テーマ:イギリス歌曲

ヴォーン=ウイリアムズ 海の交響曲 (1923)  詞:ホイットマン

今年の海の日は海に出かけるどころではない情勢ではありますが、こんな時こそ海にちなんだ名作を。 アメリカの大詩人ウォルト・ホイットマンの大作詩集「草の葉」から作曲者が自由にテキストを選んで、見事な声楽付の交響曲となりました。 今回訳していて気付いたのですが、9曲も交響曲を書いた人の第1番であるにも関わらず、結構な歳になってからの作品な…
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エルガー 「おお 激しい西風よ」 詞:シェリー

「冬来たりなば 春遠からじ」という最後のフレーズでよく知られているシェリーの詩「Ode to the West Wind」、そのまさに有名なフレーズを含む部分にはエルガーがメロディをつけたアカペラの混声合唱曲があります。 シェリーの詩は秋の訪れと共に激しく吹き荒れる西風に寄せて、揺れ動く心を歌い上げたものですが、エルガーの音楽は落ち着…
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クィルター 「大地の上には 四月」 Op.26-2 詞:スティーヴンソン

イギリスの歌曲作曲家は様々なイギリスの大詩人たちの詩を幅広く取り上げて歌にしている人が多いですが、このクィルターもそんな一人。ヴォーン=ウィリアムズが印象的な歌曲集「旅の歌」を書いている詩人R.L.スティーブンスンの詩もいくつか取り上げて歌曲にしています。 ちょうど今の季節を歌ったものがありましたので取り上げてみることとしました。 …
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フィンジ 「おお 見るも美しい」 詞:クリスティーナ・ロセッティ

C・ロセッティの大変有名な詩に珍しくフィンジが曲をつけています。 桜の花咲く今の季節にぴったりの歌ということでご紹介します。 Oh fair to see おお 見るも美しい 詞:ロセッティ,クリスティーナ この詩を日本語に訳したものに木下牧子さんが曲をつけたものもあり、こちらも良く取り上げられています。 ぜひ日英聴き…
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クィルター 「悲しみの歌」 Op.10 詞:ダウスン

ダウスンの詩につけた声楽曲、ディーリアスを外すとあまりないのですが、イギリス歌曲の珠玉とも言えるクィルターに4曲からなるピアノ伴奏の独唱歌曲集があります。ダウスンの詩の中でも代表的なものを取り上げてくれているのも嬉しいところ。ダウスンの耽美の世界とは少しずれたクィルターの健康的な耽美の世界が広がっていますが、この美しさには抗いがたいもの…
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ディーリアス 「シナラ」 詞:ダウスン

実は昨年がアニヴァーサリー(生誕150周年)だった詩人のアーネスト・ダウスン、ここでも集中的に取り上げるつもりでしたが果たせず。一年遅れてのアップです。集中的にとは申しましても既にだいぶ取り上げましたのでもうそんなに数はないのですが。 中ではやはりディーリアスとの相性が抜群でしょう。ダウスンの代表作ともいえるこの失恋の激しい詩に曲…
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ホルスト 「荒涼たる真冬に」 詞:C.ロセッティ

この時期の讃美歌としてよく歌われる作品ですが、その常として作者のことはあまり意識されないことが多いかも。 詞がクリスティーナ・ロセッティ、曲がホルストと知ってちょっとした驚きでした。 In the bleak mid-winter 荒涼たる真冬に (1904) 詞:ロセッティ,クリスティーナ
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フィンジ 「教会墓地に育つものたちの声」~小道や柵の脇を Op.2より 詞:ハーディ

死んだ人たちのつぶやきがしみじみと語られますが、決して暗く悲しくはなく、どこかほんのりと温かい曲です。 ハーディの死生観がよく表されている詩のひとつで、フィンジもこんな感じの詩をよく取り上げて歌にしています。 Voices from things growing in a churchyard 教会墓地に育つものたちの声 …
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フィンジ 「牡牛たち」~小道や柵の脇を Op.2より 詞:ハーディ

