですが、いくつかの曲、特にクララの書いたものはたいへんに魅力的だと思います。ふたりの愛のメモリアルとして、170年も経った今でも聴かれているのは凄いことではあります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/01/31 00:05
清水脩 歌曲集「智恵子抄」より 「人に」 詞:高村光太郎
清水脩の力作「智恵子抄」。とても饒舌な詩が多いので、歌にするのはとても大変そうです。 オペラで鳴らした彼の気合いに満ちた12篇の歌曲集。なかなか聴ける機会は多くないかも知れませんが、もしあればぜひ聴かれてみてください。今回は第1曲目の詩をご紹介します。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/01/30 23:41
リスト 「昔トゥーレに王様がおりました」 詞:ゲーテ
これもリストの歌曲の中ではなかなかの傑作と思います。ファウストの第一部より少女グレートヒェンの歌う愛の歌。 とてもドラマティックです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/01/30 23:30
シューマン 歌曲集「愛の春」より 詞:リュッケルト
「愛の春」Op.37 第9・10曲はいずれもシューマンの作曲。そしてどちらも恋人をバラと海と太陽になぞらえて讃える曲です。特に第8曲の方は素晴らしい愛の賛歌です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/01/29 23:40
リスト 「「どうやって」彼らは尋ねた 」 詞:ユゴー
リストにはハイネやゲーテによるドイツ語の歌曲だけでなく、このユゴーやミュッセといったフランスの大詩人の詩につけたフランス語歌曲にも素晴らしいものがいくつもあります。 この曲が素晴らしいかどうかは議論が分かれるかも知れませんが、少なくとも詩をじっくりと読みながら聴くと実にインパクトのある面白い曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/01/29 23:30
シューマン 「翼よ、翼よ、飛びゆく」〜愛の春より 詞:リュッケルト
シューマン&クララ夫妻のコラボレーション歌曲集、しばらくシューマンの力作が続きます。これは第8曲目 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/01/23 22:15
リスト 「ミニヨンの歌」 詞:ゲーテ
有名な「君よ知るや 南の国」、フランツ・リストにもメロディをつけたものがあります。なかなかの力作で、シューベルト、シューマン、ヴォルフなどに伍した傑作だと思います。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/01/23 21:37
山田耕筰 「六騎」 詞:北原白秋
筑後柳川の方言が何を歌っているのか今までよく分からなかったのですが、曲は身震いするような研ぎ澄まされたものでずっと気にかかっておりました。今回私なりの読み解きをしましたのでかなり顰蹙とは思いますが駄文をアップ致します。現代にも続く日本のエロスだったのですね。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 3

2011/01/15 23:38
平井康三郎 「山は雪かよ」 詩:北原白秋
平井の傑作歌曲集「日本の笛」より、今の時期にぴったりの歌を。ユーモラスな曲ですが、歌詞は思い切り寒々としております。 ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2011/01/15 23:26
リスト 「ラインの美しき流れに」 詞:ハイネ
シューマンの「詩人の恋」にも入れられている詩ですが、リストのつけた曲は華麗な愛の歌となってかなりシューマンのものと印象が違います。これはこれで魅力的ですが。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/01/15 23:20
シューマン 歌曲集「愛の春」より(その4) 詞:リュッケルト
「愛の春」、引き続いては男女2人で歌われる愛の歌を2曲。 最初の方は気恥ずかしくなってしまうような愛の賛歌です。 次の曲は春の喜びいっぱいの歌。 音楽的にはシューマンの作品にしてはちょっと印象が弱いような気がしますが、凡百の歌曲に比べれば十分魅力的でしょうか。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/01/09 23:05
R&C.シューマン 「愛の春」より 詞:リュッケルト(その3)
引き続きクララ&ロベルトの共作「愛の春」より4・5曲です。 4曲目のクララの作品は、同じ詞にマーラーも曲をつけていますが、クララの作品の方が可憐で私には素敵に聴こえます。5曲目はそれを受けてのロベルトの曲。こちらも美しいですが、特にリュッケルトの詩が冴えているように思えます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/01/04 00:14
R&C.シューマン 「愛の春」より 詞:リュッケルト 
ロベルトとクララのコラボ歌曲集「愛の春」、いきなり2曲目からクララの曲です。情熱的な愛の歌なのが印象的。 それを受けてのロベルトの第3曲目はお茶目なナイチンゲールの歌 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2011/01/03 11:48
シューマン 「天は一粒の涙を流した」〜歌曲集「愛の春」より 詞:リュッケルト
「愛の春」というけっこう気恥ずかしい感じのするタイトルの歌曲集ですが、ロベルトとクララの共作という、実際にちょっと聴いているこちらも恥ずかしくなるようなプロジェクトでした。もっともそれをやってしまうのがロベルト・シューマンの凄いところです。 第1曲は素朴ですが美しいメロディで、この歌曲集の中ではもっとも良く取り上げられます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2011/01/02 00:04
清水脩 智恵子抄巻末の歌六首 詩:高村光太郎
あけましておめでとうございます。今年もどうぞごひいきのほどよろしくお願い致します。 本年は昨年ドイツ音楽に集中したようには特にテーマにはこだわらず、思いのままに色々な歌を取り上げさせて頂こうかと思ってはおりますが、今年アニヴァーサリーの作曲家たちについてはそれなりにご紹介できるよう努めたいと思います。 そこで恒例の新年第一弾の日本の歌からのご紹介は、今年生誕100年を迎える日本の声楽作品の大家 清水脩の合唱作品から取り上げてみます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 5

