テーマ:日本の近代史をたどる

古賀政男 「怒涛の男」(1955) 詞:野村俊夫

これは昭和30年の作品 映画の主題歌です。 映画の主人公は戦後のプロレス界の大スター・力道山 そしてこの歌を歌うのはなんと若き美空ひばり(映画にも登場しているようです) 怒涛の男  (1955) 詞:野村俊夫
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古賀政男 「シベリア・エレジー」(昭和23年) 詞:野村俊夫

何だか野村俊夫の詞による歌を取り上げ出すとこのサイトにしては不思議なラインナップが更新情報に並びますが、昭和史を辿る中では興味深い歌をたくさん書いていたのだなあと改めて私にとっては面白い探訪でした。 この歌は昭和23年のリリース、言うまでもないと思いますが敗戦後シベリアに抑留されていた人々に寄り添って書かれた歌です。 シベリア…
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船村徹 「東京だョおっ母さん」 (1957) 詞:野村俊夫

先日亡くなった船村徹の代表作のひとつです。 サイトの移転から混乱を避けるためしばらくは新しい作曲家は取り上げない方針だったのですが、たまたま現在野村俊夫の詞による日本の歌を取り上げていたこともあり、ここはひとつ追悼の意味も込めて取り上げることとしました。 これを取り上げて改めて知ったのは、歌詞の中に靖国神社が取り上げられていて、そし…
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中山晋平「建国音頭」(1940) 詞:若杉雄三郎

こんな日にこれを取り上げるとお叱りを受けるかも知れませんが、先日の野村俊夫の記事で取り上げました「軍国音頭の世界」のCDであまりに強烈な曲だったものですから思わず取り上げてしまいました。 まあ戦後も東京オリンピックや大阪の万国博覧会までは便乗した「音頭」チックな音楽が作られ、それなりに流行しておりましたからそれほどおかしなことでもない…
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吉田隆子 「お百度詣」  (1953) 詞:大塚楠緒子

サイト移転から日本の歌は戦争に絡むものばかり取り上げておりましたので、やはり反戦のメッセージの熱い歌もひとつくらい取り上げて置きたいということでこちらを。 日露戦争に出征する夫を気遣う妻の想いを切々と歌にしております。 これくらい愛して貰えるこの旦那が羨ましいようなそうでもないような... お百度詣  (1953) 詞:大塚…
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戦時下の少女歌謡 1929-1943 より

Victorで昨年リリースの「日本の軍歌アーカイブズ」、たいへん凝った企画で興味深かったのですが、中でも初めて耳にする作品が多かった第4巻「戦時下の少女歌謡」が一番面白く聴けました。 もちろんステレオタイプな面白くない作品もたくさんあったのですが、えっこの人がこんな作品を!という驚きに満ちた1枚でした。 その中から2つほどここでは記…
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橋本國彦 「英霊讃歌」 (1943) 詞:乗杉嘉壽

2006年頃にこのサイトの戦争の歌特集をご覧いただいた方からお問い合わせ頂いた曲です。 若き日に歌った山本五十六追悼のカンタータとのこと。その時は全く手掛かりなくお役に立てなかったのですが、先日たまたま2015年にCD復刻されているものを見つけ、ほぼ10年後にしてお問い合わせにお答えすることができました。ほとんどの方もご存じないかと思…
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信時潔 「日本のあさあけ」 詞:斎藤茂吉(昭和27年)

信時も戦前・戦中だけでなく、戦後も重要な曲の作曲を任されているのですね。 これは1946年に批准されたサンフランシスコ講和条約がその翌年1947年の4月28日に発効するのを祝おうという歌です。茂吉の詩はかなり古めかしい感は否めませんが、魅力的な音楽です。 日本のあさあけ  詩:斎藤茂吉
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信時潔 「われらの日本」 詞:土岐善麿(昭和22年)

「海道東征」をしつこく取り上げてしまったので、バランスを取る上からもこの曲はぜひ取り上げて置きたいと思います。 色々課題はありながらも、日本国憲法が戦後日本の屋台骨を支えてきたのは間違いのない事実でしょう。 それが公布された年に同時に発表された憲法公布にちなむ国民歌です。 われらの日本  詩:土岐善麿
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添田唖然坊「金金節」 (大正14年)

俳優の小沢昭一氏が先ごろお亡くなりになりました。彼は忘れられつつある日本の歌や演芸を今に伝えてくれていたとても貴重な方でもあったこともあり、久々の「日本の近代史をたどる」のテーマに1曲、追悼もかねてアップしようと思います。日本の近代史を歌で辿って行く中で、この大正から昭和の初めにかけてはなぜか今の時代にあまりに良く似ていることに慄然とさ…
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「復興節」 詞:添田さつき(大正12年)

