テーマ:アジアのうたごえ

黄自 「卜算子」 (1933) 詞:蘇軾

中国の作曲家 黄自(ファン・ツウ1904-1938)は中国の瀧廉太郎とでも言える人でしょうか。 抒情的なクラシックの見事な歌曲を、中国風のテイストをほのかに漂わせながらいくつも書いていて、それらは今でも歌い継がれているようです。残念ながら瀧と同じように夭折してしまい、作品は多くないのですが、いくつか唐や宋の時代の詩人の詩につけたものも…
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任光 「漁光曲」 詞:安娥

9月7日に、日中戦争時代に両国の狭間で翻弄された歌手&映画俳優の李香蘭こと山口淑子さんが94歳でお亡くなりになりました。彼女にまつわる曲は結構な数このサイトでも取り上げておりますので、何か追悼をと思ったところで目にとまったのがこの曲、この曲、彼女自身も好きな歌だと語っていたようですし、何より出自が日本側の侵略のプロパガンダではないので調…
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マルトハルトノ 「ブンガワン・ソロ」 詞:作曲者

先日亡くなられた歌手の松田トシさん、96歳という御高齢だったこともあって私としてはあまり接点のない方ではあったのですが、日本で今でも広く愛されているインドネシアのこの歌を戦後紹介したひとりである、というのに惹かれ、追悼も兼ねて取り上げることにしました。原作者のマルトハルトノの著作権も、そしてこの歌の松田さんがつけた日本語詞の著作権も生き…
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タゴール 「この宝石の首飾りは」 詞:作曲者

今年生誕150周年を迎えるインドの大詩人ラビンドラナート・タゴール、ちょうど東洋への関心の高まった1910~20年代にヨーロッパでも有名になったこともあるのでしょう。英語のみならずイタリア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語etcと翻訳された彼の詩で、西欧の様々な作曲家が歌曲を書いています。 そんな多彩な「クラシック」歌曲を…
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フィリピン民謡「田植はラクじゃない」

古今東西の歌の歌詞をご紹介しますと標榜しておりながら、このところ日本の歌を除くと、あとはヨーロッパの歌ばかり取り上げていたのが気になっておりました。そこでちょうど日本も田植の時期ということもあり、フィリピンの楽しい田植の歌の歌詞を取り上げてみましょう。もっともその楽しげなメロディと裏腹に、けっこうこの歌キビシイ現実を歌っていたのでした。…
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黄自「バラの三つの願い」 詞:龍七

中国の歌シリーズ、最後は上海で活躍したこの人の歌。中国歌曲としては日本でいえば「赤とんぼ」や「椰子の実」クラスの名曲になるのではないかと思います。この作曲者は病を得て早くに亡くなってしまいました。       バラの三つの願い 玫瑰三願 詞 龍七 また同じく上海で活躍した二人の作曲家の名作。前回2004年に…
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任光 「彩雲追月」

これはもともとは歌ではないのですが、日本では昭和18年に「南の花嫁さん」(歌:高峰三枝子)として大ヒットし、そして中国では今でも名曲として色々な歌手に歌われています。 私もこれ、素晴らしい名旋律と思います。     彩雲追月
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在那遥遠的地方(草原情歌) 詞・曲:王洛賓

日本ではもしかしたら一番有名な中国の歌かもしれないこの曲は、長いこと中国西北部・青海省の民謡とされていましたが、実はれっきとした作者が分かっている比較的新しいものだったのです。最近再評価が進んでいる中国の作曲家・王洛賓(1913―1996)はこの曲だけでなく様々な民謡調の名曲を書き残しています。     遥か遠いところに(草原情歌…
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江文也「踏青」 詞:歐陽修

イタリア編に挫折したというのに懲りもせず今度は中国編に挑戦です。 中国の歌ばかりでなく「日本の近代史」シリーズに絡めて、過去の日中関係を彩る様々な歌を探訪しようと思っています。 まずは知る人ぞ知る台湾出身、戦前は日本でも活躍した作曲家・江文也の中国に渡って後の時代の作品を。これは北宋の詩人、歐陽修の詩につけた歌曲です。    …
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「北風吹」~舞台「白毛女」より & 6万アクセス御礼

ずいぶん長いことNHKの中国語講座のテーマソングでしたので、メロディーをご存知の方は多いのではないでしょうか。実はこの歌、ちょうど今の時期にぴったりの内容の歌です。前半の寂しげな部分は中国の寒い冬を、そして後半生き生きと歌われるところは楽しい新年を夢見て... 舞台のストーリーは中国共産党のプロパガンダ臭が強くてついていけないところも…
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鳳仙花(ポンソンファ) 詩:金亨俊 曲:洪蘭坡

韓国歌曲の名曲です。曲が生まれ、流行ってきた過程には日韓併合から第二次世界大戦までの不幸な歴史が重たくのしかかっていますが、そういうことに思いを馳せるためにももっともっと多くの人に知ってほしい歌です。    鳳仙花 ポンソンファ
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