テーマ:東欧歌曲

バルトーク 「村の情景」 (1924) 詞:ラーニ 原詩:スロバキア民謡

東欧から引き続きこの作品を。同じような題材を取り上げながら、マルティヌーのものとはあまりに対照的な音楽が興味深いです。もともとの民謡からのスロバキア語詞と、そこから訳されたハンガリー語の詞の版とがあるようですが、ここではバルトークのオリジナルのハンガリー語の版の方を取り上げて訳しました。 不案内な言語なのでうまく訳せているかどうか分か…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

マルティヌー 「1ページの歌曲集」 詞:モラヴィア民謡(スシル編)

このサイトでクラシック音楽系では一番弱い東欧系の歌も少しずつですが充実させて行こうと思っております。 これはチェコの作曲家マルティヌーの作品。多作家だった彼は歌曲作品も結構な数を書いておりますが、その中でもこれは代表作のひとつではないかと思います。 ■ Pisničky na jednu stránku 1ペ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

シマノフスキ 「ハーフィズ愛の歌」 Op.26 詞:バロンチ

10年以上前にピアノ伴奏の姉妹曲集Op.24の「ハーフィズ愛の歌」を取り上げましたが、こちらは管弦楽伴奏です。 いずれもハンス・ベートゲがペルシャの詩人ハーフィズの詩をもとに書いたドイツ語詩が下敷ですが、こちらのOp.26はポーランド語の歌詞に付けられておりますのですべてポーランド語より訳しました。 詞もなかなかに艶めかしいですが、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ドヴォルザーク 4つの歌曲 Op.82

今年もゴールデンウィークには東京でラ・フォル・ジュルネ音楽祭が開かれますね。 2011年の回からご縁がある時には訳詞をプログラムでご提供することが何度かございましたが、今回はドヴォルザークのジプシーの歌Op.55から数曲をご提供させて頂くこととなりました。 訳詞の採用が決まってからここでお知らせしても、既にチケットは売り切れとい…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

リスト 「さらば」 S 299 詞:ホルヴァート

多彩な言語で歌曲を書いたリストですので、彼の故国ハンガリー語で書かれたものももちろんあります。 これはその中の1曲。ハンガリー語の原詩からの直接の訳を試みましたがうまく行きましたかどうか?   さらば S 299 Isten veled 詩:ラースロー・ホルヴァート
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ショパン 「墓場より歌える」 詞:ポール

ショパンの17のポーランドの歌の最終曲(作曲が最後と言う訳ではありませんが)は、大変壮大な、重たい歌です。 英訳でも邦訳でも、詩の最初の一行を取って「舞い落ちる木の葉」といったタイトルの方がポピュラーかもしれません。 1830年の11月革命で、無念にも死んでいった同胞への哀悼歌でしょう。感動的な歌です。   墓場より歌える &…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ショパン 「魔法」 詞:ヴィトヴィツキ

ショパンの歌曲の詞のご紹介もこれであと1曲となりました。 Googleの検索エンジンに嫌われていて上の方に載せて貰えていない関係で、ご覧頂く方は非常に少ないですが、それなりにお役には立っているものかと思います。 この曲は当初ショパンの作品と認められず、17の歌曲集に含まれなかったものですがのちにショパンの曲と認定されました(現在…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ショパン 「何もないのだ 私の求めるものが」 詞:ザレスキ

この曲は英語でも日本語でもタイトルに定訳がないようで、それこそ色々な題名がついていますが、ショパンの付けたタイトルは詩の第2節1行目の言葉ですので、私はそれをタイトルとしました。 しみじみとした情感は、恐らくショパンの心の叫びを忠実に表現しているのでしょう。彼の歌曲の中でも屈指の傑作というのもうなずけます。   何もないのだ 私…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

コダーイ 「孔雀は止まっている」 詞:アディ・エンドレ

合唱をされる人にとってはおなじみの曲でしょうか。邦題では「孔雀は飛んだ」となっていることが多いようですが、調べた限りでは「(枝に)止まっている」の方が正しそうなので私の訳ではそのようにしました。 もともとは民謡のメロディがあったようですが、ハンガリーのボードレールと呼ばれるアディの詩に結び付けたことも含めてコダーイ・ゾルターンのオリジ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

バルトーク 5つの歌曲作品16より 詞:アディ・エンドレ

まだこのサイトが開設間もない1999年に、ハンガリー語も知らずにアップしておりましたのがバルトークの「秋のエコー」、ずっと放置しておりましたらこのたびハンガリー在住の方より詩人のことや詩の内容につき、詳しくご教示下さるメールを頂戴致しました。そこで改めて歌詞を見直すとともに、頂いたメールの一部を転載させて頂きました。 以前、「ラ・パロ…
トラックバック:0
コメント:3

続きを読むread more

ショパン「メロディ」 詞:クラシンスキ

現在知られている中ではショパン最後の歌曲作品です。それまでのシンプルで分かりやすい歌曲作品に比べますと難解な雰囲気を持つ不思議な作品でした。    メロディー Melodia 詩:ジクムント・クラシンスキ
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ショパン 「消えうせてよ 私の視界から」 詞:ミツキィェーヴィチ

フラれた男の未練の歌ですが、シンプルな有節歌曲の多いショパンにしては異様に気合いの入った凝った作りの歌になっています。ちょっと未練がましい感じもする美しいメロディが後半出てくるのが聴きものかも。    消えうせてよ 私の視界から Precz z moich oczu                  詩:アダム・ミツキィェーヴィチ
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ショパン 「ふたつの死」 詞:ザレスキ