大正12年に起きた関東大震災のあとに歌われた歌です。悲惨な災害を受けた東京市民にも、この明るく元気の良い歌はとても愛されたのだとか。1995年の神戸・淡路大震災のときにも歌われて多くの被災者を元気づけました。 このたびの震災でも、きっと人々を勇気付ける歌が生まれてくると信じます。   復興節  詞:添田さつき
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吉田隆子 「君死にたもうことなかれ」 詞:与謝野晶子(昭和24年)

久々の日本の歌のご紹介となります。あまりに有名な与謝野晶子のこの詩、曲をつけた作曲家はたくさんおりますけれども、太平洋戦争以前から弾圧に負けず反戦と労働者階級解放のための活動を続けていた女性作曲家・吉田隆子の1949年に書いたこの作品がまずは挙げられるべきでしょう。終戦直後から作曲を構想し、完成までに4年を要した渾身の作品、忘れ去られる…
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ジャッジ「チッペラリーの歌」 詩: 作曲者&ハリー・ウィリアムス

今の日本での正式な表記は「ティペラリー」というようですが、浅草オペラで大流行したときのタイトルは「チッペラリー」だったようで、宮沢賢治の童話でもその表記で出てきます。 アイルランドの片田舎の町への望郷をテーマにしたこの歌、第一次大戦で兵士たちに愛唱されて世界的に有名な曲になりました。宮沢賢治が歌詞をつけて自作のオペレッタの中に取り入れ…
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プランケット「波をけり」 喜歌劇 古城の鐘 より

こちらも浅草オペラではおなじみの曲です。けっこう名曲だと思うのですが今やほとんど知られてはいないでしょうか。原詞と比べても邦訳は実に美しい歌詞です。私の直訳とぜひ見比べてみてください。 ジャン・ロベール・プランケット   Jean Robert Planquette ( 1864 - 1903 ) フランス ■コルヌヴィー…
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オッフェンバック 「ブン大将」 喜歌劇ジェロルスタン大公妃殿下 より

ちっとも一時復活じゃないではないかという声も聞こえてきそうですが、もうすぐ消えますのでもうしばらくお付き合いください。今回は昔懐かし(といってもこれを懐かしめる方はもうほとんどご存命ではないですが)浅草オペラにまつわる歌から。元歌に非常に興味がありましたものでそれとの比較を試みてみました。 オッフェンバックの湧き立つような楽しい音楽は…
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シューベルト「菩提樹」 訳詞:近藤朔風(1880.2.14生まれ)

シューベルト「菩提樹」  近藤朔風訳 1. 泉にそひて、繁る菩提樹、慕ひ往きては、 美(うま)し夢みつ、幹には彫(ゑ)りぬ、ゆかし言葉、 嬉悲(うれしかなし)に、訪(と)ひしそのかげ。 2. 今日も過ぎりぬ、暗き小夜なか、眞闇に立ちて、 眼(まなこ)とづれば、枝は戦(そよ)ぎて、語るごとし、 来(こ)よいとし…
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シューベルト作曲『雀の子』?~朔風『菩提樹』以前の"Lindenbaum"受容

『冬の旅』(5)「リンデの樹」の項で近藤朔風の名訳「菩提樹」(1909/明治42年)について調べるうち、それ以前の明治23年(1890)に出版された『明治唱歌第五集』所収の「ぼだい樹」に行き当たりました。井上武士編『日本唱歌全集』(音楽之友社)に掲載されたこの曲は、シューマンの合唱曲「流浪の民」の名訳で知られる倉本小三郎氏の訳になってい…
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古賀政男 「ちゃっかりしてるわネ」 詞:西口水朗(昭和6年)

これも今の世と同じ匂いのする興味深い曲。昭和6年の映画の主題歌です。 今の和製ロックンローラーや和製ラッパー、ゴスペラーたちの歌が70年・80年後の人に聴かれたときにどう感じ取られるのだろうか、とそんな興味をそそられる面白い歌詞でした。     古賀政男 「ちゃっかりしてるわネ」 詞:西口水朗
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添田唖然坊 「のんき節」(大正7年頃)

日本のコメディアンに代々受け継がれていう「ア、ノンキだね」のフレーズ。これの大元は大正時代の大物演歌師・添田唖然坊であったようです。 彼の作品「現代節」でも感じたことですが、これも今の世にでも通じそうな内容。いかに大正時代が我々の時代とよく似ていたかが興味深いです。     添田唖然坊 「のんき節」
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石田一松 「酋長の娘」(昭和5年)

