テーマ:ドイツ歌曲

フンパーディンク 歌曲集 「聖夜の歌」

クリスマスの夜には、以前一部の曲を取り上げていたドイツの作曲家フンパーディンクの歌曲集「聖夜の歌」 今回全9曲の訳詞ができましたのでまとめてご紹介します。 多彩な詩人の多彩なスタイルでお祝いするのもなかなか素敵では。 どの曲も惚れ惚れするようなメロディの美しさにあふれています。 最近は録音も増えてきたようで、聴けるチャンスもそれ…
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モーツァルト 「彼に向けてください そのまなざしを」K.584 詞:ダ・ポンテ

モーツァルトは、そのリート作品については私も馴染み深いものが多かったので、ほぼすべての訳詞をここでもすでにアップし終えておりますが、オペラを除く他の声楽作品についてはあまり興味がなかったものでずっとスルーしておりました。Yahooなどの知恵袋では結構これら声楽作品の訳詞や解釈を求めるものが見かけられましたので、私の苦手なイタリア語の詩が…
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シューベルト 「結婚式の焼肉」 詞:ショーバー

こちらもコンサート絡みで訳したものです。 http://www.chamber-opera.jp/items/ 東京・渋谷の伝承ホールで、9人の歌手の方が一堂に会して、シューベルトの多彩な作品を山盛り聴かせて貰えるコンサート、その中の1曲がこれです。 これは生き生きとした訳があってこそ、日本人にも目一杯楽しめる作品だと思い…
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シュレーカー 歌曲3曲

実はこのサイト 8月で20周年を迎えたのですが、この8月無茶苦茶多忙であったのと、定期的に発症するもうやめてしまいたい病のピークもあって記念に何かしようという意欲が全くなくなったまま過ぎてしまいました。 実はこのサイトの創始者であられる甲斐さんより、20周年記念にご投稿を頂いていたのですが、そんな事情もありまして9月になってからのアッ…
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フランツ 歌曲集「東方より Op.42」から 詞:ボーデンシュテット

一応投稿サイトということで運営はしておるつもりなのですが、立ち上げ当初の頃はともかくここ10年程はほとんどどなたからもご投稿を頂くこともなく寂しく運営しておりました。今回、歌詞の翻訳としてはほぼ8年ぶりに結城康世さまよりご投稿を頂きました。2015年に生誕200周年ということで私も力を入れてご紹介していたドイツの作曲家ロベルト・フランツ…
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プフィッツナー 「五月の歌」 op.26-5 詞:ゲーテ

五月にちなんだ歌 続いてはゲーテの詩から。この詩につけた曲ではベートーヴェンの歌曲が有名ですが、すでに取り上げているので今回はプフィッツナーのものを。合わせてOp.26の5曲をすべて取り上げてみました。 プフィッツナーの歌曲も告知はしておりませんがだいぶ訳が貯まって参りました。いずれ作品番号付のものはすべて取り上げるのを目指してみたい…
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ファニー・メンデルスゾーン 「こよなく美しい五月に」 詞:ハイネ

5月になりましたのでそれにちなんだ曲をいくつか。このハイネの詩はシューマンが歌曲集「詩人の恋」の冒頭で取り上げている歌がたいへん良く知られておりますけれども、ファニーはこれをおそろしく快活な女声のデュエット曲にしており、聴き比べての印象が全然違います。これはこれでとても素敵な曲ではありますけれども。 このデュエット つい30年ほど…
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ウェーベルン 「3つのオーケストラ歌曲」 詞:作曲者&ゲオルゲ

作曲者の死後に発見されたため、あまり取り上げられることもない作品ですが、作曲者自身の詞による声楽作品(第1・3曲)という点で興味深いところです。春をテーマとしてはおりますが、無調時代のウェーベルンですので春の陶酔感はないかも。でも繊細で美しい音楽です。 ■ Drei Orchesterlieder 3つのオーケストラ歌曲 (191…
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コルネリウス 「花嫁の歌」 詞:作曲者

Naxosレーベルでこのドイツの作曲家の歌曲を網羅的に紹介しているCDがリリースされています。それらを聴いていると、これはぜひ日本語訳をつけてご紹介したいな、という素敵な歌がたくさんありましたので、昨年から少しずつではありますが訳詞を蓄積して参りました。 なかでもとりわけ面白かったのがこの歌曲集、シャミッソー&シューマンの「女の愛と生…
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ワーグナー 「コジマへの誕生祝い」(1868) 詞:作曲者自身