イギリスからのクリスマスの歌はこちらを。まさにクリスマスイヴの真夜中のシーンです。ハーディの実に味わいのある詩に弦楽四重奏伴奏の繊細なメロディがついて、宗教的ではないのですがとても敬虔な気持ちにさせられる傑作です。 クリスマスイヴの真夜中とは言ってもサンタクロースではないですよ。 The Oxen 牡牛たち
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フィンジ 「小道や柵の脇を Op.2」より 詞:ハーディ

フィンジのハーディの詩につけた歌曲、第3曲にとても素敵なクリスマスにちなむ歌があることでもあり、引き続きOp.2を取り上げて参ります。まずはその1・2曲目を。 弦楽四重奏の伴奏によるとても美しい音楽です。 3曲目はクリスマス前後に取り上げます。 ■By Footpath and Stile 小道や柵の脇を Op.2 (1925…
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フィンジ 「大地と大気そして雨 Op.15」より4 詞:ハーディ

フィンジの歌曲集Op.15 最後の3曲を取り上げまして全訳完成です。結構骨の折れるハーディの詩なので思いのほか時間がかかりました。引き続き他のハーディ歌曲集も取り上げて行きたいと思いますがどれだけできることやら... ■Earth and Air and Rain 大地と大気そして雨 Op.15 (1935) 詞:ハーディ …
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フィンジ 「大地と大気そして雨 Op.15」より3 詞:ハーディ

だいぶ間が空きましたのでここで一気に第4~7曲目まで4曲対訳をアップします。 とても多彩なハーディ-フィンジの世界を私は堪能しています。ぜひ皆さまもどうぞ。 ■Earth and Air and Rain 大地と大気そして雨 Op.15 (1935) 詞:ハーディ 4 The phantom 亡霊 5 So I ha…
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フィンジ 「大地と大気そして雨 Op.15」より 詞:ハーディ

ハーディの詩はずっと取り上げたかったのですが今までハードルが高く手が出ませんでした。 ちょうどイギリスの作曲家フィンジが没後60年ということもあり、彼のハーディの詩による歌曲集からいくつかを取り上げてみたいと思います。まずはフィンジの代表作のひとつともいえるこの歌曲集をこれから少しずつご紹介致します。 ■Earth and Ai…
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ビショップ 「語れと命じてください」 詞:シェイクスピア

没後400年のシェイクスピア特集も再開します。ビショップといえばやはりシェイクスピアの戯曲から取った「聞け 聞けヒバリ」が有名ですが、他にもシェイクスピア作品がありました。物語詩「ヴィーナスとアドニス」から取った歌というのがかなり珍しいです。 Bid me discourse 語れと命じてください 詞:シェイクスピア
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ルイス・キャロルの詩につけた諸作品

意外とクラシック作曲家に取り上げられていないのがこのキャロルの詩、ナンセンスな中に深淵さを感じさせるあたりがなかなか手を出し難いというところもあるのでしょう。サイト移転前はひとつも取り上げておりませんでしたが、移転時にリゲティのナンセンス・マドリガルを取り上げようと思って色々調べてみる中で、イギリスの女性作曲家リザ・レーマンの力作を見つ…
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ハウスマン 「シュロップシャーの若者」よりの歌曲

移転作業に伴い追加した300曲あまりの曲についてはあまり皆さまの興味を惹くようなものもないですし、この更新情報自体あまりアクセスがありませんので手間をかけてのご紹介は失礼させて頂きます。 ただ、これからの新規アップと絡めて一緒にご紹介、ということはさせて頂きますので今回はその第一弾。 詩人別のページ作成の際に、これはもう少し充実…
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バターワース 「悲しみに私の心は打ちひしがれている」 詞:ハウスマン

ハウスマンの青春のほろ苦さを噛みしめるような詩5篇につけた歌曲集 その最終曲です。 意味深長な内容の歌詞ですが、音楽はストレートでなかなか美しいです。 悲しみに私の心は打ちひしがれている With rue my heart is laden 詩:ハウスマン
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バターワース 「おお とても美しい 空も野原も」 詞:ハウスマン

