グノーの歌曲から。原詩は古代ギリシャの女性詩人サッフォーのものと言われております。レズピアンの語源ともなったレスポス島で活躍したこの人、ここで取り上げられた詩もそんな匂いで一杯です。
À une jeune grecque ひとりの若いギリシャ娘に CG. 324 (1860) 詞:イレーヴェン 原詩:サッフォー
没後150年のボードレールの詩につけた作品を取り上げるのであれば、このシャンソン界の巨匠は絶対に取り上げねばならないでしょう。お高くとまった「おクラシック」界では絶対に取り上げるはずのない詩にフェレは鮮烈な音楽をつけています。
Les métamorphoses du vampire 吸血鬼の変身 (1957) 詞:ボ…
ピエルネの歌曲もあまり知られていないですが素敵なものが多いので少しずつでもご紹介していきたいと思います。
これはたまたまYoutubeでみつけてたいへん気に入りました。
あなたはご存じですか Le sais-tu bien 詩:オーギュスタン-マルヴィナ・ブランシュコット
Youtubeのリンクはあんまりしない方針なのです…
ヴェルレーヌの詩でもかなり歌曲になるのが珍しいものです。あまり知られてない人ですがシャルル・ボルドのものが傑作。最近ジャルスキーの素晴らしい歌唱がリリースされましたので取り上げることにしました。
おお悲しい 悲しいわが魂よ Ô triste,triste était mon âme 詩:ヴェルレーヌ(…