2011/01/01 00:36
ブリテン 「しっかりと閉じたとき、私の両目は一番良く見える」〜夜想曲より 詞:シェイクスピア
英詩がみなあまりにも難しく、ほとんど1年がかりとなってしまいましたこの歌曲集も、なんとか年内にはすべての訳ができあがりました。眠りにまつわる英国の大詩人たちの詩を集めたこの曲集。最後はシェイクスピアのソネットからです。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/12/26 09:07
ヒンデミット 「キリストの誕生」 〜「マリアの生涯」より 詩:リルケ
ドイツ近代の作曲家ヒンデミットの歌曲の代表作といえる歌曲集「マリアの生涯」より第7曲です。 詩は15篇からなるリルケの同名の詩集から。マリアの誕生から死までを描き出す物語詩。 来年は折に触れてこれを取り上げ、なんとか訳詞の完成を目指してみたいと思います。 本日はクリスマスらしく、イエス・キリスト誕生のシーンをどうぞ。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/12/24 00:52
シューマン 「ヴァイオリン弾き」 作品40より 詩:シャミッソー(アンデルセン原詩)
作品40の第4曲も鮮烈です。失恋の歌としてもこれほど激烈なものはなかなかないのではないでしょうか。 シューベルトの「冬の旅」の描き出した世界を1曲に凝縮したかのような重たさがこの作品の魅力です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/12/23 22:40
シューマン Lieder I & II 〜ミルテの花 作品25より 詩:ゲーテ
花嫁クララへのプレゼントとして書かれた歌曲集「ミルテの花」、なぜか唐突に酒の歌が出て参ります。 ゲーテ晩年の傑作「西東詩集」より「酌童の巻」の2篇の詩、非常に短い歌ですが不思議な雰囲気を醸し出し興味深いところ。 もう来週は忘年会のピークも過ぎているとは思いますが、年末の風物詩としてアップ致します。 2曲目の店の給仕とのトラブルなど今でもいかにもありそうな情景... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/12/19 19:20
シューマン 「兵士」 作品40より 詩:シャミッソー(アンデルセン原詩)
作品40の3曲目はシューマンの歌曲の中でも最もドラマチックなもののひとつではないでしょうか。 悪夢のような状況を見事に描き出しています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/12/18 22:29
シューマン 「母親の夢」 作品40より 詩:シャミッソー(アンデルセン原詩)
作品40の第2曲目は不思議な情感を湛えた歌です。淡々としているようでありながら悲しくもあり、優しげでもあり、なおかつまた不気味でもあり、と聴きようによって色々な面を感じさせてくれます。 不気味な詩の終わり方も、音楽が最後まで静寂を保っているのが一際印象に残るたたずまいを示しています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/12/17 23:12
シューマン「三月スミレ」 作品40より 詩:シャミッソー(アンデルセン原詩)
シューマンの作品40はそれほどポピュラーではないような感じもしますが、シューマンの歌曲の中でも指折りの傑作のように私は思います。アンデルセンの原詩をシャミッソーがドイツ語にしたものが5曲中4曲ありますが、いずれも非常に印象深い作品です。第1曲目はさわやかな恋のはじまりを告げる歌。アンデルセンの作り上げたワンシーンのすてきなこと。これだけでもお見事というしかありません。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/12/15 23:18
シューマン「聖なる夜の歌」 若者のための歌のアルバムより 詩:アンデルセン
1曲だけアップが残っていたこの歌曲集、12月となりましたのでタイミングよくアップして完結と致します。 アンデルセンの詩(ドイツ語に訳した人は不明のようです)にシューマンのメロディによるクリスマスの歌というのもなかなか良いですね。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 4