ワーグナー2番目の妻コジマの誕生祝いに捧げられた曲としては1870年の「ジークフリート牧歌」が有名ですが、その2年前にもこういう作品があったというのは驚きでした。作曲者自身の手になる歌詞もなかなかにお茶目な感じがします。 Geburtsangrüß an Cosima コジマへの誕生祝い (1868) 詞:ヴ…
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アイスラー 「イースターの日曜日」 詞:ブレヒト

1938年 第2次世界大戦勃発前の戦乱の予感を吐露する詩に、アイスラーは映画音楽のような不思議にもキッチュなメロディをつけました。そんな歴史ものの映画のシーンを見るような印象的な歌です。 Ostersonntag イースターの日曜日 (1942) 詞:ブレヒト
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ヴォルフ 「新しいアマディース」 ゲーテ歌曲集より

ヴォルフのゲーテ歌曲集 第23曲はゲーテとしてもかなり若い頃の作品 1774以前の作であることが分かっています。オタク少年の空想らしく変化に富んだ面白い曲ではあるのですが、この歌曲集のあまたある傑作群に比べると残念ながら少々影が薄いです。 Der neue Amadis 新しいアマディース
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ヴォルフ 「パーリアの感謝」 ゲーテ歌曲集より

ヴォルフのゲーテ歌曲集 ペルシャの酒盛りの話に続いてはちょっと曲順を戻して第30曲 インドの伝説に基づくブラフマー(梵天)讃歌です。ほんとはこの讃歌の前にくるお話が興味深いところなのですが、ちょっと長くて込み入っているので解説略です。レーヴェがこのお話でバラードを書いているので、いつになるか分かりませんがいつかは取り上げて訳して見たいと…
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ヴォルフ 「皆は 酔っぱらってるからと言って」 ゲーテ歌曲集より

西東詩集 酌童の巻からの曲 続いてはこちらです。給仕女と詩人の寵愛を奪い合う酌童の語りのすぐあとに置かれていて、そのまま語りが続いているようにも読めたので若者の語りっぽく訳してみました。 Sie haben wegen der Trunkenheit 皆は 酔っぱらってるからと言って
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フンパーディンク 「ベツレヘムの星」 詞:ヘドヴィッヒ・フンパーディンク

12月も半ばとなりましたので、今年も色々な国のクリスマスの歌を取り上げて行こうかと思います。 まずはドイツのフンパーディンクの歌曲集「Weihnachtslieder 聖夜の歌 (1898)」より第2曲 なかなかに素朴で美しい歌です。詞は作曲者の奥様。 Der Stern von Bethlehem ベツレヘムの星 詞:フン…
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ヴォルフ 「コーランは永遠のものなのか」 ゲーテ歌曲集より

少しずつご紹介しているヴォルフのゲーテ歌曲集 忘年会シーズンに入りましたこともあり、後半の「西東詩集」 酌童の巻から取り上げた酒にまつわる歌を今月は集中して取り上げようと思います。 まずはその最初の歌 コーランでは飲酒はご法度だったように思っておりましたが、中世のペルシャではそのあたり融通無碍だったのでしょうか。たいへん面白い詞と曲で…
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フォルトナー 「献呈」 詞:シェイクスピア

ドイツの現代作曲家フォルトナーがシェイクスピアのソネット4篇をピアノ伴奏の歌曲としたものです。 シェイクスピアのソネットを歌曲化したものは意外と多くないので結構貴重です。 すべて何らかの形で美少年愛ネタですが、その中でも第20番のソネットは強烈(フォルトナーの第1曲目)。私も訳していて思わず日本語に詰まってしまいました。 …
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ヴォルフ 「とりちがえられた処方箋の歌」 原詩:シェイクスピア

ヴォルフ晩年の作品 彼には珍しくシェイクスピアを題材にしています(ドイツ語訳はシュレーゲルによる) 真夏の夜の夢からというのも興味深いところです。ロバの頭になってしまった職人ボトムの歌う歌です。 Lied des transferierten Zettel とりちがえられた処方箋の歌
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レーヴェ 「デズデモーナの歌」 詞:不詳

以前ご紹介したシェイクスピアのハムレットより「墓掘り人夫の歌」にレーヴェが曲をつけたもののすぐ後、同じく「オセロ」からのこの歌が収録されておりました。侍女エミリーとの会話の部分は語りになっていたりと、これも「墓掘り」の歌同様に舞台でそのまま使える作りの曲になっております。実際に舞台で使われたかどうかは不明ですが。 Lied de…
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バイロン Sun of the sleepless 眠らぬ者の太陽 による歌曲

