テーマ:フランス歌曲

オッフェンバック 「6つのラ・フォンテーヌの寓話」

ことし生誕200年を迎えるオペレッタの大家オッフェンバック、本格的なお祝い投稿はオペラ対訳プロジェクトの方でしなければと思っておりますが、若かりし彼にもけっこうユニークな歌曲作品がありました。 中でもこれは彼の才気がほとばしり出たなかなかに楽しい作品です。 オッフェンバックの声楽作品、1980年にカナダのバリトン、ブルーノ・ラプラン…
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マスネ 「秋の想い」 詞:シルヴェストル

マスネの歌曲もさりげなくだいぶ取り上げて参りました。しばしば歌われることのある作品はほぼ取り上げられたのではないかと思います。オペラ以外ではまとまった形で日本ではほとんど取り上げられたことのない作曲家ですので、こうやってまとめてご紹介しておくと色々とお役に立つのではないでしょうか。 今回取り上げましたのは今の季節にふさわしいこの曲…
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サン=サーンス 「祖父たるものの作法」 詞:ユゴー

今年の敬老の日にはなかなか素敵なサン=サーンスの作品を。 オーケストラ伴奏の2曲からなる合唱曲ですが、なかなか聴ける機会は多くはありません。 75歳を過ぎた大文豪ユゴーの書いた詩を、ほとんど同時期にまだ若い作曲者が意欲的な音楽にしています。 ■ L’Art d’être grand-père 祖父たるものの…
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サン・サーンス 「四月」 ~昔の歌 より 詞:ベロー

四月も終わりとなりましたがもう1曲四月の歌を。サン=サーンス晩年の3曲から成る歌曲集「昔の歌」の第2曲です。 彼らしい自在な音楽表現が耳に心地よい「古典的」音楽を作り出しています。 第1曲はドビュッシーやセヴラックもメロディをつけているロンサールの有名な詩につけています。 3曲目のユーモアもなかなか素敵です。 ■Viei…
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グノー 「アテネの乙女」 詞:バイロン

グノーの歌曲 ギリシャ繋がりでもう1曲取り上げましょう。これはバイロンの物語詩「チャイルド・ハロルドの巡礼」より。フランス語で歌われることもありますが、英語の原詩で歌われることもよくあります。最後はギリシャ語で締めているあたりなかなかコスモポリタンで面白い歌です。Hyperionのグノー歌曲集でこの英語版を聴くことができます。 …
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グノー 「ひとりの若いギリシャ娘に」 詞:イレーヴェン

グノーの歌曲から。原詩は古代ギリシャの女性詩人サッフォーのものと言われております。レズピアンの語源ともなったレスポス島で活躍したこの人、ここで取り上げられた詩もそんな匂いで一杯です。 À une jeune grecque ひとりの若いギリシャ娘に CG. 324 (1860) 詞:イレーヴェン 原詩:サッフォー
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グノー 「わが外套よ」 詞:ベランジェ

今年アニバーサリーの作曲家でこのサイト的に一番重要なのがこのシャルル・グノーでしょう。代表作こそ大部分を取り上げてはおりますが、まだ私もこの人の歌曲作品の全貌はよく分かっておりません。 今年生誕200周年ということで少しずつではありますがここでもご紹介して参ろうと思います。 まず最初は詩人との組み合わせが興味深いこの曲を。なんだかプ…
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ショーソン 「アホウドリ」 詞:ボードレール

没後150年記念のボードレールの詩につけた声楽作品の特集もそろそろネタ切れ気味。本当に取り上げられる頻度の少ない詩人です。また何か思い当たればやりますがひとまずこれにて打ち止め。 ショーソンの若き日の力作です。ボードレールの詩集「悪の華」の中でも冒頭近くにあってたいへん良く知られた詩につけています。 L'albatros アホ…
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ヴィアルド=ガルシア 「12のマズルカ」 詞:ポメイ