2010/12/12 22:39
ブリテン 「夏の風よりも優しいものは何だろう 」 夜想曲より 詩:キーツ
1年の4分の3かけてようやく仕上がりつつありますブリテンの夜想曲の邦訳。英文学の背景知識がないとほとんど歯が立たない難物でしたのでお粗末ではございますが今回のアップであと残りひとつと相成りました。 今回の詩はジョン・キーツの「眠りと詩」より。眠りを讃えるさわやかな一篇です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/12/12 22:06
メンデルスゾーン 6つの二重唱  作品63
久々のメンデルスゾーンです。独唱の歌曲はだいたい取り上げましたので、今回は二重唱曲を。 今の時期にぴったりな歌もあり、なかなかお勧めです。 バーバラ・ボニーとアンゲリカ・キルヒシュラーガーのデュエットアルバム“First Encounter(出会い)”で実に美しく歌われています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/11/28 00:21
シューマン ロマンスとバラード第3集 作品53
シューマンのバラード、ますます絶好調という感じで第3集です。これらもすべて1840年の作品。 1曲目は地味ですが、古典的なたたずまいがとても美しい「ブロンデルの歌」 2曲目はバラードというにはあまりに短く、物語もないですが幻想的な「ローレライ」 そして最後は1曲で3曲楽しめる「哀れなペーター」(これは比較的有名ですね) ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/11/28 00:09
石桁真礼生 「盲目の秋」 詞:中原中也
1925年の11月、まだハイティーンの中也を襲ったふたつの悲劇。それが彼にこんな詩を書くきっかけを与えました。 石桁の音楽も緊張感あふれて非常にいい感じです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2010/11/27 23:48
シューマン ロマンスとバラード第2集 作品49
ロマンスとバラード 第2集は2編のハイネの詩と1編のフレーリッヒの詩による3曲のバラード。いずれも歌の年1840年の作曲で、第1曲目はハイネの詩による有名な「 ニ人の擲弾兵」です。 これのみ既に取り上げておりましたので、今回は他の2曲の訳詞を新たにアップしました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/11/21 21:45
橋本国彦 「落葉」 詞:ヴェルレーヌ(上田敏訳)
ヴェルレーヌの詩というよりは、上田敏の訳した「海潮音」の中の「秋の日の ヴィオロンの」で日本では良く知られた詩に、日本歌曲の奇才、橋本国彦がメロディをつけました。フランス音楽の味わいをも見せた、面白い仕上がりの歌曲となっています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/11/21 21:35
シューマン ロマンスとバラード第1集 作品45
カール・レーヴェほど語り口の巧いものではありませんが、シューマンにもたくさんのバラード(歌物語)があります。 そのうちのいくつかは「ロマンスとバラード」という歌曲集にまとめられ、この歌曲集、1〜4集まで作られております。 今回はそのうち第1集を。すべて彼の歌の年1840年の作品です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2010/11/21 00:07
山田耕筰 歌曲集「AIYANの歌」 詞:北原白秋
山田耕筰の歌曲の展開点ともなった重要な作品「AIYANの歌」も全部取り上げてみます。 ローマ字表記がそこかしこにあるのでどこか東南アジアの情景を思い浮かべてしまいそうですが、これはすべて白秋の故郷、筑後柳川が舞台です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/11/14 23:40
山田耕筰 「日本の笛」よりの歌曲 詞:北原白秋
北原白秋の民謡詩集「日本の笛」、白秋の詩につけたたくさんの有名な歌曲のある山田耕筰ももちろんこれにも曲をつけています。もっとも意外と少なくて、わかった範囲では4曲しかありませんでしたが。 今回はそのうち3曲を取り上げます。有名な「鐘が鳴ります」もそのうちの1曲です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/11/07 12:30
深井史郎 「日本の笛」 詞:北原白秋
民謡詩ということですので、北原白秋の「日本の笛」には有名な平井康三郎の歌曲集だけでなく、おびただしい数の歌曲作品が書かれています。今回はその中でも鮮烈な深井史郎作品を取り上げます。そのディープな日本情緒の表出はたいへんなインパクト。あまり知られていない作品ですがもっと聴かれても良いと思います。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/11/03 23:36
平井康三郎 「伊那」 日本の笛より 詞:北原白秋
これは信州・伊那地方の春の歌です。季節外れではありますが、今回取り上げた深井史郎の歌曲集の1曲とかぶっていることもあり取り上げることとしました。非常に対照的な解釈ですので聴き比べるのも楽しいです。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 2