ここに来てくださる多くの方の嗜好には合わないこともあり、ひたすら浮きまくっている「日本の近代史をたどる」シリーズですが、個人的には一番愛着のあるシリーズです。歌曲の訳詞はもう当分やるつもりはないのですが、これはまた余裕ができれば再開したいなあ、と思っています。 それもあって一時は(どうせここでは浮いてるんだから)全部取り下げて再開する…
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服部良一生誕100年

最近は西洋音楽ばかり取り上げておりますが、個人的には日本の音楽をもっと大事にしたいと思っています。そしてそれはクラシックだ、演歌だと狭いジャンルに囚われずもっと広い「日本のうた」という括りで考えたいものです。その観点からいいますとこの服部良一という人は日本のうたの巨匠のひとりと呼んで私は差し支えないと思っています。     蘇州夜…
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明本京静「父よあなたは強かった」(昭和13年) 詞:福田節

以前ご紹介した小川寛大氏の新著が宝島社より出ました。氏単独ではなく何人かのライターとの共著ではありますが、氏の記事が突出して多くまた読みでがありました。 その中でもこの曲を取り上げた記事がとりわけ興味深く思えましたので、私の方でも取り上げてみたくなりました。戦争と音楽の関係だけでなくビジネスと音楽の関係についていろいろ考えさせられた詞…
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デモクラシー節(大正8年頃) 詞:倉持愚禅

大正14年の普通選挙法施行までは選挙権は一部の金持ちたちのものでした。 女性に至っては太平洋戦争後まで権利がなかったのです。 大正の半ば頃に盛り上がった普通選挙を求める運動の中で広く歌われたと言うこの歌。今の選挙の投票率の低さを当時の人たちはどう思うのでしょうか? もうすぐ参院選です。ちょっと考えてみませんか?     デモ…
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任光 「彩雲追月」

これはもともとは歌ではないのですが、日本では昭和18年に「南の花嫁さん」(歌:高峰三枝子)として大ヒットし、そして中国では今でも名曲として色々な歌手に歌われています。 私もこれ、素晴らしい名旋律と思います。     彩雲追月
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「上海だより」 詞:佐藤惣之助 曲:三界稔(昭和13年)

上海を歌った日本の歌謡曲って多いですが、この歌はちょっと問題作です。 戦争の皮肉さがここまで強く出た哀しい歌は他になかなかないかも知れません。 当時の人はもちろん切実だったのでしょうけれども... 上海だより  詩:佐藤惣之助
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満州娘(昭和13年) 詞:石松秋ニ 曲:鈴木哲夫

満州国建国の建前は五族協和でした。確かに侵略者の勝手な屁理屈の面は否定できないですが、それでも満州族の娘に優しい眼差しを注いだこんな微笑ましい日本の歌も作られてヒットしたりしていたのですね。見方によってはこれも蔑視という風にも見えるのかも知れませんけれども、私はそんな悪意ばかりをこの曲から感じることはできませんでした。     満…
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馬賊の歌(大正10年頃)詞:宮島郁芳 曲:不詳

大正末~昭和の初めにかけては時代の閉塞感から若者の不満が爆発寸前だった時代のように私には思えます。 そんな状況のひとつのはけ口が中国大陸への進出。押しかけてこられる方としてははた迷惑以外の何者でもなかったでしょうが、そんな時代の海外へ雄飛するロマンを今に伝えてくれるのがこの曲です。 戦後も意外なところと繋がりがあるのが面白いですが、…
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マイク真木「気楽に行こう」(昭和46年)

私にとっては鈴木ヒロミツさんというとグループサウンズの人というよりは面白いキャラの俳優&タレントというイメージでしたので、このサイトで取り上げることはまあないだろうと思っていたのですが、先日の訃報記事の中の代表曲「気楽に行こう」に思わず目が留まりました。 改めて調べてみるとこの曲、「日本の近代史をたどる」シリーズに入れる価値は十分にあ…
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竹田の子守唄

この歌はかなり以前から取り上げたいと思っていたのですがなかなか思い切りがつかずにお蔵入りしており、また何度も書き直しては考え込んでおりましたので、かなり読みにくい文章になって恐縮です。 本日8万のアクセスを頂いたのを期に思い切ってアップさせて頂こうと思います。 こういう歌が日本にもあったのだということをやはり触れておかずにはいられま…
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