今年の十五夜が9月15日ということで、あまりお月見っぽくないですが月にちなんだ歌を取り上げます。 バイロンが歌の詞とすることを意図して書いた「ヘブライのメロディ」からの一篇。 もとの英語の詞に付けられた曲であまり歴史に残ったものはないのですが、レーヴェ、メンデルスゾーン、シューマン、ヴォルフとドイツ歌曲の錚々たる顔ぶれがドイツ語の歌…
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ヴォルフ 「肝に銘じること」 ゲーテ歌曲集より

本日より通常更新再開です。まだ詩人別の整理の作業が大量に残っておりますので新規アップはしばらく大幅ペースダウンですがご了承ください。 継続中のヴォルフ「ゲーテ歌曲集」 第18曲は地味ですがヴォルフらしい詩のセレクションでなかなか味のある曲となりました。Youtubeではなんと往年のイギリスのテナー、マコーマックが歌っているものが聴けま…
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8月末を目処に新サイトに移行します 今回が旧サイトの最終更新です

ご心配をおかけしました。いろいろと励ましやお力添えを頂きましたので、腹をくくって新サイトへの移行を決断いたしました。 単純なアドレス書き換えだけならそれほど手間もなく移行できるのですが、移行のためにサイトの中も大規模な整理をかけることにしました。特に詩人のところが間違いだらけでグチャグチャになっておりますのでまるまる3ヶ月くらい時間を…
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ブラームス 「真実の愛は長く続く」~「美しきマゲローネ」 詞:ティーク

ブラームスの連作歌曲集「美しきマゲローネ」もようやく完結です。 最終曲に加えて、その直前の2つの章で歌曲集では省略された詩も取り上げて訳してみました。 なぜブラームスが取り上げなかったかも分かるような気がしますので。 省略された2篇 何と甘美なことか 思いつつ進むことは Süß ist's,mit Ged…
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ブラームス 「何と幸せに爽やかにわが心は舞い上がるのか」~「美しきマゲローネ」 詞:ティーク

スルタンの王宮から小舟で逃げ出したペーターが広い海の上で歌う歌。 まだこれからもう一山も二山もあるのですが、まるですべて解決したかのような堂々たる貫録の美しい歌です。 何と幸せに爽やかにわが心は舞い上がるのか Wie froh und frisch mein Sinn sich hebt 詩:ルードヴィッヒ・ティーク
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ブラームス 「愛するお方 どこでぐずぐずしているの」~「美しきマゲローネ」 詞:ティーク

第13曲は異国の姫君に惚れられて駆け落ちを持ちかけられるペーター、この手のお話では王道のエピソードですが、この姫君スリマが駆け落ちの合図に歌う歌です。 トルコかアラブの歌なのですがあまりエキゾティックな感じはしません。軽やかに歌われるのがちょっと違和感アリかも。 愛するお方 どこでぐずぐずしているの Geliebter,wo…
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ツェルター&シューベルト 「ヨハンナ・ゼーブス」 詞:ゲーテ

東日本大震災から5年、洪水の中弱い人たちを助けようとして水に飲まれて死んだ少女を追悼したこの詩につけた曲はいつか取り上げたいと思っておりましたのでこれを機会にご紹介したいと思います。ゲーテはツェルターに曲を書いてもらうために作詞したようですが、のちにシューベルトも未完ですが作曲しています。 (他に今回は取り上げませんでしたがライヒャル…
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ブラームス 「別れが必要だというのか」~「美しきマゲローネ」 詞:ティーク

異教徒の船に拾われ、スルタンのもとへと連れて来られたペーターはその寵愛を受けてけっこう自由な暮らしを許されますが、別れたマゲローネのことを忘れることなどできません。ひとり夕暮れに庭園にいるときなど、こんな歌が思わず口をつくのでした。 別れが必要だというのか Muß es eine Trennung geben 詩:ルード…
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ヴォルフ 「あつかましく そして陽気にⅠ」 ゲーテ歌曲集より

ゲーテ歌曲集 この詩はもともとジングシュピール(歌物語)「ベラ荘のクラウディーネ Claudine von Villa Bella」の中の山賊どもの歌でした。なかなかユーモラスで楽しい歌です。 あつかましく そして陽気にⅠ Frech und froh I 詩:ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)
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