2010/11/03 23:24
シューマン 「ベルシャザル」 作品57 詩:ハイネ
これは恐らくシューマンの書いた最初のバラード(歌物語)ではないでしょうか。 作品番号は57と少々大きいですが、記録によれば1840年、歌の年の2月に書かれています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/11/02 00:09
シェーンベルク「浄められた夜」 Op.4 詩:デーメル
シェーンベルクの作品の中ではおそらくこの曲が最もポピュラーでしょうか。そしてデーメルのこの詩も、ネット上でもけっこうな数邦訳を取り上げられている方がおられ、もしかするとデーメルでも日本で最も良く知られた詩になるのかも知れません。 いずれの芸術家も、もっと切れ味鋭い作品をたくさん書いていると思っている私としましては少々歯がゆい感じもしなくはありませんが、これも一応は取り上げて置こうと思います。 言わずもがなとは思いますが、これは声楽作品ではありませんので、掲載した歌詞が歌われたり語られたりする... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/11/01 23:21
シューマン 歌曲集「ミルテの花」よりバーンズの詩による歌曲8曲
作品27の独唱歌曲1曲、そして作品34の2曲のデュエットと、1840年のシューマンの歌曲にはスコットランドの詩人ロバート・バーンズの詩(の独訳)につけた印象的な歌が目立ちます。そして実は、彼の1840年最初の歌曲集ともいえる「ミルテの花」、この花嫁クララに捧げた26曲からなる歌曲集の、何と8曲までがこのバーンズの詩なのです。花嫁へのプレゼントにしてはちょっと違うんではないの?という不思議な詩の選択もあり、この歌曲集に深みを与えています。お粗末ではございますが、全8曲、訳詞を取りそろえてみました。... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/10/31 23:58
マーラー リュッケルトの詩による歌曲集より
マーラーの後期の作品として重要なリュッケルトの詩による歌曲集を取り上げます。 映画「ヴェニスに死す」で取り上げられた交響曲第5番のアダージエットを思わせる「私はこの世に忘れられ」は既にご投稿頂いておりますので、他の4曲を今回はアップし、5曲全部の訳詞をご覧頂けるようにしました。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2010/10/16 15:59
シューマン 「悲しい響きで歌ったりしないで」ヴィルヘルム・マイスター歌曲集Op.98より 詞:ゲーテ
この歌曲集はこれにて完結です。これは竪琴弾きでもミニヨンでもなく、コケティッシュな女の魅力を振りまく旅の一座の看板女優フィリーネの歌。陽気な明るさがこの暗く沈んだ歌曲集にいろどりを添えています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/10/11 23:15
シューマン 竪琴弾きの歌4曲〜ヴィルヘルム・マイスター歌曲集Op.98より 詞:ゲーテ
シューベルトやヴォルフのものと並んで、ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」の中の詩に付けられた歌曲として良く知られているのがこのシューマンのものでしょう。この中で不幸な老竪琴弾きによって歌われる4曲についても、シューマンはすべて歌にしています。生きることへの執念による生々しさが残っているのが、初めから深い諦めで沈んであの世を感じさせているシューベルトやヴォルフのものと違うところでしょうか。どちらが優れているという訳ではなく、解釈の違いを聴き比べてみるのは興味深いところです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/10/10 18:44
平井康三郎 「ちびツグミ」〜日本の笛より 詞:北原白秋
今では法律違反となってしまった(時々捕まる人がいますね)霞網でツグミを取る猟師の仕事歌。怒ってるんだか喜んでるんだかよく分からないユーモラスな歌です。舞台はやはり信州でしょうか。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/10/10 18:23
シューマン 「あなたはあの国をご存じですか」〜若者のための歌のアルバムより 詞:ゲーテ
若者のための歌のアルバム、最終曲は再びゲーテで、「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」より。 有名な曲があまたある薄幸の少女ミニヨンの歌う故郷イタリアへのあこがれの歌です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/10/03 23:50
ブリテン 「しかしあの夜には 私はベッドに横たわり」〜夜想曲より 詞:ワーズワース
夜想曲の5曲目は歌曲の詩になるのは珍しいウイリアム・ワーズワースから。しかも革命の惨禍を目の当たりにして眠れない詩人の心の疼きがこの上なく激しくぶつけられます。ティンパニーの伴奏が鮮烈。詩は彼の自叙伝詩とも言われる詩集「序曲」の一部からです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/10/02 19:58
ベルク 「夢を戴きて」〜7つの初期の歌より 詞:リルケ
アルバン・ベルク初期の傑作。4曲目はリルケの詩です。愛らしい恋の歌ですが音楽は濃密。花開く夜の大人の時間でしょうか。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/10/02 19:48
平井康三郎「落葉松」〜日本の笛より 詞:北原白秋
日本の笛、小笠原の歌が続いたあとは一転して信州の寂しい落葉松林の情景です。 白秋には落葉松を歌った有名な詩がありますがこれは別物。中山道を行く馬子の唄でしょうか。 哀愁の中にほのかなユーモアもあってなかなか素敵です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/09/26 22:01
シューマン 「雪の鈴花」〜若者のための歌のアルバムより 詞:リュッケルト
この曲は歌曲集を離れて単独で良く取り上げられる、シューマンの歌曲の中でも人気の高い作品のひとつです。 Schneeglöckchenというのは「まつゆきそう」と呼ばれる花の名前ですが、詩をお読み頂ければお分かりの通り、ここでは雪がその花の姿を取って、春の訪れを告げるというシチュエーションですので、そのこともイメージしてタイトルを考えてみました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/09/26 20:44
コダーイ 「孔雀は止まっている」 詞:アディ・エンドレ
合唱をされる人にとってはおなじみの曲でしょうか。邦題では「孔雀は飛んだ」となっていることが多いようですが、調べた限りでは「(枝に)止まっている」の方が正しそうなので私の訳ではそのようにしました。 もともとは民謡のメロディがあったようですが、ハンガリーのボードレールと呼ばれるアディの詩に結び付けたことも含めてコダーイ・ゾルターンのオリジナル作品とみなしても良いのではないかと思います。のちに管弦楽のための変奏曲も作曲され、こちらの方でも知られています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/09/25 21:37
バルトーク 5つの歌曲作品16より 詞:アディ・エンドレ
まだこのサイトが開設間もない1999年に、ハンガリー語も知らずにアップしておりましたのがバルトークの「秋のエコー」、ずっと放置しておりましたらこのたびハンガリー在住の方より詩人のことや詩の内容につき、詳しくご教示下さるメールを頂戴致しました。そこで改めて歌詞を見直すとともに、頂いたメールの一部を転載させて頂きました。 以前、「ラ・パロマ」についてご教示を頂いたときもそうですが、こういったご指摘・ご教示を頂けることは大変有難いことで、やっていて良かったと思える瞬間です。どうもありがとうございまし... ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 3