フランスはパリの社交界で活躍し、ショパンとも親交があったという女性歌手で作曲家のポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシアはそのショパンのマズルカから12曲を選び、歌詞をつけて声とピアノの曲として自らのサロンで演奏したのだと言います。ようやくその12曲すべての訳ができましたのでご案内いたします。 歌のために書かれたのではないかというはまり具合が…
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レオ・フェレ 「吸血鬼の変身」 詞:ボードレール

没後150年のボードレールの詩につけた作品を取り上げるのであれば、このシャンソン界の巨匠は絶対に取り上げねばならないでしょう。お高くとまった「おクラシック」界では絶対に取り上げるはずのない詩にフェレは鮮烈な音楽をつけています。 Les métamorphoses du vampire 吸血鬼の変身 (1957) 詞:ボ…
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ボルド 「黙想」 (1884) 詞:ボードレール

ドビュッシーにも同じ詩につけた歌曲がありますが、この「悪の華」の詩、隠れたフランス歌曲の名匠シャルル・ボルドにも印象的な歌があります。 Recueillement 黙想 (1884) 詞:ボードレール
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シャブリエ 「旅へのいざない」 詞:ボードレール

デュパルクのつけたメロディがあまりにも有名なこの詩に、シャブリエもまた曲をつけています。 雰囲気は良く似ているのですが、ぜひ聴き比べてみるのも一興ではないでしょうか。 奇しくも両曲とも同じ1870年の作曲です。 L'invitation au Voyage 旅へのいざない (1870) 詞:ボードレール
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カーター 「音楽」 詞:ボードレール

作曲家ではあまり今年がアニヴァーサリーで目立った人は見当たらないのですが、詩人では何人か注目すべき人がいますので、思いつくままに取り上げて参ります。2017年が没後150年のフランスの詩人ボードレール、あまりクラシック音楽の世界では曲が付けられている作品は多くはないのですが注目すべき曲がいくつかありますので今年中にはすべてご紹介できれば…
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オネゲル 「倫理学の小講義」 詞:ジロドゥ

詞も音楽もプーランクチックな面白い歌曲集 しかしかなり含蓄のある詩です。倫理学か?というと少々疑問もなしとはしませんが(女の子の名前ばかりだし)... ■ Petit cours de morale 倫理学の小講義 H.141 (1941) 詞:ジロドゥ   Jeanne ジャンヌ   Adèle アデル  …
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サティ 別の3つのメロディ  詞:コンタミーヌ・ドゥ・ラトゥール&マンデス

引き続きサティの初期歌曲から 改めて聴きましたが既にサティの個性あふれた素敵な作品でした。 ■Trois Autres Mélodies 別の3つのメロディ  1 Chanson シャンソン 詞:コンタミーヌ・ドゥ・ラトゥール  2 Chanson médiévale 中世のシャンソン 詞:マ…
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サティ 1886年の3つのメロディ  詞:コンタミーヌ・ドゥ・ラトゥール

エリック・サティも生誕150年ですのでまだ取り上げていないいくつかの作品をご紹介しようと思います。 この3曲はサティ最初期の作品です。 ■ Trois Mélodies de 1886 1886年の3つのメロディ (1886) 詞:コンタミーヌ・ドゥ・ラトゥール  1 Les anges 天使たち  2 …
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ドリーブ&フランク 「ニノン」 詞:ミュッセ

昨日取り上げたトスティの歌曲「ニノン」 なかなか深みのあるセレナーデということで、このミュッセの同じ詩を結構な作曲家が取り上げて歌曲にしています。そんな中からレオ・ドリーブとセザール・フランクのものを取り上げてご紹介します。歌詞のカットや繰り返しが各人各様なのも面白いところです。 ドリーブ ニノンへのセレナーデ Sér…
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ドビュッシー&ピエルネ 「カディスの娘」 詞:ミュッセ