第一次大戦で若くして戦死したイギリスの作曲家ジョージ・バターワースも今年没後100年です。ということは第1次世界大戦からまだ100年ほどしか経っていないのですね。 彼のハウスマンの詩につけた歌曲がいくつかご紹介から漏れていましたので、このアニヴァーサリー年にご紹介いたしましょう。 おお とても美しい 空も野原も Oh fair …
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ブライアン 「つららが壁に垂れ下がり」 詞:シェイクスピア

喜劇「恋の骨折り損」 大詰めの合唱「春」と「冬」のうちこちらは「冬」の歌詞。 あまり独唱歌曲で有名なものはないですが、このブライアンのものは結構強烈で面白い曲でした。 つららが壁に垂れ下がり When icicles hang by the wall 詩:シェイクスピア(William Shakespeare)
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クィルター 「今日は聖ヴァレンタインデーよ」 詞:シェイクスピア

今年のヴァレンタインも私は何事もなく過ぎて行きましたが皆さまはいかがだったでしょうか。 イギリスの作曲家としては突出してシェイクスピアの劇中歌の歌曲化に精魂傾けたクィルターですから、ハムレットの中のこの詩にもつけた曲があります。 問題となる部分をばっさりとカットしていますので物足りないと思われる方もおられるかも知れませんが、この爽や…
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コルンゴルト 四つのシェイクスピアの歌 Op.31

先日第3曲だけ取り上げましたコルンゴルトによる英語の原詩につけたシェイクスピア歌曲集、残り3曲も取り上げます。いずれも雰囲気づくり、メロディの美しさともに素晴らしい曲です。1曲目だけ「オセロ」より、あとは「お気に召すまま」より詞は取られています。 ■四つのシェイクスピアの歌 Op.31 1 デズデーモナの歌 Desdemona'…
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コルンゴルト 「吹けよ 吹け 冬の風よ」 詞:シェイクスピア

まだコルンゴルトがヨーロッパにいた1937年の作ですが英語の原詩につけられています。 シニカルなユーモアの表情と哀感はこの曲が一番出せていて歌詞にピッタリなように私には感じられます。 歌曲集の第3曲です。 ■四つのシェイクスピアの歌 Op.31 3 吹けよ 吹け 冬の風よ Blow,blow thou wint…
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アーサー・ヤング 「吹けよ 吹け 冬の風よ」 詞:シェイクスピア

多分誰かやっているだろうと思ってはいましたが案の定ありました。 ビッグバンドでスゥイングするシェイクスピア。 1940年初めの味のある演奏が残されておりました。ヴォーカルもバックバンドもみな素敵です。 吹けよ 吹け 冬の風よ Blow,blow thou winter wind 詩:シェイクスピア(William Shakes…
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トマス・アーン 「吹けよ 吹け 冬の風よ」 詞:シェイクスピア

イギリスの愛国歌「ルール・ブリタニア」を作曲した、世代的にはシェイクスピアが没してほぼ100年後に生まれたこの人もけっこうな数のシェイクスピアの劇中歌にメロディをつけています。 ドラマティックな音楽が書かれる時代ではなかったですが、端正で美しいメロディは十分に魅力的。今でもよく取り上げられているようです。 吹けよ 吹け 冬の風よ…
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ジョン・ラター 「吹けよ 吹け 冬の風よ」 詞:シェイクスピア

現代イギリスの作曲家ラターの書いたこの曲(合唱曲)は暗い表情ですがあざといくらいに美しい音楽です。 その分この詩のユーモアは薄れてしまったかも。 吹けよ 吹け 冬の風よ Blow,blow thou winter wind 詩:シェイクスピア(William Shakespeare)
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ケテルビー 「吹けよ 吹け 冬の風よ」 詞:シェイクスピア

今の季節にぴったりのシェイクスピアのこの詩は喜劇「お気に召すまま」より。 いくつかの魅力的な作品を続けてご紹介しようと思います。 既にクィルターのものは取り上げておりますので、第1弾はこの人。「ペルシャの市場にて」で有名なこのライト・ミュージックの大御所にもこんな作品があったのですね。 吹けよ 吹け 冬の風よ Blow,blo…
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