2010/09/25 21:22
シェーンベルク 「警告」 詞:デーメル
多彩な詩が興味深いシェーンベルクの歌曲集作品3、第3曲目はリヒャルト・デーメルです。 この歌、私の知る限りでも1、2を争う「怖い」歌です。サイコ・ホラーの傑作といえましょうか。 ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/09/20 21:35
シューマン「塔守リュンコイスの歌」〜若者のための歌のアルバムより 詞:ゲーテ
シューマンのこの歌曲集、後半には文豪の大作よりとった詩が並びます。これはゲーテの「ファウスト」の第2部より。堂々たる音楽がとても印象的です。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 4

2010/09/12 22:40
シューマン 「少年の歌う狩人の歌」〜若者のための歌のアルバム 詞:シラー
前回取り上げました「牛飼いの別れ」と同じく、シラーの戯曲「ウィルヘルム・テル」より取られた歌です。 息子の頭に載せたリンゴを弓で射るというかの有名なシーンとも関係の深い興味深い作品ですのでぜひ一度戯曲を読まれながら聴いてみられてはいかがでしょうか。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/09/11 22:09
平井康三郎「ぬしは牛飼い」〜北原白秋「日本の笛」より
シラー&シューマンの牛飼いの歌が出て参りましたのでそれつながりでこちらも取り上げます。 なかなか微笑ましい恋の歌です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2010/09/11 21:24
シューマン 「牛飼いの別れ」〜若者のための歌のアルバム 詞:シラー
シューマンの「若者のための歌のアルバム」Op.79、後半には文豪の作品から取った作品が並びます。 これはシラーの戯曲「ウィルヘルム(ウィリアム)・テル」より。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/09/05 23:02
平井康三郎 「日本の笛」より 詞:北原白秋
ついこの間ここでも追悼の記事を書いたように記憶している平井康三郎も今年生誕100年ということで感慨深いものがあります。彼の代表作のひとつともいえる歌曲集「日本の笛」より4曲。南の島小笠原を題材にしたさわやかな歌を取り上げましょう。すでに「びいでびいで」と「夏の宵月を取り上げておりますので小笠原編の6曲はすべて取り上げました。これから秋には残りの歌も少しずつ取り上げていければと思います。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/08/29 23:29
バーバー 3つの歌曲Op.10 詞:ジョイス
1910年生まれ、生誕100年の作曲家を2人取り上げることにします。 一人目はアメリカのサミュエル・バーバー。「弦楽のためのアダージョ」をはじめとして器楽曲の方が有名ですが、オペラや歌曲にも傑作がたくさんあり、こちらの方でも見逃せない作曲家です。 今回は初期の作品から。詩がジェイムス・ジョイスというのも野心的です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2010/08/29 23:14
レーヴェ 「歩きまわる鐘」 詞:ゲーテ
ゲーテ&レーヴェのコンビによります夏の納涼シリーズ第3弾。同じ詩にはシューマンも「若者のための歌のアルバム」でメロディをつけておりますので同時に取り上げておきました。 あんまり涼しくなるような怖いお話じゃないものばかりですか?詩の登場人物たちはいずれも死ぬほど怖い目にあっているはずなんですが... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/08/21 22:31
吉田隆子 「君死にたもうことなかれ」 詞:与謝野晶子(昭和24年)
久々の日本の歌のご紹介となります。あまりに有名な与謝野晶子のこの詩、曲をつけた作曲家はたくさんおりますけれども、太平洋戦争以前から弾圧に負けず反戦と労働者階級解放のための活動を続けていた女性作曲家・吉田隆子の1949年に書いたこの作品がまずは挙げられるべきでしょう。終戦直後から作曲を構想し、完成までに4年を要した渾身の作品、忘れ去られるには惜しいということで微力ながらここに取り上げることとしました。 ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 5 / トラックバック 0 / コメント 6