トスティのつけた曲を昨日ご紹介した「カディスの娘」 本家本元のフランスでは(もっとも舞台はスペインですが)ドリーブの他に誰がメロディを書いているのだろうと思ったらこの二人の曲が目につきました。 スペイン情緒あふれる音楽ですが、いずれも個性的な歌にしています。 (ドビュッシーのものはデュエット曲です。なおタイトルは違っておりますが歌詞…
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フォーレ 「>町人貴族のセレナード」 詞:モリエール

モリエールの劇の付随音楽から。今では単独で演奏されます。 フォーレのみやびな響きとそこはかとないユーモアが混じり合ってなかなか面白い歌になっています。 町人貴族のセレナード Sérénade 'Le bourgeois gentilhomme' 詩:モリエール まだ未出版のものが数曲取り上げきれておりま…
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フォーレ 劇音楽「カリギュラ」より Op.52 詞:デュマ(父)

フォーレはいくつか劇の付随音楽を作曲していますが、中ではこれが一番聴いていて面白いと私は思います。 声は女声合唱のみを使っていますがフォーレらしからぬダイナミックな音楽の作りに、それでいてやっぱりフォーレの響きがするのが何とも不思議です。 ■劇音楽 カリギュラ Op.52 詩:アレクサンドル・デュマ(父) プロローグ(第9…
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フォーレ 「パヴァーヌ」 詞:モンテスキュー・フェザンサク

年を越してしまいましたフォーレの世俗声楽作品全曲訳詞紹介プロジェクト、もうあと一息です。 この「パヴァーヌ」、フォーレの書いたメロディの中でもおそらくは5本の指に入る有名なものでしょう。 もともと管弦楽のみによる作品でしたが、のちに合唱つきの版も書かれています。 合唱の詞は今一つ音楽の味を生かせていないように私には思えますが。 …
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レフラー 「ひび割れた鐘」 詞:ボードレール

この年末はマイナーなフランス歌曲大蔵出し総ざらえのようになりましたが、今年最後もこの作品で行きます。 ボードレールの「悪の華」中のこの詩に曲をつけた人はあまり多くはないようですが、その中では出色の歌曲です。 ピアノだけでなくヴィオラが絡むのがなかなか良い味わいです。 ほとんどの方はこの記事を年内に見られることはないと思いますが…
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フォーレ 「マドリガル」 Op.35 詞:シルヴェストル

フォーレの合唱作品。歌詞は他愛もないものですが音楽は神々しいまでの美しさを湛えています。 のちにOp.112の劇音楽「マスクとベルガマスク」に同じ中期作品の歌曲「月の光」や「パヴァーヌ」と共に改めて取り上げられており作曲者の愛着も窺い知れるところです。 マドリガル Op.35 Madrigal 詩:アルマン・シルヴェストル
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ピエルネ 「あなたはご存じですか」 詞:ブランシュコット

ピエルネの歌曲もあまり知られていないですが素敵なものが多いので少しずつでもご紹介していきたいと思います。 これはたまたまYoutubeでみつけてたいへん気に入りました。 あなたはご存じですか Le sais-tu bien 詩:オーギュスタン-マルヴィナ・ブランシュコット Youtubeのリンクはあんまりしない方針なのです…
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フォーレ 「ヴェニュスの誕生」 Op.29 詞:コラン

フォーレの声楽作品 宗教曲を除いては全曲訳詞を仕上げようともくろんでおります。 ちょっと年内には無理でしたがあと一息です。 今回は知られざるカンタータを。ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」を地でいくようなお話です。 ちょっとフォーレ向きの題材ではないように思えましたが。 ヴェニュスの誕生 Op.29 La Naissanc…
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ボルド 「おお悲しい 悲しいわが魂よ」 詞:ヴェルレーヌ

ヴェルレーヌの詩でもかなり歌曲になるのが珍しいものです。あまり知られてない人ですがシャルル・ボルドのものが傑作。最近ジャルスキーの素晴らしい歌唱がリリースされましたので取り上げることにしました。 おお悲しい 悲しいわが魂よ Ô triste,triste était mon âme 詩:ヴェルレーヌ(…
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