ショパン晩年(といっても30代なかばですが)の歌曲。大変内省的です。異郷で骨になるコサック兵は彼自身でしょうか。すると故郷で彼を思って死ぬ娘は誰でしょうか? おそらくポーランドの国そのもののように私には思えました。支配国ロシアに対する反乱を打ちのめされた...   ふたつの死 Dwojaki koniec 詩:ボダン・ザレスキ
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ショパン 「つわもの」 詞:ヴィトヴィツキ

角笛を思わせる前奏&間奏が印象的な勇ましい歌曲ですが、1830-31年のロシア支配に対するポーランドの蜂起にゆかりの曲でした。    つわもの Wojak 詩:ステファン・ヴィトヴィツキ ここでご紹介している様々な歌曲を、独奏楽器とピアノ伴奏に編曲して聴かせて下さっている「あそびの音楽館」で、一連のショパンの歌曲をあらた…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

ショパン 「ステキな男の子」 詞:ザレスキ

今年生誕200年を迎えたショパンの歌曲、ようやく半分を越えてのご紹介となります。 1曲これは絶対に晩秋に取り上げなければいけないものがあります関係上一年掛かりとはなりますが、全曲の訳詞をここでご紹介する予定としております。 今回ご紹介の曲は目の覚めるような明朗なマズルカ。ちょっと訳は踏み外し気味のところもありますが、この雰囲気の訳詞…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ショパン 「指輪」 

この曲はショパンの歌曲の中では明るくユーモラスな部類の曲です。ですがこの苦い後味は何なのでしょう。ショパンの音楽も一抹の寂しさを漂わせて一筋縄ではいきません。 しかしこんなこと、婚礼の席で歌ってはだめですよ。キモいと言われても仕方がない。    指輪 Pierścień 詩:ステファン・ヴィトヴィツキ
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ショパン 「リトアニアの歌」 詞:オシンスキ

詞はオシンスキとありますが、もともとはポーランドの隣国リトアニアの民謡からポーランド語に訳されたもの。 素朴な母と娘の会話です。なんだかフィンランドの詩人、ルネべルイの書いた詩に同じようなものがありそうなのが興味深いところ。ヨーロッパの文化の繋がり具合はもう少し掘り起こしてみたいですね。    リトアニアの歌 Piosenka …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ショパン「大スキなコト」詞:ヴィトヴィツキ

春の歌にしては暗く寂しいものが続きましたので、いくつかショパンの作品の中でもさわやかで明るいものもご紹介しましょう。 ショパン19歳の時の作品ですが、なかなかに凝った造りで面白い歌です。春の歌というわけではありませんが、雰囲気は春を連想させてくれます。   大スキなコト Gdzie lubi 詩:ステファン・ヴィトヴィツキ
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ショパン 「悲しみの川」 詞:ヴィトヴィツキ

ショパンの春にちなむ歌第2弾。こちらも悲しい歌です。スラブの民謡の浸りこむような寂しさが、ロシア民謡がお好きな方にはぴたりとはまるのではないでしょうか。    悲しみの川 Smutna rzeka 詩:ステファン・ヴィトヴィツキ
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

ショパン 「春」 詞:ヴィトヴィツキ

春の歌ですが、ひとり孤独をかみしめる寂しさに満ちた歌です。共感できる方も多いのではないでしょうか。 ショパンの歌曲は、春にしっくりとくるものと、秋にぴったりのもの、両方に魅力的な作品があるかと思います。 今年は記念イヤー(生誕200年)でもありますので、これから折に触れて取り上げたいのですが、不勉強のポーランド語の歌詞ゆえに大変…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ドヴォルザーク「民謡の調べで」 作品73

ドヴォルザークの傑作歌曲集をもうひとつだけ取り上げて置きたいと思います。 個人的にはこれがドヴォルザークの歌曲の中では民族色の現れ方とメロディの美しさのバランスが絶妙で一番好きなものですから。 4曲中3曲がスロヴァキア語の民謡詞ということで、訳詞はたいへんにお粗末ではございますがご覧いただければ幸いです。   ■民謡の調べで …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ドヴォルザーク 「主に向かいて新しき歌を歌え」~聖書の歌より第10曲

こちらも全曲の詞のご紹介が終わりました。ドヴォルザーク円熟期の大傑作、多くの方にもっと聴いて頂きたいものです。   主に向かいて新しき歌を歌え Zpívejte Hospodinu píseň novou              詩:旧約聖書・詩篇
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ドヴォルザーク「ジプシーの歌」より3曲 詞:ヘイドゥク

残り3曲をアップ致します。チェコ語の原詩と歌詞の間にはそれほどの差異はないようですが、ドイツ語詞との差異はなかなかに興味深いところ。 ■ジプシーのメロディー Op.55詩:アドルフ・ヘイドゥク    5 弦の調子を合わせ Reingestimmt die Saiten     6 幅広の、ゆったりした、軽やかな麻の服を着て…
トラックバック:0
コメント:5

続きを読むread more

ドヴォルザーク「ジプシーの歌」より

まだ「聖書の歌」の方が終わっておりませんが、こちらも仕上げておきたいと思います。 けっこう詞の出自が複雑ですが、大元の詩集にあるもの、メロディーがつけられたドイツ語詞、そして歌われるチェコ語詞の3つを取り上げてみることにしました。また第1曲目ではフランツ・ペーターさんにご協力を頂きました。ありがとうございます。今回は前半4曲を。 …
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

ドヴォルザーク「聞き給え、主よ、我が叫びを」聖書の歌より第6曲

第6曲は第3曲とそっくりなタイトルですね。    聞き給え、主よ、我が叫びを Slyš,o Bože,volání mé 詩:旧約聖書・詩篇 なお、あわせてお粗末な訳(ちょうど10年前)だった第7曲の訳詞も改訂いたしました。    バビロンの川のほとりに Př…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more