2010/08/14 21:27
レーヴェ 「死の舞踏」 詞:ゲーテ
ゲーテの詩にレーヴェの音楽による夏の納涼シリーズ、この曲も何とも暑苦しい感じはなくはないですが、詩も音楽も情景描写は見事です。ひなびた遊園地のお化け屋敷という感じでしょうか。怖いですがちょっと笑ってしまいます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/08/07 23:07
レーヴェ「親切なエッカルト」 詞:ゲーテ
8月に入っても暑い日が続きます。こんな季節にぴったりの曲をひとつ取り上げることにしましょう。 おばけとビールと子供という、夏の三大風物詩?を皆絡めたレーヴェのこの曲、暑気払いというには少々暑苦しい作品ですが、ぜひ皆様にも知って頂きたいところです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/08/01 22:00
アイアランド 歌曲集「失われた満足の地」より 詞:ハウスマン
7月の末にイギリスのテナー、アンソニー・ロルフ・ジョンソンが亡くなりました。 彼のイギリス歌曲の録音をいくつも愛聴してきた私としましてはやはり何か取り上げて置きたいと考えた末に、彼の残したアルバムの中でも最も印象的な、ハウスマンの詩集「シュロップシャーの若者」よりの歌曲集成(Hyrerion)より取り上げることにしました。このCDの野心的なところは、この詩集の全詩を、誰かが曲をつけているものはその曲をロルフ・ジョンソンが歌い(伴奏はグレアム・ジョンソン)、曲のないものはアラン・ベイツの朗読でと... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/07/31 23:40
フェレ「ミラボー橋」 詞:アポリネール
シャンソン歌手の石井好子さんがお亡くなりになられたということで、このサイトでも久しぶりにフランス語の曲にチャレンジすることとしました。ネット上でも色々な方の訳詞があふれていますが、確かにそれをやりたくなるような魅惑的な詩です。そしてフェレのメロディも素晴らしい。シャンソンというジャンルにとどまらず、ひとつの名歌曲として歌い継がれていくことでしょう。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/07/24 23:56
ブリテン「木の葉の帯を絡ませたもの」〜夜想曲より 詞:コウルリッジ
始めてしまって現在ひたすら後悔しておりますのがこのブリテンの「夜想曲」。とにかく英詩がどれも難しくて歯が立たないのです。ようやく3曲目となりましたがだいぶ間が空いてしまい申し訳ございません。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/06/05 21:59
ベルク 演奏会用アリア「ワイン」 詞:ボードレール(ゲオルゲ独訳)
あの秘められた愛の曲「抒情組曲」と同じボードレール「悪の華」を原詩に、新ウイーン楽派ゆかりの詩人シュテファン・ゲオルゲが独訳したものに曲を付けた作品です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2010/05/16 00:21
ベルク 「深き淵より」〜抒情組曲 詞:ボードレール(ゲオルゲ独訳)
ベルクの作品としては最も知られているもののひとつが弦楽4重奏のための「抒情組曲」、実はその最終楽章はこの詩を用いた独唱付きの音楽になる予定であったのだといいます。 今では(作曲者の意志には反しているようにも思えますけれど)、その歌付きの版も聴くことができるようになりました。ボードレールの原詩と、ゲオルゲの訳の両方を日本語に訳してみましたので見比べて頂けると幸いです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/05/09 07:49
ウエーベルン「リルケの詩による2つの歌曲」Op.8
リルケの小説「マルテの手記」の中にある詩につけた歌曲。8つの伴奏楽器がめくるめく響きを醸し出す面白い音楽となりました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/05/08 15:09
ウェーベルン シュテファン・ゲオルゲの詩による歌曲集Op.4
アントン・ウェーベルンも前衛音楽の旗手というばかりではなく、ドイツの声楽作曲家として非常に重要な位置づけにある人です。作品2から4まで立て続けに、シュテファン・ゲオルゲの象徴詩に付けた声楽曲が続きますが、今回はそのうち最後の作品4を取り上げます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/05/01 21:23
リムスキー=コルサコフ 「 空のように、きみの瞳は輝く」 詞:レールモントフ
レールモントフのあまり知られていない詩のようですが、オリエンタルな情熱が美しい歌曲となりました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/05/01 20:50
リムスキー=コルサコフ 「ぼくの声はきみへ向け 優しくも哀しく」 詞:プーシキン
プーシキンの美しい恋愛詩に付けたこれもまた美しいメロディの作品です。 かなり大胆に詩は削られておりますが、これはこれでなかなか良い処理です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/04/04 22:41
ブリテン 「深き天の雷鳴のもと」〜夜想曲より 詞:テニスン
ブリテンの歌曲の傑作「夜想曲」より第2曲です。まどろむ怪物クラーケンの描写がなかなかに印象的でした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/03/23 00:19
ブラームス「哀悼歌(ネーニエ)」Op.82 詞:シラー
ブラームスの歌曲は巨大な鉱山とでも申しましょうか。昨年内緒で掘ってはみたものの、掘れども掘れども涸れることなく次から次へと新しい鉱脈が見つかるので、とうとう途中で音をあげてしまいました。 今回再チャレンジをとも思ったのですが、やるからにはじっくりと腰を据えて取り上げたい人でもあり、さてどうしようかと思ったところで、ありがたくもJun-T様よりこの曲の訳詞のリクエストを頂きましたのでこちらを取り上げることとします。 歌曲ではなく管弦楽伴奏付きの混成合唱曲ということですが、彼はこのジャンルにも見... ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2010/03/21 23:41
ブリテン 「ひとりの詩人の唇の上で私は眠っていた」〜夜想曲より 詞:P.B.シェリー
先日イギリスの重鎮テノール、フィリップ・ラングリッジが急逝されたとの報道がありました。ピーター・ピアーズの後を継ぐ性格派テナーとして様々な印象的な歌唱をイギリス歌曲の世界で聴かせてくれた人だけにとても残念です。 また、イギリスだけでなくチェコの歌曲やオペラも得意にされていて、そちらの方でも私は非常にお世話になりました。 追悼にそんなチェコの曲でも、と思ったのですが急場には間に合わず、イギリス歌曲の中でも彼のようなテノールによって名唱が次々と生み出されてきているこの歌曲集を取り上げることとしま... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2010/03/13 22:25
リスト「火刑台の上のジャンヌ・ダルク」 S.373 詞:デュマ
フランツ・リストの歌曲はワンダーランドと言いましょうか。シューベルトやシューマンなどに比べてそれほど多くの作品があるわけでもないのですが、1曲1曲の個性がどれも際立っていて、めくるめく音楽の綾に目まいがしそうです。 今回その中からどれをご紹介しようかと迷ったのですが、彼の作品の中でもあまり知られていないこの曲をご紹介することにします。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 6

2010/03/06 23:52
リムスキー=コルサコフ  「あなたにとって私の名前が何だというのか?」 詞:プーシキン
これと同じ詩は以前ショスタコーヴィチが曲を付けていたものを過去にこのサイトでも取り上げておりました。 多少リムスキー=コルサコフのものは詩に手が入れられておりますが、曲の雰囲気はショスタコーヴィチのものと良く似ております。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/02/11 23:34
リムスキー=コルサコフ 「金色の雲は眠る」 Op.3-3 詞:レールモントフ
壮大な情景を描き出すレールモントフの詩に、リムスキー=コルサコフも美しいメロディをつけています。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/01/23 23:25
リムスキー=コルサコフ 作品2よりハイネの詩による歌曲2曲
昨年末にブリリアントレーベルよりリムスキー=コルサコフの歌曲全集(作品49など一部欠けていますので完全全曲ではないようですが)が発売され、私も耳にしたことのない作品を多数この3枚組CDではじめて堪能させて頂きました。 残念ながら超廉価レーベルのこと。歌詞対訳がついておりませんでしたので何を歌っているのか分からないところが多く、十二分に楽しめたとは言い難いところもありますので、できる限り対訳を作ってみようと思います。とはいえ私のロシア語の能力では全曲は無理ですので、できる範囲でのチャレンジです。... ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 11

2010/01/11 00:13
ラヴェル 「博物誌」 詞:ジュール・ルナール
著作権の問題があってここではちゃんと取り上げることができない「シェエラザード」と「ドンキホーテ」を除くと、ラヴェルの歌曲ではあとこれを取り上げれば大物は一通り終わったでしょうか。これも詞を訳して言葉のひとつひとつを味わいながら聴くとたいへんな傑作であることが分かって興味深かったです。斬新なだけでなく非常に美しい音楽は魅力的。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2009/09/14 23:56
ドビュッシー「死んだあとのお洒落」 詞:ゴーティエ
ドビュッシーらしくない選択の詩による歌曲をもうひとつ取り上げます。こちらも少々不思議な出来栄えです。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 4

2009/09/08 23:57
メンデルスゾーン生誕200周年
最近は「クラシック」の情報というのはあまり集めることもなくなり、またコンサートにも行かない(行けない)生活が続いているものですから、メンデルスゾーンの生誕200周年記念というのが日本国内でどういう状態になっているのかは私はほとんど把握できておりません。ですがまあ少なくとも歌曲に関してはほとんど顧みられていることはないだろうと思い、実はこの春にお蔵出しを兼ねて30曲ばかりアップ致しておりましたのです。案の状ほとんど気付かれることなく4カ月以上を過ぎたわけですが、先日とあるメンデルスゾーンのファンの... ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 12

2009/09/05 23:26
ヴェルディ 「安らぎは失われ」 詞:ゲーテ
この詞にはシューベルトが曲を付けた「糸を紡ぐグレートヒェン」があり、日本でも大変ポピュラーかと思います。 イタリア語訳に付けられているとはいえ、こちらヴェルディの濃厚な曲はとても同じキャラが同じことを歌っているとは思えません。南の国らしく意外とポジティブシンキングなグレートヒェン、人間逆境でもこうありたいものです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2009/08/31 23:42
ヴェルディ 「どうぞ 哀れみを おお 悲しみの聖母さま」 詞:ゲーテ
ヴェルディの若き日の歌曲。ゲーテのファウストのワンシーンを歌にしていますがこれは凄いです。茫然自失となってしまうくらいにヴェルディ節全開のオペラアリアになっています。オリジナルを愛する方には抵抗があるかも知れませんが、イタリアオペラ好きにはたまらない歌と言えるでしょうか。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2009/08/29 23:59
フォスター「あなたは行ってしまうの、愛しい人?」 詞:シェイクスピア
これは詩と曲のそれぞれの作者が非常に面白い取り合わせの歌です。男女の二重唱なのですが元は「ロミオとジュリエット」から。ティボルトを殺したために故郷ヴェローナから逃げ去らねばならなくなったロミオが、最後の別れをジュリエットと惜しむ歌。 CD「フォスターの夜会」にも収録されていますので比較的容易に聴けるものと思います。けっこう良い雰囲気の歌ですので聴いてみられてください。またこれは「あそびの音楽館」、Jun-T様にリクエスト頂いた訳詞ですので、そう遠くない時期にあちらでも聴くことができるかと期待さ... ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2009/07/11 22:08
R.シュトラウス 「西東詩集・不機嫌の書よりの3つの歌曲」 詞:ゲーテ
さて、最後にこのような曲を持ってくるもんですから甲斐さんは心配されるし一部の方は不快感を持たれるしとなるのは目に見えているのですが、あまりこれにした深い意味はございませんので笑って見過ごして頂ければありがたく存じます。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2008/10/12 23:41
グリーグ 作品18より6曲 アンデルセンの詩を中心に
グリーグの歌曲も、北欧の言葉がもっと分かったのならば、全曲とはいいませんがもっとたくさん取り上げたかった作曲家です。旅とはいいながら女性遍歴を語る作品44の「山とフィヨルドの旅」や、愛国的な雰囲気がなかなかに美しい作品58の「ノルウェーに」など。訳しかけで挫折してはいるもののぜひご紹介したいものばかりです。 中ではこの作品18が比較的ましな仕上がりでしたので、この中からアンデルセンの詩による曲(9曲のうちアンデルセンの詩が6曲あります。そのうち5曲を取り上げさせて頂きました)を中心に6曲をご紹... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2008/10/12 23:01
ラフマニノフ 「噴水」 詞:チュチェフ
噴水を題材とした名歌曲には、このラフマニノフの曲も忘れず入れておきましょう。 チュチェフの目の覚めるような美しい詩に、負けずと美しいメロディをつけてくれています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2008/10/12 22:27
ヴォーン=ウィリアムズ 歌曲集「旅の歌」 詩:スティーヴンソン
甲斐さま、「冬の旅」全訳お疲れ様でした。 コメント欄なりメールなりでお祝いすべきところなのでしょうが、私は待ち構えていたこの歌曲集をアップすることでそのかわりとしたいと思います。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 3

2008/10/07 00:49
シューベルト:歌曲集『冬の旅』第24曲「ライアー弾き」〜ライアー鳴り止まず
24.ライアー弾き ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 13

2008/10/06 23:57
ヴァルラーモフ「花のように、お前は清らかで美しい」 詩:ハイネ(フェート露訳)
ロシア人はハイネが大好きなのか、ものすごい数のハイネの詩につけた歌曲があります。この詩はプレスチェフが訳したラフマニノフのものが大変有名ですけれども、もうひとりロシア歌曲を聴かれる方ならばおなじみの詩人、アフナシィ・フェートが訳したものがあります。もとが一緒の詩とは思えないほど全く違ったその訳詞。「赤いサラファン」の作曲者ヴァルラーモフもこの詩の雰囲気にピッタリのちょっと悲しげなメロディをつけました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2008/10/04 22:40
グリリョーフ「バフチサライ宮殿の噴水」 詩:プーシキン
ネットをざっと見る限りでは、プーシキンの詩を日本語で詳しく紹介してるサイトは皆無でしょうか。また書籍で手に入る詩集ももしかすると岩波文庫が品切れだったら現在はないのかも知れません。 それもあまりに悲しいので、もう一篇素晴らしいプーシキンの詩をご紹介しましょう。 これはプーシキンの作品としてもバレエにもなった悲恋物語の詩篇が良く知られていますけれども、ここで歌われているのはそれとは別に彼の書いたロマンティックな詩です。 作曲のグリリョーフはあまり日本では知られていないでしょうか。素敵なロシア... ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 6

2008/10/04 22:32
リムスキー=コルサコフ 歌曲集「海辺にて」 他4曲
リムスキー=コルサコフは今年没後100年でもありますし、コメント頂いたClaraさんやトラックバックを頂いた「森の時間ー風の色」さんにご教示頂いたバスの岸本力さんの意欲的なコンサートでこの知られざる名曲が紹介されるということですので、気合いを入れてこの歌曲集の全曲の歌詞をご紹介いたします。 ついでといっては何ですが、他にも何曲か、主にプーシキンの詩につけた歌曲を中心に新たな記事をアップ致しましたのでよろしければご覧ください。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2008/09/27 18:07
ダルゴムイシスキー スペインを題材とした歌曲2曲
グリンカからショスタコーヴィチまで、北国ロシアでは暖かい南の国スペインの音楽を模した歌曲がたくさん書かれていますが、グリンカのあとを継いだロシア歌曲の巨匠ダルゴムイシスキーもまた何曲かそんな歌を書いています。ここではその中より2曲を。興味深いのはそのうちひとつはプーシキンの書いた詩であるということ。 非常に言葉の響きの美しい、歌向きの詩ですのでもともとそれ用に書かれたのでしょうか。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2008/09/27 17:42

トップへ | みんなの「文学」ブログ

梅丘歌曲会館「詩と音楽」 更新情報 文学のテーマ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる